大人女性にちょうどよくて心地よい。ワインバー「HIBANA Roppongi」がオープン

経験値が上書きされる大人のためのワインバー

カジュアルからとびきりのラグジュアリーまで、ワインを楽しむ場の形は今や百花繚乱。では、大人の女性にとって”ちょうどよく“心地よいのはどんな店？ 考えたとき頭に浮かぶのがこちらだ。主はワイン好きに愛された表参道のリストランテ『フェリチタ』（現在閉店）で長年総支配人を務め、四谷荒木町で紹介制のワインバーを営んでいた永島農さんだ。新たな店は一杯から立ち寄れる気軽さだが、スタイルは変わらず。バローロの伝統派のような王道から、マニアックな造り手までをそろえ、飲み手の嗜好や経験、好奇心に寄り添う一杯を、ストーリーとともに提供してくれる。産地はイタリアのみならず各国へと広げ、ソムリエ目線で仕込んだフードも用意。ワインの味と世界を深めてくれる。知らなければ通り過ぎてしまう雑居ビルの中だが、新たなワイン体験を求め、訪れる価値がある。

コの字形のカウンターのみ、12席

ワインだけでなく、スピリッツや日本酒もそろう。シチリア産の上質なレモネード原液を使い、岐阜県「辰巳蒸留所」のオレンジキュラソーをアクセントに加えたオリジナルのレモンサワーなど、ひねりの効いたカクテルにもファンが多い。￥1,100

焼きナスのマリネ￥880。ビネガーの酸味とピンクペッパーを効かせて

ペンネ（80g）￥1,980。ソースは時季替わり。写真はトマトソース

バローロの正統派、ジュゼッペ・リナルディのワイン（右はドルチェット）をはじめ、仏・サヴォワ地方のナチュラルワインや、チェコ、スロべニアなど、知られていない産地のワインまで幅広い。グラスワインは￥1,540～

世界的に人気のアルザスワイン、新進の造り手のリースリングは特級畑の一本を

東京都港区六本木6の1の7 大沢ビル6F

☎050・1808・7540

18：30～22：00LO、金・土曜～翌0：30LO

㊡日・月曜

テーブルチャージ￥550

（23：00以降￥1,100）