惜しまれつつ、小山駅「きそば」営業終了。

小山駅 小山駅きそば

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独立系駅そば店は残って欲しいので、できるだけ食べるように心がけてきました。
 
しかし、残念ながら去る1月14日に、小山駅宇都宮線上りホームの「きそば」が閉店しました。
 
季節メニューや独自ブレンドの七味まで用意されていた気合いの入りっぷりで、北海道・音威子府駅の「常盤軒」が閉店して以降、"日本一の駅そば"という形容が増えたような気がします。新海誠監督のアニメにも両毛線ホームの店舗(※すでに閉店)が登場していて人気十分でしたから、運営の異なる新店に変わるのは惜しい限り。

きそば 小山駅

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1991年以来、小山駅の「きそば」を委託運営してきたのは、栃木市の製麺メーカー「なかざわ製麺」さん。駅店舗の営業終了によってその味が永遠に失われるわけではなく、今後はイベントなどにキッチンカーが登場予定とのこと。また、東京・大塚駅近くに「東京なまめん なかざわ製麺」(東京都豊島区南大塚2−41−7 勉強堂ビル1F)がありますので、自宅での再現は可能。本社のオンラインショップでも麺・つゆとも取り扱っています。
 
 そんなわけで、「きそば」の生麺とつゆを買ってみまして即調理。器は小山経由の水戸線(+真岡鐵道)で行く濱田窯のちび丼です。湯煎したつゆの封を開けると、懐かしいだしの香りが胸に迫ります。自宅調理でも、なかなかの再現度で楽しめました。
 
 でもやっぱり、小さな窓からごちそうさまと丼を返したい。。あのレトロな店構えと店員さんの手際のよさとホームのあわただしさも美味しさのうち、だったような気がします。
(編集B)
 
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