<大人の韓国ミュージカル通座談会①>“美しさ”を支えるのどと体幹の強さに痺れる!【アラフィーがほれる美しくて熱い男とは】

美しくて熱い男たちの宝庫「韓国ミュージカル」にハマった3人の座談会。推しの俳優や鑑賞ポイントなど、その魅力を語りつくします!
私たちが語りつくします!

化粧品会社PR J子

昔からミュージカルファン。K-POPを経由して韓ミューに目覚めてソウル通いを始め、推しには韓国語でファンレターを書くことも。

広告代理店勤務 S子

日本のミュージカルや宝塚、韓ドラなどエンタメ全般が好き。韓ミューにハマってからは渡韓を優先しスケジュールを立てる日々。

ライター O田

韓流誌を中心に取材&執筆。韓ミュー関連取材も精力的に行う。特に小劇場作品が好きでプライベートでの渡韓はほぼ舞台鑑賞が目的。

“美しさ”を支える、のどと体幹の強さ

O田 ドラマ、K-POPに続いて今、韓国ミュージカルの人気も大人の女性の間で高まっていますね。

J子 私は『マタ・ハリ』の初演を見て、すっかりキム・ジュンヒョンさんのファンになって本格的に目覚めたんです。そこからソウル通いを始めて、いろんな舞台を見ています。昔から東宝ミュージカルや劇団四季などを見てきたせいか、正統派の発声が大好きなんです。その点、ジュンヒョンさんはいつも期待を裏切りません。

S子 私は’14年に『ノートルダム・ド・パリ』を見て本格的にハマったんです。ホン・グァンホの歌のすごさに圧倒されました。沼化したのは『ジキル&ハイド』に出ていたチョ・ガンヒョン(現チョ・ソンユン)さんがきっかけです。その後は、3週間に1回くらいの割合で渡韓していた時期も(笑)。

O田 すごいですね! 韓国のミュージカル俳優って、声帯の質が違うという話を聞いたことがあるんですが、体幹とかのどが強いんだなって感じます。

J子 体格からしてまず違うのかな。男女ともに俳優はみんな背が高くて体が大きいというイメージがありますよね。あとは、エンタメにかける国の気概というか、勢いがすごいのかなと。

S子 みんなレベルが高いと思います。K-POPスターもアイドルの域を超えて実力があって。軍隊ミュージカルでEXOのD.O.(ド・ギョンス)を見ましたが、彼もうまいですね。軍服も似合っていてかっこよかったです。

O田 最初は、軍隊とミュージカルという組み合わせにちょっと驚いたんですが、韓国ならではって感じですよね。実際、創作ミュージカルでは朝鮮戦争を題材にした作品がけっこうあるし。私はライセンス作品より創作ミュージカルが好きでよく見にいっています。目当てはソン・ドゥソプ。声が好きで(笑)。

S子 彼は『風月主(プンウォルジュ)』とか『バンジージャンプする』とか、いい作品が多いですよね。大学路(テハンノ)の小劇場は特に俳優との距離が近いのが魅力です。私は今年、チョン・イルの演劇の舞台を見たんですが、ドラマに出ている人が普通に目の前にいて演技をしているという…。

J子 チ・チャンウクやチュウォン、カン・ハヌルのようにミュージカルでデビューした人も多いですよね。ミュージカル学科を出ている人もけっこういますし。ほかに、ドラマでも有名というと、ドラマ『賢い医師生活』のユ・ヨンソクも歌えることに驚きました。オム・ギジュンは演技のうまさに脱帽。

O田 『賢い〜』はチョ・ジョンソクはじめミュージカル俳優総出演ですね。

『キンキー・ブーツ』(’20)のパク・ウンテ
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『キンキー・ブーツ』(’20)のパク・ウンテ。「振り切った演技が最高」とJ子。日本版では三浦春馬が演じたローラ役。
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ⒸEMK Musical Company
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『ウェルテル』(’20)のユ・ヨンソク
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『エリザベート』(’18)のパク・ヒョンシク
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大人の韓国ミュージカル通座談会② へ続く

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