自分を肯定し、“まんまの自分”で接するのが一番【アドバイザーが回答!私たちは嫁姑問題をこう考えます】

多くのアラフィー女性たちが悩む「嫁姑関係」について、アドバイザーがきっぱり回答! 豊富な人生経験の中でたどりついた“嫁姑関係がこじれることなく、自分の気持ちが平穏でいられる方法”を、人生相談のプロ・大原さんが伝授します。
自分を肯定し、“まんまの自分”で接するのが一番【アドバイザーが回答!私たちは嫁姑問題をこう考えます】_1_1
「大原敬子の遊育会」代表 大原敬子さんはこう考えます!

自分を肯定することが嫁姑問題から解放されるカギに

「時代は変わっても、嫁姑問題は昔のまま。姑にとって、嫁は愛する息子を奪った女ですから、気に入らなくて当然です。だから、好かれようとせず、“まんまの自分”で接するのが一番! 姑がどう思うかは別として、あなたの気持ちは、きっと軽くなるはず。結婚して20年以上取り繕ってきた? 今からでも遅くありません。姑は、あなたの変わりように驚くでしょうが、じきに慣れます」 

素でいるには、自己肯定感が必須。

「自分の好きなところやよいところを10個以上あげられますか? もしも思い浮かばないなら、自分に自信がないということ。だけどね、どんな人にだって魅力はあるもの。私の早口を欠点だという人もいるけれど、祖母は、『頭の回転が速い証拠』と、ほめてくれました。結局、どうとらえるかということなんですよね」 

姑への不満も、え方しだいで別ものに。「原因は、姑にではなく、あなたの心の中にあるのかもしれません。自分が満たされていないから、矛先を、姑に向けている場合もあるんじゃないかしら」 

例えば、「姑が夫に頼りすぎ」と憤るのは、夫が自分に何もしてくれないことへの不満が、形を変えて表れただけ。そんなふうに自省すると、気持ちがざわつく“真の原因”が見えてくることもある。 

姑に対して負の感情が消えないときの即効性のある解決策として、大原さんが提案してくれたのが、体を動かすこと。「そうすると、マイナスの感情から一時離れられ、気持ちが浄化されます。おすすめは、テーブルの上の片づけ。短時間ですむのに、目に見えてきれいになるので、気分がスカッと晴れますよ」

【大原さん流 姑ともめない秘訣】

一、好かれようとせず、「これが私」という“まんま”を出す

一、姑への不満は、自分が抱えている悩みを映す鏡だと認識を

一、マイナスの感情がわいてきたら、テーブルの上を片づける

教えてくれたのは…

人生相談のプロフェッショナル

「大原敬子の遊育会」代表 大原敬子さん

『テレフォン人生相談』(ニッポン放送)の回答者を長年務め、厳しくも愛のあるアドバイスにファン多数。『悩みがスッキリ消える 嫁姑が幸せになれる100の知恵』(PHP研究所)をはじめ、女性の生き方やコミュニケーションに関する著書も多数。

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