長井かおりさん直伝!くすみ知らず肌を叶える「ピンク下地」メイクテク

悩みカバーの主役は、実は下地。くすみがちなアラフィーはピンク下地で目もと〜頰中心に血色を仕込むのが最も効果的。この塗り方なら夕方もくすみ知らずが実現!
教えてくれた人
長井かおり(ながい かおり)

長井かおり(ながい かおり)

ヘア&メイクアップアーティスト。雑誌を中心に数多くの美容企画を担当。年齢や顔型にとらわれないメイク方法が話題。『世界一わかりやすいメイクの教科書』(講談社)などの著書は累計20万部を突破するベストセラーに。
顔全体にUV下地を塗る

《01》まずは、顔全体にUV下地を塗る。

ピンク下地を塗る前に、まずはUV下地を顔全体になじませ、しっとりペトもちの状態に整える。ピンク下地にUV効果があっても顔全体に広げるのはNG。ピンクの膨張効果で、顔が大きく見える可能性大。

ピンク下地を頰下の逆三角形に「稲妻塗り」

《02》ピンク下地を頰下の逆三角形に「稲妻塗り」

ピンク下地効果が最も必要な場所は、くすみやアラが目立つ目の下の逆三角形ゾーン。ここにピンク下地をまずは稲妻形にすすすっと置く。チューブタイプなら、チューブからそのまま頰に直(じか)塗りすると簡単。

5点置きはNG

《NG》

「5点置きを毎日すると肌をくすませる要因に。点を広げるには10回くらいこすらなければならないから、摩擦の積み重ねに。稲妻塗りなら指使いもなだらかに」

ピンク下地を直塗りできないとき

《直塗りできないときは》

ピンク下地を直塗りできない場合は、一度手の甲にとってから、指先で稲妻形にのせる。上の写真は指でのせた場合。

3本の指で稲妻ラインをなぞって広げていく

《03》3本の指で稲妻ラインをなぞって広げていく

人さし指、中指、薬指の指先を広く使って、目の下の三角ゾーンにジグザグと稲妻塗りを何度か繰り返し、ピンク下地をその部分に広げながら定着させる。このとき、涙袋部分には塗らないように注意!

三角ゾーンの端を三角になぞってぼかす

《04》三角ゾーンの端を三角になぞってぼかす

稲妻塗りでピンク下地を三角ゾーンに広げたら、そのアウトサイドを三角形に指をすべらせながら、塗った部分と肌との境目をなじませる。この段階ではムラが100%なじまなくても、80%くらいなじめば大丈夫。

指の残りをまぶたと額にオン&くすみをオフ

《05》指の残りをまぶたと額にオン&くすみをオフ!

04まで終わった状態で、指先に残ったピンク下地をまぶたと額になじませる。まぶたは目頭から目じりまでまぶたの丸みに沿って、軽くなでるようにしてなじませる。上まぶたのくすみもオフできる!

指先に残っているピンク下地
04が終わった時点で指先に残っているピンク下地。こちらをまぶたと額にも。
目頭の内側と鼻すじにも残りをタッピング
目頭の内側と鼻すじにも残りをタッピング。額はほとんど残っていないくらいの状態で内から外に指の腹をすべらせる。
手のひらで包み込みピンク下地をフィット

《06》手のひらで包み込みピンク下地をフィット

最後に手のひら全体で肌全体を包み込むようにフィットさせ、手のひらの温度でピンク下地をさらに肌に溶け込ませる。ピンク下地をつけた三角ゾーンとそのほかの部分がよりなじんで、自然な血色肌に。

3段階でこんなに明るく!「稲妻塗り」の定点観測

全体にUV下地のみ

《01》全体にUV下地のみ

大人におすすめのUV下地は美容液効果の高いもの。素肌の状態をしっとりペトもち状態に。この段階では、くすみやくまは隠れない。

三角ゾーンに稲妻下地

《04》三角ゾーンに稲妻下地

三角ゾーンにピンク下地をなじませた状態(プロセス04が終了した状態)。目の下のくすみが消え、頰に女性らしい血色が生まれる。

全体を整える

《06》全体を整える

手のひら全体でフィットさせると、ピンク下地が溶け込むように肌になじんで、自然にくすみがカバーされ、1〜2トーン明るい素肌感に。

こんなに血色感UP!

「こんなに血色感UP!」

ピンク下地だけで、大人が最も気になるくすみやくまが自然にカバーされ、女性らしいふわっと明るい肌になり、素肌が格上げされる効果が!

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