【大人のソウル旅】韓国の伝統的家屋をリノベーションした新スタイルホテル『ノスタルジア ソウル』

今、韓国に行くならチェックしたいホテルはここ! ソウル中心部で韓国の伝統的な家屋である韓屋をモダンにリノベーションして誕生した『ノスタルジア ソウル』。最新ホテルの魅力を深掘り!

伝統的韓屋が残る北村八景の入口に新スタイルのホテルが誕生。

心癒される洗練&贅沢な韓屋ステイ

NOSTALGIA SEOUL(ノスタルジア ソウル)

北村韓屋村(プッチョンハノクマウルエリア)に、韓国の伝統的な家屋である韓屋を保存する目的も兼ね、モダンにリノベーションして誕生した最新ホテル。3棟からなり、写真はいずれもそのうちの1棟「ヒロ齋(ジェ)」の室内。歴史保存地区のため商業施設をつくるのに制限があったが昨年規制が緩和。昔ながらの街並みが残る北村の8つの景観ポイント“北村八景” に最も近いホテルに。

NOSTALGIA SEOUL
NOSTALGIA SEOUL

“保存のためのリノベ”でさらに進化中。

大人のためのホスピタリティを追求し、今年中に新たに2棟がオープン予定

ソウル中心部に位置し、朝鮮時代の両班(ヤンバン ・特権階級)の居住地だった鍾路(チョンノ)区嘉会洞(カフェドン)一帯に広がる北村韓屋村(プッチョンハノクマウル)。韓国の伝統的な住宅の形である“韓屋(ハノク)”が立ち並び、観光客でにぎわうこのエリアに昨年11月にオープンしたホテルが『NOSTALGIA SEOUL』だ。

現存する韓屋の柱や天井などの趣(おもむき)はそのままに、リノベーションしてスタイリッシュに変貌を遂げた建物は「ブルー齋(ジェ)」「ヒロ齋」「ヒドゥン齋」の3棟。一棟貸しスタイルで、今年中にさらに2棟、来年1棟がオープン予定だ。

代表のパク・ヒョングさんは「外国人の友人から“ソウルには伝統的な空間を感じながら快適に泊まれる場所がない”といわれたのがきっかけでした。都会のど真ん中で、韓屋の美しさを五感で味わってほしい」という。

重厚な扉を開ければ、中庭がすがすがしく、贅沢なプライベート感に気分も高揚! 室内はリビング、ダイニングキッチン、寝室2部屋で構成され、生活用品はいずれも韓国の現代クラフト作家のものというこだわり。木材の補修に合わせて少しずつインテリアも更新するそうだ。アクティブに行動するソウル旅はつい宿が二の次になりがち。今度のソウルは喧騒を忘れ、極上の癒し空間に身をゆだねてみては。

3棟の中で最も広い334平米の「ブルー齋」

3棟の中で最も広い334平米の「ブルー齋」。韓屋の街並みを見下ろす景色も贅沢な寝室。この部屋とは別にクイーンサイズベッド2台を配置した寝室も

築100年の家屋を改装。

築100年の家屋を改装。大統領府のために焼かれた瓦と同じ瓦を使った唯一の韓屋で外観の美しさも目をひく。中庭からはソウルのビル群も望める

飾り天井や、柱などはそのまま。季節ごとに手入れ も欠かさない

飾り天井や、柱などはそのまま。季節ごとに手入れも欠かさない

高床式で縁側がある韓屋は歴史的にも貴重

高床式で縁側がある韓屋は歴史的にも貴重

広々としたダイニングキ ッチン

広々としたダイニングキッチン。大きな冷蔵庫やオーブンレンジ、調理器具やワイングラスなどの食器類も完備

"隠れた部屋" という意味をもつ「ヒドゥ ン齋」(185平米)。その名のとおり、北村 韓屋村の路地裏に位置し、伝統家屋が連な る小道を歩いていく過程も楽しい。3棟の 中で一番アットホームな雰囲気

“隠れた部屋”という意味をもつ「ヒドゥン齋」(185平米)。その名のとおり、北村韓屋村の路地裏に位置し、伝統家屋が連なる小道を歩いていく過程も楽しい。3棟の中で一番アットホームな雰囲気。ほかの棟と同じくキッチンには調理器具や食器も

防空壕だった空間を瞑想ルームに。スピ ーカーもあり音楽や読書を楽しむことも

防空壕だった空間を瞑想ルームに。スピーカーもあり音楽や読書を楽しむことも

建物の中心にダイニングルームが。寝室 は2部屋

建物の中心にダイニングルームが。寝室は2部屋

中庭に面した露天風呂

中庭に面した露天風呂。アメニティは韓国のスキンケアブランド“COVERSEOUL”とのオリジナルコラボ商品

朝食
朝食
朝食はホテル運営のカフェ「ONE」で。

朝食はホテル運営のカフェ「ONE」で。きゅうり唐辛子やシラヤマギク、ナツメなどの厳選した韓国食材にこだわったホームメイドグラノーラやサンドウィッチがいただける。1人W16,000(宿泊客の場合)。11~18時は宿泊客でなくても利用可 

ウェルカムセンター。

ウェルカムセンター。ここでチェックインすると点在する各棟へ案内してくれる。各棟へは徒歩5分程度。荷物は専用車で運んでくれる

DATA

ソウル特別市鍾路区北村路8ギル1

서울특별시 종로구 북촌로8길 1

☎︎02・3673・3666

ヒロ(Hillo)齋W660,000 ~(4名基準、最大6名まで)、ブルー(Blue)齋 W1,320,000 ~(6名基準、最大8名まで。12歳以下の子供は宿泊不可)、ヒドゥン(Hidden)齋W550,000 ~(4名基準、最大5名まで)。すべて1泊1棟の料金。基準人員以上の場合は1名1泊につき追加料金W60,000。
IN15:00 OUT11:00(ウェルカムセンターの営業時間は9:00 ~ 18:00。時間外に到着の場合は宿のキーボックスの位置を案内)

予約はHPから可能。https://nostalgiaseoul.com/home

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