ものの持ち方、考え方、仕事のやり方…大人が「身軽になるための心得」をエキスパートが伝授!
人生を重ねてきたぶん、気づけばいろいろなものを抱えてしまっていませんか? ものの持ち方、考え方、仕事のやり方、生活習慣、人間関係……。Jマダムの皆さんのすっきりエピソードを読むと、きっと「私も」という気持ちになるはず。思いたったが吉日、どんどん身軽になっていきましょう。
Jマダム®に聞きました
Q これから上手に手放したいもの、身軽にしていきたいことは何ですか?
(複数回答可)
お買い物大好きなJマダム、どうしても服やバッグが増えてしまうという声が多数。
ほかにも
「無理をして合わせないといけない相手との関係は手放したいのですが…」(miyaさん)
「仕事で、50代は責任ある内容をこなさないと、という空気が負担に」(久美子さん)
「子供、親に対して先回りして心配してしまいます」(hidemiさん)など
そのほかにもコメントが続々
「なるべく収納に合った量を意識して定期的に処分していますが、最近「あれどこだっけ?」と収納した場所を忘れてしまうことがあります。また、引っ越しが多いのでわりと思いっきりよく処分できる性格ですが、それでも気づくと余分なものが増えているのが不思議でモヤモヤします。」(トモミさん)
「着ていない服が多いので手放したいと思っているのですが、また着るかも、とズルズル持ってしまっています。」(フォンテーヌさん)
「ものがあふれているわが家。一番の原因は私の捨てられない性格。
処分しようと思っても、保育園の思い出がつまったものや学生服など、子供のものが捨てられず、先送りばかり。家中が片づかないので、家族も困っています。」(そよ風さん)
\これですっきりしました/
エクラ読者の手放してよかったもの、やめてよかったこと
Jマダムの皆さんが、試行錯誤しながら決心して手放したもの、やめたこと。そのすっきりエピソードを読むと、きっと「私も」という気持ちになるはず。思いたったが吉日、どんどん身軽になっていきましょう。
キッチンまわりやリビングの不要なものを手放したら、家事がスムーズに。(Makikoさん)
履き心地に違和感のある靴を全部処分しました。
靴箱はスッキリ、歩くことにストレスを感じないのがいいです。全体のコーデもグレードアップされたように感じます。(hidemiさん)
家の掃除は週に一回、ハウスクリーニングの専門のかたにお願いするようにしました。
日々のストレスがかなりが減って、自分の時間に余裕ができました。(AkeMiさん)
他人の人生に深く踏み込んでしまうこと。
人から相談をされることがよくあり、自分なりの考えを伝えるようにしていましたが、それが原因で相手との関係を複雑にしてしまった経験が。それ以降は、話は聞きますが、過度に意見をいわないように心がけています。今は、人とのいい距離感がとれているなと思います。(takakoさん)
ママ友をつくることをやめました。
学校関係の行事も、TPOをはずさない範囲で好きなものを着て参加するように。その結果、逆に興味をもってもらえるのか、「お話ししてみたい」と声をかけられることが多くなり、不思議な気持ちです。(優美さん)
昨年、年賀状じまいをしました。
秋の終わりになると、いつも頭の片隅にあった「年賀状を用意しないと!」というプレッシャーから解放され、本当に快適です。(トモコさん)
“いい嫁”という固定観念。
結婚前から、私の仕事について義父の言動で気になっているところがありました。「女なんて簡単な仕事しかしていない」というような発言が多く、仕事中に食事会やホテルの予約をとるように私に電話をかけてくることもしばしば。ずっと我慢していたのですが、夫と話し合い、私は義実家には行かない、ということを決めました。とても気が楽になりました。(meecoさん)
他人と自分を比べることをやめました。
過去の自分も現在の自分も否定することなく生きていこうと思っています。(t.Shocoさん)
朝はしっかり食べないと、という考え方。
コロナ禍でリモートワークになって以降も以前と同じように食べていたのですが、体が重くて。今はヨーグルトをかけたフルーツ、納豆、甘酒にサジージュースを入れたものに落ち着きました。
(YOKOさん)
毎日、家族のために料理をすること。
わが家は食べるものや時間帯が微妙に違うので、手間でした。今は最低限の準備だけはして、あとはそれぞれが自由に作ったり買ってきたりしています。(ぶんかさん)
モノの手放し方、仕事のやり方Q&A
ついついため込んでしまうモノ、仕事で習慣化していることも、まだまだスリム化できる!Jマダムが日々感じているさまざまな「重さ」や「負担」を、平野ノラさんと越川慎司さんが解決。
【モノの手放し方】
お笑いタレント 平野ノラさん
ひらの のら●’78年、東京生まれ。’11年にデビュー。日々の片づけの様子は、ESSE onlineの「元汚部屋! 平野ノラの引き算やっぴーライフ術」で連載。また、’25年10月に発売したファッションブランド「HeRIN.CYE」とのコラボアイテムが好評発売中。
Q.夫と私の手放したいモノが違う
子供たちが独立したので、子供部屋のモノなどを処分したいのですが、
夫と私の手放したいモノが違っていて、なかなか前に進みません。
ストレスなくうまくいく方法はありますか?(akikさん)
A.
