進化中の「歴史エンタメ」。老後、街づくり、文明の対立……現代に通ずるテーマで魅了!

新たな気づきを得られる没入感間違いなしの「歴史エンタメ」をエクラ編集部がセレクト!今回は現代にも通じる、老後、街づくり、文明の対立をテーマにした作品に注目。

幼友だちと老後に同居!⁉

幼友だちと老後に同居!

『姥玉みっつ』

西條奈加

ひとりで静かに暮らすお麓の長屋に、能天気なお菅と派手好きなお修が転がり込む。さらに身元不明の少女も引き取ることになり……。江戸を舞台に老後の心得と人間模様を描く、後味さわやかな小説。潮出版社 ¥1,760

大都市の知られざる歴史

大都市の知られざる歴史

『札幌誕生』

門井慶喜

幕末から明治にかけて近代都市・札幌の建設に着手した島義勇。アイヌ民族の娘で札幌へ移住後、同胞への思いを歌集にしたバチラー八重子など、5人の目を通して開拓の歴史をつづった感動作。河出書房新社 ¥2,475

英国人女性作家と通訳の旅

英国人女性作家と通訳の旅

『イザベラ・バードと侍ボーイ』

植松三十里

開国直後、下級武士の息子・鶴吉は通訳としてイザベラと旅へ。貧しい日本を恥じる鶴吉と現実を伝えたいイザベラは衝突するが……。異文化の理解について考えさせられる、史実をもとにした小説。集英社文庫 ¥858

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