自然の中で北海道の地場食を堪能できる至福宿『坐忘林』【大人の心を満たす“おこもり宿”】

宿の食事が感動的なおいしさだと、幸福度はぐっと高まる。多くの自然を身近に感じながら北海道の旬の恵み、地産の美味を楽しめるニセコの名宿『坐忘林』をご紹介。

坐忘林(北海道・ニセコ)

1万5千坪もの敷地に、独立したヴィラタイプの客室がわずか15室。部屋の窓一面に、白樺林や牧場の景色が広がり、遠くには羊蹄山もしくはアンヌプリ、ワイスホルンが。客室にいながら、部屋つきの露天風呂から、その眺めを満喫できる。視界をさえぎる建物はいっさいなく、選びぬかれた立地が贅沢そのものだ。

温泉は敷地内の源泉から引く

温泉は敷地内の源泉から引く。

木や石など、自然素材の質感を生かしたミニマムなインテリア

木や石など、自然素材の質感を生かしたミニマムなインテリア。

大自然の中の宿で味わう、道産食材を使った極上懐石

北海道出身の料理長が手がけるモダンな懐石料理を目当てとするゲストも多い。その味もたたずまいも、見慣れたものとは一線を画す。立役者は地元食材。これからの季節、松川カレイ、ボタンエビ、北寄貝、蝦夷アワビなどが続々登場。そしてメインは、独特の香りが食欲をそそる蝦夷鹿のいぶし焼き。道産の日本酒やワインも充実する。半個室と個室のダイニングは、ほかのゲストと顔を合わせることもほとんどなく、“密”とは無縁。自然に抱かれながら、美味を堪能できる至福の宿だ。

「蝦夷鹿のいぶし焼き」

「蝦夷鹿のいぶし焼き」。宿の暖炉にも使われている楢の木でしっとりと燻製に。山ぶどうの酸味を生かしたソースとの相性が抜群。

イバラガニと山いも、根セロリに菊花

お椀はイバラガニと山いも、根セロリに菊花。味噌汁の上ずみだけをだしに。

夕食の最初のひと皿は、道産さつまいも、鱒の燻製、芽キャベツ、玉ねぎの黒酢漬けほか、秋の野菜をふんだんに

夕食の最初のひと皿は、道産さつまいも、鱒の燻製、芽キャベツ、玉ねぎの黒酢漬けほか、秋の野菜をふんだんに。器はにしだゆか作。

●DATA

北海道虻田郡倶知安町花園76の4

☎0136・23・0003

¥78,000〜(2名1室利用の1泊1名料金、夕朝食つき、税・サ込)

全15室(全室内湯・露天風呂つき)

IN14:00〜18:00 OUT11:00

https://zaborin.com

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