夫がいるかぎりなくならないストレスですよね(笑)。まず、子供のモノは期限をきって子供自身に処分させて。夫のもの(うちの場合は本です)は、とりあえず全部床に出して「これ、今必要かな?」と声かけしつつ、急かさず見守ります。新しいモノを迎えるスペースを作ろう、と誘うのもいいですね。まずは今のモノの量を把握してもらうことから。
Q.「質のいいものを長く大切に使う」「流行りのものをどんどん入れ替えて楽しむ」。 両者をいいバランスで取り入れるのがむずかしい
「質のいいものを長く大切に使う」
「流行(はや)りのものをどんどん入れ替えて楽しむ」。
両者をいいバランスで取り入れるのが理想だと思っているのですが、なかなかむずかしいのが現実です。(kiyokoさん)
A.
まず、こうした考え方ができているだけで、あなたはレベルが高いです! 長く着られそうなものはちょっと奮発して良質な品を選ぶ。流行りものはファストファッションで1シーズン着て処分、ということを、私もよくやっています。服は永遠には着られないもの。そう心得て、いい循環をつくっていきましょう。
Q.親のモノを、親を傷つけずに減らしていくコツ
親と同居するにあたって、
親のモノを、親を傷つけずに減らしていくコツを教えてください。
親にも人生があり、けれど子世代としては終活と思って減らしてほしい……なかなかむずかしくてついケンカになってしまいます。(あみ子さん)
A.
うちも何回ももめました! でも、たまに来る娘に「片づけろ」っていわれるの、親もいやなんですよね。今は家に招いて、片づいた空間の心地よさを感じてもらうようにしています。そして、親世代はものをゴミにしたがらないもの。「犬猫のボランティアで古タオルが必要な人がいるみたいなんだけど」と声をかけてみたら、案外喜んでたくさん持ってきました(笑)。人のためになることを提案してみては。
Q.資格関連の本、資料、ノートなどを捨てたい
資格関連の本、資料、ノートなどを捨てたいのですが……。
サンクコストという言葉がありますが、資格取得にかけた時間やお金を考えるとなかなか手放せません。(キャリゆかさん)
A.
がんばった自分の勲章を捨てたくない気持ちはよくわかりますが、それらはもう役目を終えたもの。処分すれば、また学びたい何かが見つかりますよ。もし、資格がとれていなかったら、残念ですが勉強代と割り切って。苦い思い出でも、大丈夫。人間、手放せば、たいていのことは忘れられます!
【仕事のやり方】
作家・会社経営者 越川慎司さん
こしかわ しんじ●’71年生まれ。大手通信会社、日米でのマイクロソフト社勤務などを経て、’17年に株式会社クロスリバーを設立。45歳で作家デビューし『世界の一流は「休日」に何をしているのか』(クロスメディア・パブリッシング)ほかベストセラー多数。
Q.ミスをすると落ち込みますし、次に取り組むのも怖くなります
仕事にミスはつきものとわかっては
いるのですが、ミスをすると落ち込みますし、
次に取り組むのも怖くなります。
精神的な負担を軽くする方法が知りたいです。(トモコさん)
A.
自己否定は生産性を落としてしまいます。まずは、ミスゼロを目ざさないこと。そのうえで、第三者の目やチェックするITツールを入れるなど策を講じるのはありです。そして、ミスよりも何もしないことのほうがリスクだと、僕は思います。何かをやるときには「実験」だと思ってみてください。そうすれば、失敗もひとつの成果として受け入れられます。エジソンだって、99回の失敗を楽しんでいたと思いますよ。
Q.確認はどこで止めればよいでしょうか
確認グセがあり、疲れます。
確認はどこで止めればよいでしょうか。(そよ風さん)
A.
「自分の安心のため」のチェックになっているのが問題かもしれません。いつか起こるかもしれ
ないことを心配しすぎていると、いつまでたっても仕事は終わらないので、やはりここでも重要「そうな」を手放すことが大事。上司、評価者の視点に立って、評価者にとって重要な部分だけの確認にとどめましょう。
Q.頼まれ事で自分の仕事が進まない
誰かが困っていると、自分の仕事以外のことも手伝ってしまいます。それで
頼まれ事が多くなり、自分の仕事が進まないことも。
割り切り方を教えていただきたいです。(さっちゃんさん)
A.
