こわもての東京銘菓。

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「東京」とつくものは多いですね。湾、駅、大学、タワーに始まり、音頭、砂漠、靴流通センター、特許許可局etc…。お土産の分野では「ばな奈」がすっかり定着しましたが、みなさま、「東京しうびあん」をご存知でしょうか?

『ちびまる子ちゃん』の野口さんが買ってきてくれそうな、ミステリアスな雰囲気漂うパッケージ。モンタージュ写真っぽい能面のタッチと、斜めにあしらったデザインがツボです😂  

おそらくは、ひとさまに配る用のお土産を率先して買ってしまう日本人の性に合わせた次なる一手として開発されたのでしょう。そして、"東京の人がふだん口にしないタイプの東京銘菓"だったのではなかろうか、と思います。

昭和遺産的に本で見たことはあったけれど、21世紀も5分の1が終わろうという今、よもや現役だったとは…。いったい私は東京の何を見ていたのか、そんな衝撃と悔恨とともに一折購入。

封を開けてみれば、あんこ入りのシュー菓子です。なるほどchou+bienで、語尾に餡もかけているのかしらん。コーヒーとも合いそうですが(夏は冷やした方がよいかも)、売店では奥の棚にそっと置いてあるだけで、中身の見本もなかったです。わかってらっしゃるあなただけに、ってことなのか…。

さらに、外装に負けず劣らず個包装にも独特のムードあり。裏には、「名称/菓子」「品名/東京しうびあん」と記載されています。そんなことは書かなくてもわかりきっている!と思うのは野暮。意味内容を超えた何かまで醸し出している、詩に類するものと受けめたいところですね。

この孤高のパッケージ&販売戦略が気になった方は、帰省の手土産に、おひとつどうぞ。
私が購入したのは東京駅1階の「ギフトガーデン南口店」。7&8番ホームの南端階段下あたり、新幹線改札に面したお店です。

一折9個入り¥900(税抜)、賞味期限は製造日より90日。
数値に美しき比例が見られます。
(編集B)
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