あなたの読書欲をそそるはず! 女性書店員おすすめの<心に残る本>6選

アラフィー女性たちの読書欲をそそる本を、書店員のかたがたが熱いメッセージとともにご紹介! 紀伊国屋・有隣堂の書店員さんががこの夏すすめたい本とは?

紀伊國屋書店梅田本店 小泉真規子さんがおすすめする3冊

ノースライト

『ノースライト』

横山秀夫 新潮社 ¥1‚800

「主人公が依頼されて設計した家に施主一家が住んでいないのはなぜ? 美しい謎は温かい感動を呼び、この本との出会いを感謝したくなった」

百花

『百花』

川村元気 文藝春秋 ¥1‚500

「自分を忘れていく認知症の母と向き合う息子の物語。忘れるから生きていける。思い出があるから生きていける。どちらも正しくてどちらもせつない」

しあわせしりとり

『しあわせしりとり』

益田ミリ ミシマ社 ¥1‚500

「しりとりのように連鎖する、しあわせなあれこれ。著者のエッセイにはいつも何げないしあわせがつまっていて、じんわり心にしみてくる」

 

有隣堂横浜駅西口店 酒井ふゆきさんがおすすめする3冊

償いの雪が降る

『償いの雪が降る』

アレン・エスケンス 務台夏子/訳 創元推理文庫 ¥1‚180

「大学生のジョーが伝記を書くことになった末期がんのカールには犯罪歴が。ミステリなのに人生の啓蒙書を読んだかのような読後感」

バック・トゥ・レトロ 私が選んだもので私は充分

『バック・トゥ・レトロ 私が選んだもので私は充分』

ドミニック・ローホー 原 秋子/訳 講談社 ¥1‚200

「シンプルライフを提唱し支持されている著者。最新刊では今私たちの生活を支配しているネットやSNSにも言及していて、納得の一冊です」

鎌倉の家

『鎌倉の家』

甘糟りり子 河出書房新社 ¥1‚600

「鎌倉の日本家屋で育ったエッセイストが描く鎌倉の魅力。私も同郷なので自分にもしみ込んでいる草や土の匂いを思い出し、懐かしい気持ちに」

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