麗しのヒーラー降臨!チ・チャンウクさんインタビュー〈後編〉

万能俳優、アジアの貴公子、ヒット王子、と呼ばれ世界中で愛される韓国の人気俳優チ・チャンウクさん。せつなく甘いラブコメからハードなアクションまでオールラウンダーとして、見るものを虜(とりこ)にしてきた。デビューから14年、今年35歳になる彼にエクラが独占取材、飾ることなく穏やかな現在地を語るインタビュー後編。

幸せは自分の感じ方しだい。瞬間瞬間の幸せに満足したい

麗しのヒーラー降臨!チ・チャンウクインタビュー〈後編〉チ・チャンウクさんの上半身写真
「僕には何か特別なことを成し遂げなくては、という思いはあまりなくて。今は人生の平穏期ですね」と今年35歳を迎える心境を語る彼だが、昨年はコロナ禍での撮影が続き、自らの力ではどうにもならないことがあると痛感したそう。
「今年の願いは、現在撮影中の、ホスピスが舞台の『あなたの願いを言えば(原題)』をなにより健やかに事故なく無事に撮了すること。最近、世の中は大変なことも多いですが、心をやわらげてくれる作品だと思うので期待してほしい」と目を輝かせる。そして役者としての思いを「僕の作品を通じて、情緒的に満たされ、豊かさを感じてもらえたらいいなと思っています。後輩たちから見て、ちょっとかっこいいな、と思える人になりたいですね」という。

コロナ禍で先の見えない揺らぎの日日が続くが、壁にぶつかっても友だちに相談するのではなく、解決策は自ら見つけていくほうだ。
「幸せは、自分がどう感じるかしだい。幸せを特別なものとして考えはじめると自分がとてもつらくなりますよね。そもそも、僕たちが生きていく中で、幸せな瞬間よりそうでない瞬間のほうが多かったりするじゃないですか。だから、幸せだけを追いながら生きるのはむしろ不幸なような気がして……。仕事を終えて、家で温かいお風呂に入って、布団にもぐる、そんな些細な日常が幸せかもしれないのに。瞬間瞬間に幸せを感じて満足するほうが自分を楽にするのでは」
チ・チャンウクさんの上半身写真
“アジアの貴公子”と呼ばれることをどう思うか問えば、「え、そうなんですか、初めて知りました(笑)。本当に初耳です。うれしいですね、もっともっとそう呼んでください!」と屈託なく笑う。そんな頓着しないところがまたチャーミングだ。

彼が、音楽から編集、演出すべてに愛着があるというドラマ『都会の男女の恋愛法』のパク・シヌ監督も、スターなのに気取らず、見ているだけで気分がよくなると手放しで彼を絶賛したというが、取材を進めるうちに激しく共感してしまった。彼にはまわりの人々を癒す作用がある。合理的かつサービス精神旺盛で真摯、慎重でしっかりと地に足がついている。ほれるしかない真のエンターテイナーは、これからも、ただ乗っていて気持ちよく、情緒的に好きだというバイクで、風を感じ自由に走るように、自然体で進化していく。

幸せを追いながら生きるのは、むしろ不幸のような気がして……。仕事を終えて、家で温かいお風呂に入って、布団にもぐる、そんな日常が幸せかもしれないのに

「今は人生の平穏期かな」チ・チャンウク
チ・チャンウク

チ・チャンウク

’87年生まれ。韓国俳優。’10年、最高視聴率51.4%を記録した『笑ってトンヘ』でブレイク。『奇皇后-ふたつの愛 涙の誓い-』『ヒーラー-最高の恋人-』『あやしいパートナー』などのヒット作で知られる。Netflix『アンナラスマナラ-魔法の旋律-』が配信予定。チ・チャンウク日本公式サイト https://jichangwook.jp/
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