華組 成田千恵ブログ

成田千恵

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2021年、姉妹でBag&AccessoryブランドSTUDIO CHERIEを立ち上げました。新たな人々との繋がり、様々な刺激を楽しんでいます。ファッションと社会は密接に繋がっています。ライフシチュエーションに合ったMyスタイルをお届けします。

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アブダビの象徴眩い「グラン・モスク」へ

UAE最大のモスク、総工費550億円と言われるアブダビのランドマーク「シェイク・ザイード・グランド・モスク」へ。全ての人に開かれた真っ白な神聖なるモスクです。
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アラブ首長国連邦はイスラム教であることは
周知のこと。

モスクはアラブの宗教、文化を知る上で
必ず訪れてみたい場所ですが、イスラム教徒以外の
人々でも見られるモスクは実はなかなかありません。
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こちらは観光客もなんと無料で見ることができる
年間300万人以上が訪れるという、眩いばかりの
巨大モスクなんです。
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シェイク・ザイード・グランド・モスク(Sheikh Zayed Grand Mosque)通称グラン・モスクは、
アラブ首長国連邦でもっとも大きいモスクです。

2007年に竣工され、大きさ、美しさ、建設に 
関わった人の数と何をとっても世界レベル。

伝統的なイスラム様式と近代的な建築技術を
用いて造られました。
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モスクの名前にもなっているシェイク・ザイード
とは、UAE建国の父ザイード・ビン・スルタン・
アル・ナヒヤン(1918~2004没)のこと。

このモスクは、彼の名によって、総工費なんと
約20億ディルハム(当時のレートでおよそ
550億円)かけて造られたそうです。

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残念ながら完成前に、シェイク・ザイードは
この世を去り、モスクの完成後、最初に
執り行われた式典が彼の葬儀となりました。

シェイク・ザイードは現在、モスクに隣接する
敷地内に埋葬されており、墓前では24時間
365日絶えずコーランが読まれているそうです。

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およそ4万人収容できるグラン・モスク。

純粋さと信心深さを表現する白を基調と
されています。

すべて大理石であることは言うまでもありません。
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イタリア、ドイツ、モロッコ、トルコ、中国、
イギリス、ニュージーランド、ギリシャ、
そしてアラブ首長国連邦の3,000人以上の技術者、
38の建設会社が携わり、長持ちする美しい素材と
いう点にもこだわった建築物としても、
「一生に一度は見ておきたい‼︎」
それが、グラン・モスクです。
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こちらは礼拝堂に続く廊下です。
1,000を越える廊下の柱には、花柄の大理石が
手彫りであしらわれ、真っ白のモスクを彩ります。
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天井はこんな感じです。
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支柱の装飾はこんなに手の込んだものなのです。

この手彫りの手法は16世紀のイタリアのもので、
柱そのものはアラブ首長国連邦に多く生息する
パーム(ヤシの木)をイメージしたそうです。
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メインホールは7,000人収容可能。

まさに「贅の極み」。
とにかく豪華絢爛です。
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手織りのペルシャ絨毯が床一面に敷かれています。

世界最大の手縫いペルシャ絨毯といわれ、
モスク内部の約5,700平方メートルに
敷き詰められています。

お値段にして約9億円‼︎

イスラムの円形模様が描かれたデザインの
作成に8ヵ月、縫製には1,200人が参加して、
およそ1年かかったという大作なのです。
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眩いばかりの立派なシャンデリアが中央に
設置されています。

最大のものは直径10mで、お値段はおよそ7億円。
装飾はすべてスワロフスキーを使用しており、
重さはなんと12トン‼︎だそうです。

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床の大理石に映る天井や扉さえ、
計算され尽くしたような、素晴らしい
建築物でもあります。
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あらかじめ手足の隠れる服装であれば、
手持ちのスカーフを頭に巻いて入場することも
可能です。

わたしは確かシンガポールで購入した
ストールを持参し、お洋服はアパルトモン
ドゥズィエムクラスの麻のロングシャツで。

一番最初の写真にあるモスク入口付近には、
イスラム教徒の女性が 身につけている衣装
アバヤが販売されているショップが並んで
いたり、入口で貸し出しもあります。
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豪華な建築物や内装に目を奪われますが、
礼拝時に使用する説教台、経典、また、
壁には、イスラム教の神アッラーの99の
美名も描かれています。


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イスラム教というと厳しい戒律など
少し近寄りがたいイメージですが、
ここでは、異教徒の人々さえ包み込む、
寛容さと荘厳な宗教、UAEの開かれた
文化を感じさせてくれます。
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UAE国民にとって、建国の父が埋葬されている
このモスクは信仰心と愛国心を支える
“心の拠り所”。

礼拝の時間には、多くのイスラム教徒がここを訪れ、祈りを捧げられています。



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