頼まれるのは仕事ができる証拠。そして、仕事ができる人は「断り上手」でもあります。「いいですか?」と声をかけられたら、まず「もちろんです」とYESの返事を。その後「急ぎの件があるので2時間後に」「来週でもいい?」など理由を添えて代替案を提示します。理由をきちんと伝えれば、相手は「自分だから断られたんだ」と感じず、その間に、自分でも考えはじめるはず。
Q.白黒ハッキリつけたい部下のためのためのムダな時間
私は、仕事にはグレーな領域があってもいいという考えです。
しかし、白黒ハッキリつけたい考えの部下が、
あいまいにしている部分を共有してくださいと問い詰めてきて困っています。
その部下の業務分担としては必要ではない部分であり、その他のメンバーに公開してもあまり意味がないため、共有するための文章・資料作成の時間がムダに思います。(AI-girlさん)
A.
人間が不安になるのは暗闇にいるとき。たぶん相手は、先が見えず心配なのでしょう。こんなときは、まず目ざす山の頂上を見せてあげること。そして、やはり感情共有ができていることが大事です。日ごろからコーヒーを飲んで雑談する間柄であれば、相手はグレーな部分も受け入れやすく感じるようになるはず。阿吽の呼吸で仕事できる関係を目ざしましょう。
高尾美穂先生インタビュー! 大人が身軽になる心得、教えてください
がんばって迎えたアラフィーの今、なぜか身も心も重い……。この重さ、いったいどこからくるの? そして、いつかは自由になれる? 多くの女性たちの心身を見守ってきた高尾美穂先生が答えます。
“いい○○”は、もういらない。もう一度、自分を主役に
重さは、不満と不自由さ、変われない自分への焦りから
「身軽じゃない、と感じてしまうのは、まず、自分につながる人の数が多いと感じるからなんでしょうね。そして、そこからくる不自由さも」
エクラ世代が感じる「重さ」の原因をピタリといい当てた高尾美穂先生。産婦人科医、スポーツドクターなどとして多くの女性たちの心身を見つめてきた洞察力に驚かされる。
「家族がいるかたなら、性別や育ってきた環境の異なるパートナーとの数十年の結婚生活、そして、育ててきた子供たちとの関係がある。その人に長年感じてきた距離感や、してあげたことへの感謝のなさなどの不満が、重さの原因になっているのかもしれません。まったくの他人や仕事上の付き合いなら、思いきって縁を終わらせることもできますが、それができないくらいの関係が、一番重いし面倒くさい。でも、いなくなったらいなくなったで寂しいし……というわがままな感情も捨てられないのが、私たちなんです」
それには社会における女性の立場の変化も大きく影響していると、高尾先生はいう。働いて経済力をもった女性、シングルで自活する女性も増え、SNSからは他者の生活の充実ぶりがいやおうなしに流れてくる現在。「それに比べて自分は……」と考えると、重圧はつのりがちだ。
「『自分も変われるかも?』という可能性が見えてきて、身軽になりたい人はとっくにそうなっている。そんな中で変われないことに焦ったり、自分を卑下したりするのも、重さの理由のひとつかもしれません。
でも、私たちは選ばなかったほうの人生を経験することはできない。結局、隣の芝生なんです。だから、これまで過ごしてきた時間が納得のいくものではなかったとしても、その時間もこれからの自分に生かすんだととらえれば、前向きになれる。50代はいろんな意味でいいタイミング。したいこと、なりたい状態が見えているなら、踏み出すチャンスです」
また、不自由だと感じるのは、多くの場合「自分で自分の体に鎖を巻いているから」だと、高尾先生。まずは“いい◯◯”をやめてみることから始めるべきだという。
「いい妻、いい母、立派な社会人……理想に近づこうとがんばるほど、自由な時間がなくなっていきます。不自由さは、時間の使い方に満足してない証拠。もうそろそろ、自分を主役にしていいんじゃないですか?
例えば、家族に食べることくらいは自分でやってもらって、2泊3日で旅行に行く。なんでもかんでもポイポイ手放さなきゃ身軽になれないわけじゃなく、重たい関係をもちながらでも、身軽でいることはできるはずです。そうして自分の時間への納得感が得られれば、人生の満足や自信にもつながる。ただでさえ、美しさや若さなど、女性としての自信が、カンナで削るように失われていく年代ですから。『自分にもできるじゃん!』という経験で自信をもつことは、すごく大事です」
「これが自分の人生」。そう思えば、責任だって負う覚悟ができるはず
手放したら取り戻せない、本当に大事なものは何?
