春近し、花満開のヒヤシンス。

ヒヤシンス 青
立春も過ぎて、陽気に春らしさが感じられる今日この頃。我が家のヒヤシンスが満開を迎えました。濃密な香気が小さな花々から漂ってきます。

確か小学生のときに、「球根は一度寒さを感じないと花が咲きません」と教わった記憶があります。「それで、冷やしんす?」と訊いて恥をかくまでがよい子のつとめ。
 
春近し、花満開のヒヤシンス。_1_2
しかし今回は芽が出た状態の球根を買ってきてのずぼら栽培です。「根が全然伸びない?」「そのわりには茎が長い?」「そもそも選んだのは花づきがよさそうなピンクの球根なんだけど…?」と、想定外なことだらけ。二番花がこんなに早く出てきたこともちょっと衝撃。その成長スピードに、歯が生え変わるときのドキドキ感が忽然と蘇りました。

蕾ができて膨らんで開花するまでを追えるので、切り花よりは性に合っているかなと思ったのですが、その生命力がむしろまばゆすぎた印象。昔々に育てたときの記憶もほとんど蒸発してしまったようで、何かと翻弄されっぱなしでした。来年はどっしり構えたいと思います。
(編集B)

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