キュヒョンさんが語る『ウェルテル』と俳優への思いとは【韓国ミュージカルのまぶしい男たち】

第4次韓流ブーム到来ともいわれ、再びドラマやK-POPに注目が集まる今、実はひそかに人気の高まりを見せているのが韓国ミュージカル。特に、秀麗なルックスと圧倒的な歌唱力で魅せるスターたちにハマる人たちが急増している。今回はSUPER JUNIORのメインボーカルとして活躍しながら俳優としても10年のキャリアを誇るキュヒョンにインタビュー。
キュヒョン

キュヒョン

’88年、韓国ソウル生まれ。’06年にSUPER JUNIORに加わり、グループ内ユニットSUPER JUNIOR-K.R.Y.としても活躍。’10年に『三銃士』でミュージカルデビューし、除隊後の復帰作として’20年は『笑う男』に初挑戦した。

5年ぶりの出演で理解した演技に対する先輩俳優の悩み

キュヒョン
実力者たちが数多くそろっている韓国ミュージカル界では、K-POPスターの活躍も目立っている。その代表的存在がSUPER JUNIORのメインボーカルとして活躍するキュヒョンだ。高い歌唱力が買われ『三銃士』でミュージカルデビューを飾って以来、そのキャリアはすでに10年を数える。’20年秋は、韓国で20年にわたって愛されてきた創作ミュージカル『ウェルテル』に出演。先ごろ日本でオンライン上映され、CS放送も控える人気作だ。今作に5年ぶりに出演した彼に、作品や俳優としての思いを聞いた。

「前回出演したときは、演出家に従ってウェルテルを演じましたが、今回は自らいろいろ考えるようになりました。5年前は、同じ役だった先輩のチョ・スンウさんが13年ぶりの出演にあたって悩まれている姿を見て、なんでだろうと不思議だったんですが、今回は僕も悩みすぎたのか、稽古中に急に迷いが生じてきたんです。共演者からも『稽古をしすぎて何かにはまってしまったんだろう』と指摘されるほど、前回のときより大変でした。僕も年齢を重ねて先輩の気持ちがわかるようになったんですね」

チョ・スンウは韓国ミュージカル界を代表するトップスター。そんな先輩の気持ちが理解できるようになったのは、それだけ成長したからに違いない。婚約者がいるロッテに恋をするウェルテルという悩み多き人物を演じるため、気遣った点はどこだったのだろう。

「5年前と同じく、外見にはかなり気を遣いました。ウェルテルは結局死を選ぶので、ふっくらしていたり筋肉質だったりするとやや不自然だと思ったんです。でも、同じ役のナ・ヒョヌさんはがっしりしていて、筋肉だけでできているというか……。その姿を見た演出家が、彼に筋肉を落とすようにいいながら、その場にいた僕のことをさして『キュヒョンを見てごらん! まるで今にも死にそうな、運動とは無縁の体を』って(笑)。確かに、役のことを考えて自然と少食になっていたんです」

同じ役を演じるキャストから刺激や感銘を受けた稽古場

今回のウェルテル役はキュヒョンを含めて5人。これまで何度も共演し彼とは縁の深いベテランのオム・ギジュン、初顔合わせとなったKAI、ユ・ヨンソク、’93年生まれの新鋭ナ・ヒョヌという、ほかの4人のキャストから刺激を受けたこともあったという。

「ギジュン兄さんとは長い間一緒にやってきて本当に助けてもらっています。今回初めてご一緒したKAIさんとヨンソクさんには、演技が何かということを教えられました。僕はロッテ役の人と先に自主稽古をして準備していましたが、先輩がたは稽古場に来るなり、本番のように演じてみせたんです。その演技にとても共感させられ、深い感銘を受けました。ヒョヌは若々しくて、初々しさがありました。彼には僕が先輩たちから教わったことをできるだけ伝えようと努めたつもりです」
◆韓国ミュージカル「ウェルテル」(主演:キュヒョン)
CS衛星劇場にて、2月28日(日)午後1:00~ テレビ初放送!
出演:キュヒョン イ・ジヘ イ・サンヒョン キム・ヒョンスク イム・ジュンヒョク

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