家事、子育て、キャリア。50代まで過ごしてきた女性の日々は「まるでジャグリングのような状態だったはず」と高尾先生。これまでの自分を認めつつ、肩の荷を下ろして生きるときに大事なことがあるという。
「たくさん回しているボールの中で、『どれがガラスのボールか?』ということ。ゴムのボールなら、たとえ落としても取り戻せるけど、ガラスのそれはもとに戻せない。その違いを、見極めているかどうか」
先生いわく、優先すべきは自分の心と体。そして、人との信頼関係。
「50代ならば、自分の時間自体は確保しやすくなっているでしょう。ダラダラ動画を見たりするのではなく、運動すること、睡眠時間をしっかりとることを、健康界隈にいる者としては、やはりすすめたいですね。そして、これまで一緒に過ごしてきた人との関係も……。例えば、夫や子供と20年、30年一緒にいられたことだって、思えば奇跡のようなもの。もう一度、その価値を見直してみてもいいと思います」
満足できる今日、明日が軽やかな人生をつくっていく
なにより、自分の人生は自分のもの――改めてそう思うことが、軽やかに生きることへの第一歩だと、高尾先生はいう。
「誰かのせいで自分がこうなってしまった!と後悔しても、命が終わるときにその人が近くにいなければ、結局は自分の責任になってしまう。でも、これが自分の人生だと自覚していれば、その責任も負おうって思うじゃない?
そうすれば何を手放すか、残すかを含めて、行動は変わってくる。これが大事、あれも大事とタンスの中にとっておいても、結局は全部、この世に置いていくもの。今日はいい日だった、明日もいい日になるという積み重ねで、いい人生になっていくんだと思います」
なにしろ、今は人生100年時代。ようやく折り返しを迎えた今なら、まだまだ時間はあるはずだ。
「今は過ごし方しだいで90歳くらいまで元気にいられますから、これからの10年、20年、誰かに頼って適当に暮らすか、自分の人生だと思って主体的に生きるかで、ずいぶん差がつきます。
もっとも、50代近くまで積み重ねてきたことは、すっかりくせになっているから、今から変えるのは相当に大変。身軽になりたい、なんてほんわかいっているうちは、絶対に変えられません(笑)。ひとつでもふたつでも具体的なアクションを探して、今から動きましょう!」
\運動と睡眠はくれぐれも大事にね!/
Jマダムから高尾美穂先生に質問
Q1. 先の不安にがんじがらめになって、行動できない性格です。克服の仕方を教えていただきたいです。(Akikoさん)
A.「自分はこう」と規定せず、手放せる不安は手放して
まず、「こういう性格です」と思うことから離れませんか? 青が好きだったとしても、たまには赤を選んでみたら新しい発見があるかもしれません。そして、不安だと思っていたことの中にも、今ならもう手放せるものもきっとあるはず。整理整頓をしてみましょう。
Q2. 悩みや問題に真正面から向き合いすぎて、自分が擦り減ったり、その問題にのみ込まれたりしてしまいます。(トモコさん)
A. 限りある自分の時間を悩みや他人に費やさない
まじめで、人のことを親身に考えるかたなんですね。でも、悩みすぎるのは、その問題や他人に自分のエネルギーを奪われているのと同じ。限りある人生、もったいないと思いませんか? しんどいときは無理をせず「申しわけないけど今度にしてくれる?」と伝えてみて。
高尾先生の「身軽に生きる心得」
☑ 「人生の主人公は自分」と、再認識する
☑ 優先すべきは「心と体の健康」「大事な人との関係」
☑ 思っているだけでなく、ひとつでも具体的なアクションを!
高尾美穂
たかお みほ●医学博士、産婦人科専門医。婦人科スポーツドクター、産業医、ヨガ指導者としても活動。女性のための総合ヘルスクリニック「イーク表参道」副院長。『こうしたらきっとうまくいく 心がフワッと軽くなる82のヒント』(扶桑社)ほか、著書多数。
お笑いタレント・平野ノラさんインタビュー
「片づけは、心の棚卸し。自分を知るためのレッスンです」。いわゆる“汚部屋”の住人だった、お笑いタレント・平野ノラさんに、モノを手放し、人生を輝かせ続ける秘訣を伺いました。
まずは「手放す」と決めること。そこから、すべてが変わります
「汚部屋」は、モノへの依存の表れだった
「よく『どうしたらモノを手放せますか?』と質問をいただくんですが、その答えは『捨てたら、できた』。つまり、自分で手放すと決めること。なぜ捨てたいかを自分に問い、その答えを出し続けるんです」
平野ノラさんは迷いなく、そういった。’10年代、ワンレングスのソバージュヘア、肩パッドの入ったボディコンのスーツで大きな携帯電話を手に「しもしも〜?」というバブリーキャラ芸で人気を博した人が、ナチュラルメイクに着心地のよさそうな装いで、ゆったりとくつろいでいる。近年は、お笑いタレントとしての活動に加えて、自身が人生をかけて取り組んできた「片づけ」についての発信でも注目を集めた。
このままじゃいけない――平野さんが最初に片づけに取り組んだのは、20代後半。会社勤めをやめ、恋にも破れて引きこもっていた彼女は、いわゆる“汚部屋”の住人だった。
