チャン・ギヨンの抗えない魅力全開!このロマコメは観なきゃ損!【見ればキレイになる⁉韓流ドラマナビvol.55】

エクラの美容記事でもおなじみのライター・山崎敦子がお届けする韓流ドラマナビ。今回は、'25年の年末に最終回を迎え、ギヨン沼にハマる人続出の、チャン・ギヨン&アン・ウンジン主演『ダイナマイト・キス』をご紹介。

'25年最高のロマンスコメディとの呼び声も!『ダイナマイト・キス』

『ダイナマイト・キス』のチャン・ギヨンとアン・ウンジン
Netflixシリーズ 「ダイナマイト・キス」独占配信中
 チュ・ジフンの『愛は一本橋で』、チェ・ウシクの『私と結婚してくれますか?』、ソン・ジュンギの『マイ・ユース』、イ・ジョンジェの『憎らしい恋』、パク・ソジュンの『ギョンドを待ちながら』などなど、最近はトップスターたちの軽〜く楽しめる王道ロマンスコメディ作品が続々登場していますが、ご覧になっています? いくつになっても恋愛こそ一番のライフワークと思っている不肖者の私にとっては嬉しい限りでありまして、華もオーラも兼ね備えた芸達者なスター俳優のロマコメは(10代、20代のフレッシュな組み合わせもなかなか良きものですが)何もかも忘れて安心してどっぷり浸れる、とっておきの安定剤とでもいいましょうか。もはや恋愛っていう年でも柄でもないのですが、現実恋愛の連敗記録更新のまま、長年リベンジできずに停滞している身としては、まさに、ありがた〜きジャンルなのでございます。

自分のビジュアルを知り尽くしたチャン・ギヨンの演技に、もう惚れるしかない!

 ということで、本作です。'25年末のクリスマスが最終回配信ということもあって、すでに観られたかたも多いのではと思います。というか、私の周りの韓ドラ仲間の論評家たちの間では'25年の年末ギリギリに滑り込んだ今期最高のロマコメ!との評も高く、つまりはロマコメ好きならとりあえず何をさし置いても観なきゃ損という作品なのですね。見どころは、なんといってもチャン・ギヨン×アン・ウンジンという、30代俳優を代表する演技派スター同士の組み合わせ。特にこの作品では、何はともあれ私的にはチャン・ギヨン。
チャン・ギヨン
主演のチャン・ギヨン 写真/アフロ
 日本ではパク・ソジュンやソン・ジュンギと比べると、まだまだ知名度がそこまでではない彼ですが、韓ドラ好きの間では熱狂的なファンも多い、知る人ぞ知る中堅のスター俳優。まず目を奪われるのが、そのビジュアルです。モデル出身ならではの恵まれた体格はもちろん、一瞬で心を射抜かれかねないその眼差し。刺すように鋭い眼光が、愛する人を前にすると、たちまち甘さと切なさをいっぱいに湛え、笑えば清潔感のある白い歯がきらりと光り、思いきり優しげな表情へと変わる。実を言えば、決してど真ん中のタイプというわけではない私でさえ、抗うことができず、いつの間にかのめり込み、夢中にさせられてしまう……、それほどの凄腕なのです。

 全体的にクール寄りのビジュアルからすると、『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』でのDV気質の悪役(本質はいい青年だったけど)や、『ここに来て抱きしめて』での心に傷を抱えたキャラクターが、いかにもハマり役なのかもしれません。けれど私的には、そのビジュアルを逆手に取って笑いへと昇華した映画『甘酸っぱい』こそ、彼の役柄としては大の好物なのですよね。そして今作『ダイナマイト・キス』もどちらかといえばその系譜にあるように感じます。自分のビジュアルを知り尽くしたギヨンが、それをコメディや甘々ロマンスのツールとして、嬉々としながら、自在に、過不足なく使いこなす。その余裕たっぷりの演技には、もう惚れるしかないのです。

