この夏、北海道で豪華クルーズ列車が運行!

国内屈指の人気を誇る旅の目的地、北海道を3泊4日で周遊するラグジュアリーな列車旅の詳細が発表されました。 伊豆急行(※東急グループ)の車両と東急の商品企画・販売・車内サービスを北海道まで運び、地元の方々の協力のもと、北の大地の魅力を存分に堪能可能な旅を演出する――。 JR北海道、東急、JR東日本、JR貨物の4社連携で進められてきたプロジェクトが、いよいよ申込み期間を迎えます。 1/14に行われた乗車発表会の模様をお伝えするとともに、北の鉄旅のちょっとしたポイントもご紹介!
クルーズトレインのザロイヤルエクスプレス北海道
列車デザインのイメージイラスト。専用色の機関車が橙、電源車が白で、ブルーの客車とのコントラストが美しい。©ドーンデザイン研究所
  • 北海道クルーズトレインの車両 THE ROYAL EXPRESSの上質なおもてなしを担うクルー。
  • ザロイヤルエクスブレスの展望車 窓が大きく開放的な1号車。キッズスペースも備える。
  • THE ROYAL EXPRERSSのライブラリー席 8号車のライブラリー席はシックな色合いで大人の雰囲気。
今年の8月と9月に計5回、北海道を3泊4日で周遊する豪華クルーズ列車「THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~」の乗車発表会に参加してきました。

客車として使われるのは、現在、伊豆急行で活躍中の観光列車「ザ ロイヤル エクスプレス」8両のうちの5両。これに電源車1両(JR東日本より東急電鉄へ譲渡)を挟んで、JR北海道のディーゼル機関車が重連で牽引します。電源車と機関車の配色はTHE ROYAL EXPRESSを手がけたデザイナー、水戸岡鋭治さんによるもの。北海道の大自然に美しく映えそうですね。

3泊4日、ロイヤルエクスプレス北海道の行程
3泊4日の走行ルート。昼食はすべて列車内で、沿線各地の人気店が担当する。
上の図がツアーの周遊ルートです。鉄路はもちろんですが、専用バスの利用により、知床や富良野、美瑛の青い池などにも足を運べます。初めての北海道がこのツアーだったらなぁ…とため息が出る名所づくし。充実したプランなので、エクラ世代の方なら結婚周年記念など特別な機会に利用されるのもよろしいかと。定員は各回30名。十勝川温泉、知床、富良野での3泊にはラグジュアリーな宿が選ばれています。旅行代金は2名1室利用の基本料金で、おひとり68万円(税込)。

ザロイヤルエクスプレス北海道の料理は道産食材が豊富

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ワインパーティーで盛り上がる池田駅

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乗車発表会で提供された試食メニュー。料理を手がけたのは、4日目の昼食を担当する『Valore』(美瑛町)の才田誠さん。美瑛産のインカのめざめと江丹別産のブルーチーズを合わせたディップでいただく新鮮な野菜、エゾ鹿のパテやスモーク、ごぼうのポタージュなど、地産の美味が並ぶ。ワインは池田町・池田ワイン城の「山幸」「清見」。厚真町・山口農園のハスカップのスムージーに、北見産の白花豆を使った『ふじや菓子舗』の「白花かすてら」も。
池田駅ホームで行われる、「池田ステーションワインパーティー」の駅装飾イメージ。歓待してくれる地元の方々との交流も、クルーズ列車の旅の楽しみのひとつ。独自品種を使った個性的な味のワインを心ゆくまで堪能したい。©ドーンデザイン研究所
JR北海道と東急がタッグを組んだこのクルーズ列車運行は、北海道の観光振興と地域活性化を目的としています。乗車発表会での試食メニューにも、道産食材がふんだんに使われていました。

一昨年の北海道胆振東部地震で被害を受けた厚真町(あつまちょう)はハスカップの栽培面積日本最大を誇る地域。手摘みされた実をふんだんに使ったスムージーは濃厚でいて、後味スッキリ。十勝ワインの産地・池田町では、駅ホームでワインパーティーを開催。試飲させていただいた「山幸」は、エゾ鹿のパテ&スモークとも相性のいい、野趣あふれる味わいでした。初日には鮨職人も乗り込むなど、北海道の旬の味をスペシャルなかたちで満喫できます。

昼食はすべて列車内、夕食と宿泊は3日とも名宿でゆったりとくつろいで、というスタイル。また、3回の朝食のうちの2回には素敵なオプションも用意されています。十勝の畑と知床のウトロで、"とれたての味"に舌鼓を打てるそう。

この夏、北海道で豪華クルーズ列車が運行!_1_5-1

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バイオリンを奏でる大迫淳栄さんは九州を走る「ななつ星 in 九州」、伊豆急行「THE ROYAL EXPRESS」の音楽演出もプロデュースする、“音旅演出家”。テーマ曲があると、列車旅はいっそう思い出深いものに。
1枚目の写真で大迫さんが立つ位置から見た6号車。奥の座席で食事と北海道の車窓を楽しみつつ、生演奏が聴けるなんて最高の贅沢! 木をふんだんに使ったインテリアも美しく、さながら動くコンサートホール。
さらに、この列車旅には"音旅演出家"の大迫淳栄さんも同行。オリジナルのテーマ曲を含め、プロの生演奏を列車内で楽しめるとあっては、いやが上にもラグジュアリーな気分が高まりますね。

なお、今のところ座席の扱いは未定とのこと。

列車イメージから判断しますに、窓の広い1号車が最後尾の展望席となるのが基本編成のようです。1日目は石勝線「トマム」~「新得」間の雄大な狩勝越えのΩカーブ、2日目は釧網本線の釧路湿原(主に左車窓)と斜里岳(「緑」を越えたあたりから右車窓)、3日目のオホーツク海沿い(右車窓)などが、車窓風景のハイライトになってくるはず。

周遊ルートのマップでは3日目の「北見」~「遠軽(えんがる)」がバスのみの表記になっていますが、列車に残ることも可能です。石北本線は「西留辺蘂(にしるべしべ)」の先から山に入っていき、常紋峠を越えた先の「遠軽」でスイッチバック。ここで列車の進行方向が変わります。「機回し」と聞いてピンとくる方は、列車居残りを選択するのもアリでしょう。

運が良ければ釧網本線や石北本線では鹿やキツネの姿を見られるかもしれませんし、このクルーズに参加すれば、皆さん漏れなく「日本の在来線駅間距離」第1位から第3位までを制覇できてしまうわけで、それも北海道らしいといえば北海道らしいこと。


さて、気になるツアーの申込期間は、2/17~3/10(※THE ROYAL EXPRESSリピーターの方は2/10~2/16の先行申込が可能)。日程等の詳細は下のオフィシャルホームページをご覧ください。

この特別運行のために、JR貨物が車両送り込み&返却の超長距離回送するところがまた泣かせます。

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