「どう生きるか、20代はずっと悩んでいました。自分が何をすべきか模索している中で、悩みに付随して、資格の教材や本、服など、モノがどんどんたまっていったんです。当時はわかっていませんでしたが、モノを買うことでモノに依存し、心のすき間を埋めていたんだと思います」
30代を前に、風水研究家カレン・キングストンの本『ガラクタ捨てれば自分が見える』(新版・小学館文庫)に出会い、片づけを決意。実現したい夢など、自分の心と徹底的に向き合う「自分会議」を行い、大量のモノを処分した結果、部屋は片づき、芸人デビューの夢も果たした。
その後も、バブリーキャラでのブレイク時など、人生の節目節目に片づけを断行。その格闘ぶりは
’22年に出版した著書『部屋を片づけたら人生のミラーボールが輝きだした』(KADOKAWA)に詳しいが、大量の服や本、雑貨だけでなく、出演作のDVDなど思い出の品までも処分しきった潔さには、脱帽する。
「見返さないままたまっていくDVDの山を見て、なぜなのかと考えたとき、『この番組には二度と出られないかもしれない』『これを最高の思い出にしよう』という恐怖や執着のせいなのかなと思って。でも、私はこれからも活躍をしていきたいし、だったら過去なんてとっておくことないんじゃない?と。捨てて、ここからもっといい作品を生み出せばいいと、未来の自分にフォーカスすると決めたんです」
\大丈夫、あなたも絶対身軽になれます!/
なりたい人になるために「手放して、引き寄せる」
不思議なことに、モノを手放した途端、欲しかったモノ、望んでいたものが次々と舞い込んだ。芸人としてのさらなる活躍。新しいジャンルの仕事。人との出会い。結婚、出産という人生の節目すらも、平野さんには「手放して、引き寄せた」という実感と確信があるという。
「例えば、どういうクロゼットにしたいか。どんな家に暮らしたいか。それを思い描くと、目の前にあるモノの中で、いらないモノ、自分にはふさわしくないモノが見えてきます。
高かったから、元をとれていないからと残していた服を捨て、これを着て活躍したいと思える服に替えると、活動的になるし、仕事もがんばれる。必要なときに必要なモノを得られる人に自分は必ずなれるんだ、という自信もつきました。
片づけは心の棚卸しであり、モノを通して自分を知るためのレッスンなんです」
絶えずものを循環させ、心にも余白を
’22年の著書出版時は「第3次」だった片づけ期は、最近、第7次(!)を終えたばかり。仕事と、’21年に生まれた長女の子育てに奔走する日々の中でも、ブラッシュアップしていくことを欠かさない。
「子供が生まれて4年。小学校入学も見据えて、引っ越ししたいと思って部屋を探していたんですが、なかなか見つからない。モヤモヤするなぁ、と思っていたとき、『そうだ、片づけなきゃ、ふさわしいところに行けないんだ!』と。場所をとる赤ちゃん用品やいらなくなったおもちゃ、私の服やアクセサリーなど300点以上を処分しました。そうしたら、理想的な部屋が見つかったんです」
手放し方も、いわく「嫁ぎ先」=循環させていくことを身につけ、ますますスムーズになったという。
「子供のモノは、娘より小さな子がいる友だちの家に。洋服はリサイクルのお店に、きれいなモノは寄付したり、食べきれないいただきもののお菓子などは、夫の会社のかたにさしあげたりと、ため込まず回していきます。ゴミにするのは気がひけるけど、誰かがもらってくれるなら手放せる。今は『今日は捨てる日』と特別な時間を確保することもなく、紙袋に検討するモノを入れて、捨てる、捨てないの判断を生活の中に落とし込みました。片づけは、やればやるほど上手になりますよ」
片づいた環境に暮らす中で、心も穏やかになっていったと、平野さん。最近、ある言葉が胸にしみた。
「仕事が忙しくて、子供の用事であることを忘れてワーッ!となったときに、娘が『ま、いっか』といったんです。空間に余白が必要なように、そうか、心にも余裕という余白が必要なんだなと……。だから、物事をむずかしく考えず『大丈夫、なんとかなる』というマインドでいきたいと思うようになっています。
これからもモノは買うでしょうし、好きなモノも変わっていく。でも、人生のいつの瞬間も、自分が好きなモノに囲まれていたいから、今の自分は何が好きで、何を心地いいと感じるか……それを考えつつ、毎日、自分をいたわりながら、ご機嫌に暮らしていきたいと思います」
\片づいた部屋と心で自分をもてなし、楽しもう!/
今日からすぐ実践できる「捨てられないあれこれの手放し方」
着ていないけど思い入れのある服
もう思い入れはないのでは?
着ていない時点で、実は思い入れはなくなっているのでは? その服を見るから思い出すだけで、なければ思い出すことはないはず。そして、服を適当に扱うとクロゼット全体が適当になり、結局は自分を適当に扱うことにもなるんです。そういうものは手放して、今の自分に心地いい、テンションを上げてくれる服をお迎えし、元をとるまで着ましょう!