文字通りの“ダイナマイト・キス”から二人の物語が始まる

 そんなチャン・ギヨンが今作で演じるのは、冷徹かつ華麗なるスターコンサルタントのコン・ジヒョク。なのですが、実は彼、財閥の一人息子でもあるのです。父である財閥会長(チェ・ガンイル)は、ジヒョクに会社を継がせたく思っているようなのですが、父の裏切り(不倫相手との間にできた娘をジヒョクの姉として引き取っており、その姉は自分が会社を相続したいと目論んでいる)やモラハラによって傷ついた母が病弱になってしまったことから、反発して家を出たという経緯があります。そのため、母に対してはとことん心優しいジヒョクなのですが、仕事にも恋愛にもいたってクールで、心を許す相手はほとんどなし。
 ある日、ジュヒョクは新たな仕事を成功させるために済州島に向かうのですが、そこで出会うのが、そう、このロマンスのもう一人の主人公コ・ダリムを演じるアン・ウンジン。ご存知のかたも多いと思いますが、このアン・ウンジン、あの傑作『賢い医師生活』で産婦人科医に恋するぽっちゃりほっぺが愛らしい2年目レジデントを演じた俳優なんですね。彼女を嫌いという人に、いまだかつて遭遇したことないほど、とにかく好感度No.1の演技派で、美人というよりかわいい系だったわけですが、めちゃくちゃスリムになってロマコメヒロインに初挑戦したのが、この役コ・ダリム。
アン・ウンジン
アン・ウンジン 写真/アフロ
 彼女の役どころとしましては、ロマコメ“あるある”の鉄板の一つでもある“崖っぷち三十路”。公務員試験に落ちまくり、いまだに無職で独身、当然彼氏もオプソ(いない)。挙句の果てに、結婚する妹からも恥ずかしいから来ないでと結婚式当日に済州島旅行をプレゼントされるというトホホな立場なのですね。さらに、その済州島では、昔こっぴどく振られた元彼と再会。ところが、その元彼こそ、ギヨン演じるジヒョクがぜひとも落としたい、仕事上のターゲットだったという。
 ということで、ジヒョクは仕事の成功のため、ダリムは元彼に見栄を張るために、二人は偽装恋人になることに。ところが、ひょんなことから二人はキスをしてしまい、なんとそれこそが、タイトルそのまんまの『ダイナマイト・キス』だった……。恋愛には決して本気にならないし、キスなんかで俺の心が惑わされることは一生ない!と豪語していたジヒョクは、そのダイナマイトなキスにすっかり翻弄され、恋愛に本気になってしまうわけなのです。そして、いい感じになった二人は、めでたくベッドイン……という寸前に、コ・ダリムに母が倒れたという知らせ。なんと、コ・ダリムは、ジヒョクがシャワーを浴びている間に、連絡先も何も告げずに慌てて帰ってしまうのです。
 当然、ジヒョクは探し回るわけですよ。ソウルに帰ってからも、あの衝撃のキスの味がずっと忘れられず、二人の会話をヒントに、コ・ダリムが住んでいるらしい、大きな木がある街を探したり。それでも見つからないまま時は過ぎ……。そうこうしているうちに、ジヒョクは父が経営するベビー用品の会社「ナチュラルベベ」で、“ママが条件”で新規採用された社員たちで結成されたマザーTFチームのチーム長に就任することになるんですね。でもって、その社員の一人として採用されていたのが、あろうことかコ・ダリムだったというわけです。

とにかく見ているだけでハッピーになれる! 年明け一気見ドラマとしても最高

 実は、コ・ダリム、自分を済州島に追いやった妹夫婦が、背負った借金を母と自分に押し付けたまま逃走してしまい、母の多額の治療費も重なって、一児の母で既婚という嘘をついて“ママが条件”の「ナチュラルべべ」の入社試験に応募、見事採用されたという事情があったのです。もちろん、そんな事情をつゆほどもしらないジヒョクは、自分が生まれて初めて本気になったコ・ダリムに実は夫も子供もいたと知り、そこからジヒョクの怒涛の切ないロマンスが展開されていくという具合。切羽詰まったコ・ダリムの嘘に振り回されながらも、愛が止まらない“ビジュアル力半端ない”チャン・ギヨンと、好感度No.1の健気で愛らしいアン・ウンジン。そのドタバタな真剣ロマンスはとにかく見ているだけでハッピーになれるので、年明け一気見ドラマとしても最高。
チャン・ギヨン(左)とアン・ウンジン(右)
チャン・ギヨン(左)とアン・ウンジン(右) 写真/アフロ
 そうそう、ロマコメには2番手&サブカップルも欠かせません。コ・ダリムの偽装夫役をすることになった幼なじみのソヌ(キム・ムジュン)は、実はコ・ダリムにずっと思いを寄せていて、さらにそのソヌに惚れてしまう財閥令嬢ハヨン(ウ・ダビ)が、なんとジヒョクの家同士が決めた婚約者だった──という複雑な四角関係も展開。コ・ダリムをめぐるジヒョクvsソヌのバチバチの関係性や、自由奔放だけど一途なハヨンのかわいらしさとか、こちらも見どころ満載。現実で足りないロマンスは、韓ドラで埋めてこそ、明日へ向かうエネルギーが培えるというもの。心ざわつく夜の安定剤としてもおすすめです。
■Netflixシリーズ 「ダイナマイト・キス」独占配信中
山崎敦子

山崎敦子

旅行記事に人物インタビュー、ドラマ紹介、実用記事から、着物ライターとさまざまな分野を渡り歩き、今では美容の記事を書くことも多くなったさすらいのライター。襲いかかるエイジングと闘いながら、ウキウキすること、楽しいことを追い求め続ける日々を送る。インスタ(@harurikuumi)ではドラマシーンのイラスト&勝手な解説を挙げてます。
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