浜島 ありがとう、ムラコ〜。
村山 はまじとはノンノ時代からの付き合いだから、もう20年か! お互い大人になったね〜。
浜島 私ね、エクラ編集部に初めてうかがったとき、編集部のかたに、「はまじはどんなページに出たい?」って聞いていただいて、「ムラコのページに出たいです」って即答したの。
村山 えー、うれしい! でも、どうして(笑)?
浜島 エクラを読んでいて、印象的だったのがムラコがつくるワントーンコーデだったの。本当に潔くて上品で。若いころにどんなに背伸びしても着こなせなかったワントーンの品格を、ムラコが見事に提案していて。すごいなって思ったんだよね。
村山 はまじ〜、幸せだよ。ありがとう。はまじってノンノとモアでは、“元気担当モデル”だったでしょ。LEEでは、LEEのカジュアルスタイルを代表するキャラクター的な存在だし。じゃあエクラではどんな服を着てもらうかなって考えたときに、あれ? 意外と考えすぎなくてもすんなりハマるんじゃないかって思ったの。ほら、はまじのふだんの私服って、トレンド感もモード感も、そしてコンサバ感もある。そのミックス感って実はエクラのスタイルなんだよね。
浜島 最初のコーディネートに袖を通したとき、気分がうわって上がったの。私ってなんて美人なんだろうって思えた(笑)! どのコーディネートも本当に素敵で、着ていてなにより気分がよかった。でも不思議だったのが、どれも特別で、いつもと違う自分に変身させてくれる憧れのスタイルなんだけど、なぜか雲の上のコーディネートじゃないんだよね。モードすぎるわけでもなくコンサバすぎるわけでもなく。自分でもトライしてみようって思わせてくれる。そのさじかげんが“村山マジック”なんだなって肌で実感したよ。
村山 そんなふうにいってもらってうれしいな。はまじって9月で43歳になるでしょ。実際はエクラ世代にはまだ若いんだけど、もっている気質が本当に上品だから、今回のコーディネートも想像以上に着こなしてくれた。これからエクラで、いろいろな服を着てほしいなって思いました。
浜島 今日はまるで、新人のときに戻ったみたいな気分でした。1カット目の服を着てカメラの前に立ったとき、“そうだ私、憧れて憧れてこの世界に入ったんだ”ってことを思い出したの。あのころのドキドキやトキメキが蘇ってきて、この気持ちを大事にしようと思いました。今日はありがとうございました。
村山 こちらこそ、ありがとうございました!