使いみちのないいただきもの
気持ちだけ、ありがたく
「せっかくいただいたから……」という罪悪感からですよね。でも、いただきものは、いただいたときが感謝のピーク。ありがとうございました、と受け取って、そこでいったん終わりにして古くならないうちに、使ってくれる誰かにお譲りしましょう。モノはモノ。その人の思いは、モノには残りません。むしろ家で死蔵してガラクタにするほうが失礼です。
増える一方の推し活グッズ
お譲り、リメイクも一案
推しのグッズにホコリをかぶらせるなんて、逆に推しに申しわけなくないですか? それなら、欲しい人にフリマアプリで譲りましょう。私はマイケル・ジャクソンのTシャツを集めていましたが、今やTシャツが似合わない年代。だから、プリント部分を切り取って無地のトートバッグにはりつけたりして、世界にひとつの推しグッズにリメイクしています。
子供が作った作品・しまいっぱなしの思い出の品
飾って、遊んで愛の証しに
悩みますよねぇ。私も写真に撮って残そうとしましたが、写真って案外、見返さない。だから、処分する前に目につくところにディスプレイして、納得するまで愛めでたうえでお別れします。そうすれば、子供も「自分は愛されてたんだ」って納得できるはず。あと、うちでは思い出の写真やイラストを使って「かるた」を作り、思い出を有効活用しています。
お笑いタレント 平野ノラさん
ひらの のら●’78年、東京生まれ。’11年にデビュー。日々の片づけの様子は、ESSE onlineの「元汚部屋! 平野ノラの引き算やっぴーライフ術」で連載。また、’25年10月に発売したファッションブランド「HeRIN.CYE」とのコラボアイテムが好評発売中。
作家・会社経営者 越川慎司さんインタビュー
「週休3日」の働き方を実現!がんばり方を変え、仕事も人生も50代からの進化を楽しもう
50代になると、立場的に仕事の負担も増える一方……。でも、考え方、向き合い方ひとつで、日常はもっと軽くなる。エキスパートたちの発想の転換術とは? 作家として、経営者として縦横無尽に活躍する越川慎司さんに、そのコツを教えてもらいました。
仕事の成果は「会社軸」。ムダなアクセルは踏まない
マイクロソフト勤務時はビジネスソフトの定番である「Excel」「PowerPoint」の事業責任者を
歴任。その後、企業を設立し、数百社の働き方改革を支援。さらに生き方、働き方についてつづった書籍を8年間で30冊以上出版するなど、縦横無尽に活躍する越川慎司さん。いったいいつ休んでいるのか?と心配になるが、自身も社員も「週休3日」を実践する、効率の人である。
「僕も読者の皆さんと同じく50代。いわゆる就職氷河期に社会に出た同世代は実直で、サボるどころかがんばりすぎている人が多い印象です。だからもう、これ以上がんばる必要はない。公私ともに忙しい50代の今の戦略は『がんばり方を変える』が正しいんじゃないかと思っています」
提案する方針は明確で、「成果につながらない努力はやめる」。日々の仕事における労力削減について聞くと、たちどころに具体案が(記事下部のコラム参照)。さらに越川さんは、日々の仕事時間を引き延ばす最も厄介なものとして「さし戻しの修正作業」を指摘した。
「さまざまな企業の50代の残業実績をわが社で調査したところ、時間外労働の原因のうち32%が上司からの“ダメ出し”の修正作業だったんです。ところが、社内で業績を上げているトップ5%の社員の仕事を調査してみたところ、例えば資料作りなら、彼・彼女らはだいたい20%くらい作ったところで上司に見せて、『この方向で合ってますか?』と確認をとっていました」
これなら、たとえ気が変わったとしても、上司は無下にやり直しをさせられない。効率よく働くには、この「巻き込み力」が必須だという。
「50代のかたでも、経営者でなければやはり上司という評価者がいる。よく『成果を出さねば』と考えるとき、つい成果を自分軸で測ってしまいますが、会社の仕事は会社軸。上司という第三者が判断するものなんです。
ですから、『他人による成果の定義』をしっかりと見極め、求められる成果を出して評価してもらう、そのことが日々の負担軽減にもつながる。50代ともなると、アクセルをベタ踏みすることはないんです。アクセルとブレーキの適切な踏み分けをする、そんな働き方を目ざしていくといいと思います」
会議よりも会話。部下と感情共有できる上司に
