ユニークな形状ゆえ、正しい使い方がわからないという人も多いうえに、気になる悩みに「刺す」と聞くと、一瞬、躊躇する人も。そんな針コスメのメカニズムや使用方法を、内科・皮膚科医の友利 新先生がわかりやすくレクチャー。気になるギモンがすっきり解決するはず!
スメの魅力を発信。最新のコスメ研究にも余念がない。YouT
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Q.針コスメのメカニズムって?
A.角層に針を刺し、肌深くまで美容成分を長時間届けます
「角層はラップ1枚程度の厚みながら、外的刺激から守るバリア機能を備えているため、スキンケアを肌奥まで届けるのがなかなか困難。針コスメはその薄い角層に美容成分を固めた針を刺すことで、肌奥までダイレクトにチャージ。さらに、肌内部で美容成分がじわじわ溶け続け、隅々まで行き渡るというメカニズムです」
Q.どのくらいはっておけばいい?
A.ひと晩中、つけたまま寝てOKです
「美容成分でできた針が、約3~5時間にわたって溶け出す仕組みなので、夜に投入してそのまま眠るのがベスト。翌朝には、潤ったハリのある肌が実感できるはず。テレワークなどで日中も使いたい場合は、刺激にならないようファンデーションを塗らないのがおすすめ」
Q.使い方のおすすめは?
A.基本は夜がおすすめ
「針の成分が溶けて行き渡りやすいよう、しっかり保湿しておくことが大事です。ただ、肌に油分が残りすぎているとはがれやすくなる可能性も。のせる際は、シワを指でのばしながらシートをはり、上から軽く押さえるのがコツ。使用頻度はメーカー指定の回数を目安に」
Q.どんな肌悩みに効く?
A.特に、シワに効果大!
「最近の針コスメはいろいろな成分が入っていますが、メインはヒアルロン酸! 質量の約600倍もの水分を蓄える性質ながらも分子が大きいため浸透しにくいのですが、針コスメならヒアルロン酸注射のように内からふっくら。シワを強力にストレッチできるんです」
Q.痛みはある?
A.ほんの少し、チクリとする程度
「痛くない医療用の針開発から波及した極細の針になっているため、軽い刺激を感じる程度。肌が敏感な人でも少しチクリとする程度で痛みはありません。そうはいっても刺す行為ではあるので、赤みニキビや日焼け後など炎症が起きているときには控えるのが◎」
Q.どこにはればいい?
A.額、眉間、目の下、目じり、口横、ほうれい線など、お悩み部分にピンポイントで
「広い部分よりも悩みが気になる部分にピンポイント使いを。基本、シワへのアプローチが高いものが多いので、額、眉間、目の下、ほうれい線などにはって。また、シミケアに使いたい場合は美白美容液を塗った上からオン」