【川上ミホさんの絶品鍋】さわやかな香りであっさり味わう「鶏団子とライムのハーブ鍋」

いつもの鍋料理にひと工夫加えるだけで、ワインに合う味に。フードディレクターでソムリエの川上ミホさんが、定番の鶏団子と長ねぎの組み合わせをハーブに変えた「鶏団子とライムのハーブ鍋」をご紹介。さわやかな鍋には、ソーヴィニヨン・ブランがおすすめ。
Profile
川上ミホさん

川上ミホさん

フードディレクター、ソムリエ。東京と軽井沢で2拠点生活を送る。軽井沢の庭先にフィンランドのバレルサウナを設置し、家族3人で楽しんでいる。「サめし」は麻婆豆腐か参鶏湯。
「ワインに合わせる鍋は基本的におつまみになる食材、うま味のある肉や魚介をメインにして、ワインの中にある要素と鍋の中の要素を合わせるとうまくいきます。例えばスパイシーで濃厚な赤ワインにはスパイスが効いた食べ応えのある鍋、ハーブや柑橘系の香りの白ワインにはさわやかなハーブ鍋というふうに。鶏肉には白、豚肉にはロゼ、鴨肉やラム肉には赤など定番の合わせ方もベースにして、和風鍋の野菜をハーブに変えたり、スパイスなどで洋風やエスニック風にアレンジしてもいいですね」

さわやかな香りに満ちた軽い味わい 鶏団子とライムのハーブ鍋

定番だと鶏団子に長ねぎの組み合わせを、ハーブに変えてワインに合う味に。あっさりしたスープごと味わいたい。

鶏団子とライムの ハーブ鍋

材料(4人分)
鶏ももひき肉…500g
玉ねぎ…1個

A
片栗粉…大さじ1
しょうが(すりおろし)…1片分
塩…小さじ1/2

水…600㎖
塩…少々
ライム…1個
ディル…2束
イタリアンパセリ…1束

作り方
❶玉ねぎはみじん切りにし、鶏ひき肉、Aと合わせてよく練り混ぜ、ひと口大に丸める。

❷鍋に分量の水を入れて沸かし、①の鶏団子を加える。蓋をして弱火で5分ほど煮る。

❸②の鶏団子に火が通ったら塩で調味し、8等分のくし形に切ったライム、ザク切りにしたイタリアンパセリとディルを加える。スープごと取り分け、ライムを絞っていただく。

\合わせたのは/

すっきりとした【ソーヴィニヨン・ブラン】

ソーヴィニヨン・ブラン

「ライムやハーブの香りがさわやかな鍋には、ハーブやミネラルのニュアンスがあるきりっとしたソーヴィニヨン・ブランがおすすめ!」

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