また、上司の立場にいる人にとっても、やはり巻き込み力は必須。現場に労働時間規制がかかる昨今、管理職の労働時間は逆に増加傾向にあり、疲弊して精神疾患を抱えてしまうケースも少なくない。そんな今、職場で求められているリーダー像は「ライオン型ではなく、カンガルー型」だと、越川さんは続ける。
「ガオーッ!とほえてみんなを従えるリーダーは、時代に合っていない。なぜなら、AIの登場など経験したことのないことが次々に起こっている世の中ですから、リーダー自身にも的確な解決策がないんです。今の時代の正解を知っているのは、現場のメンバー。だから、動物にたとえるなら、哺乳類の中でコミュニケーション力が非常に高いといわれ、フットワークも軽いカンガルー型のリーダーが求められています」
上司が指示しなくても、部下が率先して考え、課題解決をやり、上司はその支援役に回る。究極は「自走する組織」だと、越川さん。
「そのためには、リーダーは全部自分が抱えるのではなく、手放さなきゃいけない。性善説で部下を信じ、フラットな組織の中で問題の解決策を一緒になって見出し、つくっていく、『共感協創』を目ざすべきだと思っています。
だから、必要なのは会議じゃなくて会話と感情の共有。成果を出すトップ5%の上司は、そうでない上司より部下との会話時間が25%も多いという調査結果があります。日ごろから、コーヒーを飲みながらカジュアルな会話ができる関係をつくっておくといいでしょう」
50代の強みは「経験」。成長余白はまだまだある
会社員人生を考えると、そろそろゴールも見えてくるのが50代。しかし、今は人生100年時代である。
「幸か不幸か、60歳でリタイアして残り20年は悠々自適の年金生活という時代じゃなくなっている。そう考えると、70代くらいまではなにかしら社会に貢献して報酬をもらうかたちでないと、おそらく100歳まで続かないと思うんです。でも、僕は長生きをリスクとはとらえていないし、50代からでも成長余白は十分あると」
進化するAIを使いこなせるだろうか?など先々を考えると不安もわいてくるが、越川さんは今こそ積んできた「経験」が強みになるという。「20代、30代、そして精度8割程度といわれるAIが知らない正解や挫折や逆境の乗り越え方を、アナログ情報としてもっているのが50代。経験とテクノロジーを組み合わせた価値創造や問題解決ができる世代の市場価値は、実は高いんですよ」
そして、仕事を通して世の中とかかわり続けていくのなら、忘れてはならないのが「なんのために働くか」。
「身軽になって削った時間は、好きなことに再配置すればいい。教養の時間にする、趣味に費やす、それぞれですが、そうした楽しみをもつ人は、自分の幸せの軸がわかっている。たくさん遊んだあとは、仕事をしたくなるもの。好きなことに時間を費やすために仕事をがんばる、ワーク・ライフ・バランスの上をいくワーク・ライフ・ハーモニー、それが理想的な循環だと思います」
今日からすぐ使える「身軽に仕事をしていくテクニック」
ほとんど読まれていない7色使いの分厚い資料はもう作らない
上司やお客さまが読むんだから気合を入れて……と、ついがんばってしまう会議などの資料作り。多色使いでカラフル、枚数も多くなりがちだが、越川さんの社の分析によると「作りました、という自己満足にも浸れる“忖度資料”ですが、その8割程度がめくられてすらいないことがわかっています。ポイントを押さえたもので十分です」。
メールより確実に読まれるチャットを活用
同じく、調査によると「働く時間の12%くらいが、メールの送受信との結果が出ているんです」。読まれているかどうか、その確認をまたメールで……というムダも発生しがち。「可能ならTeams、Slackなどビジネスチャットに切り替えましょう。オンラインかオフラインかが一目瞭然で、90秒以内に75%から返答を得られます」
メールには「PRD」を必ず入れると、返信率が劇的にアップ!
また、メールを使う場合も、負担減・効率アップのコツが。「送った際に返答が早いメールを2万通分析したところ、要点(Point)・理由(Reason)・期限(Deadline)の“PRD”の3要素が冒頭に入っているものでした。意義、目的、いつまでにを明確に提示することで、相手の理解が納得につながり、次のアクションが早まります」。
重要な資料だけ残して重要「そうな」資料は処分してOK!
