予約を取ったら旅に出る。京都「絶対の名店」 五選

2018年9月5日
「必ずまたうかがいたい」と心を奪われ、ずっと記憶の中にある大好きな一軒。京都へ旅する衝動をかきたててくれる、屈指の名店を京都通がご紹介。

1.素材の本質をとらえた刺激的なコース『祇園 大渡』

「大渡さんは、創作の和食ではなく、「日本料理」を目ざしておいでのかた。料理のセンスがすばらしく、京都の素材の味が引き立っています」(料理研究家・松田美智子さん)
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鱧と松茸を楽しみつつ、途中で長野産きのこたっぷりのだしをかけて味わう「土瓶蒸し」。
素焼きして揚げた鮎を番茶入りのだしにつけた「子持ち鮎揚げだし」。頭と中骨を取り除いているので食べやすく、鮎の上には松茸がのる
祇園に向かう人けが少ない道にたたずむ町家の風情漂う店。今はなき大阪の名割烹『津むら』で修業を積んだ大渡さんが’10年に店をオープン
一度訪れると気に入って次を予約してしまう人が多く、年内はすでに満席と、予約困難な割烹。運よく予約がとれたらその日に合わせて京都行きを計画する人もいると聞くが、松田さんもそのひとり。
「昨今は創作料理のお店が増えていますが、懐石をベースにしつつ、よそにない料理をお出しいただけるのがうれしいです」(松田さん)
 いずれの料理も創意工夫があるが、一品ごとの素材の輪郭がそれぞれにきわだっている。昔からある古典的な料理は、深く掘り下げてアレンジ。例えば、9月の定番素材の子持ち鮎を番茶風味の揚げだしにし、器を気に入って出すようになったという土瓶蒸しは鱧や松茸を存分に楽しめるライブ感のある仕立てに。ここでしか味わえない料理が次々と登場し、期待を裏切らない。
『祇園 大渡』
京都市東山区祇園町南側570の265
18:00~21:30(LO) ☎︎075·551·5252
不定休 カウンター8席 要予約 カード不可
コースは¥20,000前後

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