プロジェクトが終わるたびにたまる資料も悩みの種。「企業の引っ越しを調べたところ、重要資料と分類されたものの98%はその後の2年間に使われましたが、重要“そうな”資料の使用率はわずか4%でした」。ほかの誰かが持っているなど再現性のあるものは処分か画像のみ保存。自分で決められない場合は、上長など責任者の判断にゆだねて。
作家・会社経営者 越川慎司さん
こしかわ しんじ●’71年生まれ。大手通信会社、日米でのマイクロソフト社勤務などを経て、’17年に株式会社クロスリバーを設立。45歳で作家デビューし『世界の一流は「休日」に何をしているのか』(クロスメディア・パブリッシング)ほかベストセラー多数。
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【越川慎司さんがお答え】頼まれ事が多くて、自分の仕事が進まない!“身軽になれる”仕事のやり方Q&A
仕事で習慣化しているその“負担”、まだまだスリム化できるかも! Jマダムが日々感じているさまざまな仕事のお悩みを、会社経営者であり、作家として活躍する越川慎司さんが解決。
50代のお悩み
2025年12月25日
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【平野ノラさんがお答え】親を傷つけずにモノを減らしていくコツは? “身軽になれる”モノの手放し方Q&A
ついついため込んでしまうモノ、まだまだスリム化できる! Jマダムが日々感じているさまざまな“重さ”や“負担”、「こんなケース、どうすればいいですか?」に、お笑いタレント・平野ノラさんが答えてくれました。
50代のお悩み
2025年12月24日
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【作家・会社経営者 越川慎司さんインタビュー】「週休3日」の働き方を実現!がんばり方を変え、仕事も人生も50代からの進化を楽しもう
50代になると、立場的に仕事の負担も増える一方……。でも、考え方、向き合い方ひとつで、日常はもっと軽くなる。エキスパートたちの発想の転換術とは? 作家として、経営者として縦横無尽に活躍する越川慎司さんに、そのコツを教えてもらいました。
50代のお悩み
2025年12月23日
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【お笑いタレント・平野ノラさんインタビュー】いらないモノを手放して、人生が好転。実践したことは?
「片づけは、心の棚卸し。自分を知るためのレッスンです」。いわゆる“汚部屋”の住人だった、お笑いタレント・平野ノラさんに、モノを手放し、人生を輝かせ続ける秘訣を伺いました。
50代のお悩み
2025年12月22日
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タフで明るく、いつも軽やかな高尾美穂先生! 大人が身軽になる心得、教えてください
がんばって迎えたアラフィーの今、なぜか身も心も重い……。この重さ、いったいどこからくるの? そして、いつかは自由になれる? 多くの女性たちの心身を見守ってきた高尾美穂先生が答えます。
50代のお悩み
2025年12月21日
Magazine
Feature
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読者モデル 華組のZARAコーデ
50代はどう着こなす?ファッションブロガーコーデ集
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あの「アミコラ」に注目成分NMNがプラス
味がなく料理や飲み物に溶かすだけだから習慣にしやすい
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大人の品格まとうシチズンの限定ウオッチ
シチズンから洗練されたデザインの限定ウオッチが新登場!
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読者モデル 華組のユニクロ・GUコーデ
真似したい!50代ファッションブロガーの着こなし集
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大人のためのヘアスタイル・髪型カタログ
髪のお悩み解決!若々しく見えるヘアスタイル
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年齢を重ねるごとに、自信がもてる肌へ!
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クリスマスのお出かけスポットはここ!
映画「ハリー・ポッター」の世界に没入!大人も楽しめるアート体験
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松井陽子の「エクラ ゴルフ部へようこそ!」
松井陽子さんが50代におすすめのゴルフウェアやゴルフの楽しみ方をご紹介。
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新しくなったドモホルンリンクルに注目
主力製品の[基本4点]が大きくリニューアル。その実力のは?
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50代におすすめのトレンドアイテム
人気ファッションアイテムを厳選してご紹介
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一度は泊まりたい!高級ホテル・旅館
日常を忘れて至福のときが過ごせる極上の旅へ
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年末年始は、心ゆくまでドラマの世界に浸れる絶好のチャンス。2025年10月から配信された、胸を高鳴らせるラブロマンスやラブコメ、人生の機微を描くヒューマンドラマ、息を呑むサスペンス・ミステリーまで、多彩な…
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冬のおしゃれが華やぐ!上品で女性らしい「50代のボブへア」20選
冬の装いにそっと華を添えてくれるのが、上品で女性らしい「大人のボブヘア」。顔まわりを明るく見せるカラーや小顔に見えるカットなど似合う髪型が見つかる!
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【おしゃれな50代愛用のアウター6選】寒さ対策だけでなくおしゃれさも◎!軽さとデザイン性が両立する一着
防寒対策に欠かせないアウター。ダウンジャケットやコートはこの冬も大活躍!今回はそんな冬アウターを使ったコーデをご紹介。おしゃれなアラフィー読者モデル エクラ華組・チームJマダムはどんなアウターを着てい…
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【50代 ファッション】防寒もおしゃれも叶える、気温10度の冬コーデ12選
気温10度前後の冬の日は、寒さ対策をしながらも上質な着こなしを楽しみたいものです。大人の女性にふさわしい、しなやかな素材と洗練されたシルエットで、華やぎを添える12のコーディネートをご紹介します。防寒と…
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髪型で一気にあか抜ける!40代に似合う「冬のボブヘア」25選
髪型ひとつで、印象は驚くほど変わる。「老けて見えるのは避けたい」「いつも同じ髪型でマンネリ」そんな40代女性にこそ試してほしいのが、今っぽくて洒落感たっぷりなボブヘア。
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