エクラ世代の美容悩みに、美容ジャーナリスト 齋藤 薫さん、美容家 君島十和子さん、美容ジャーナリスト 安倍佐和子さんの3賢者がアンサー。エクラ世代が、エイジングと向き合うべきスタンスとは?
Q.50代の自分に似合うメイクの正解がわかりません。何を基準に「自分に似合う」をジャッジすべきですか?
A.「私は似合う似合わないなどまったく気にせずに、例えばファンデーションもなりたい肌色を勝手にチョイス。なぜそれがOKなのか?といえば、今や化粧品が目覚ましく進化していて、化粧品のほうが自分に合わせてくれる時代だから。すべて自分に合うと思って、自由にわがままに”なりたい自分”をつくってください」(齋藤)
A.「大事なのは、似合うかどうかの前に、そのメイクをしたときにポジティブな気持ちになれるかどうか、ワクワクできるかどうか。自分の感覚を優先してほしいですね」(十和子)
A.「幸せそうに見える、あるいはいきいきと輝いて見えたら、それがひとつの正解なのでは?」(安倍)
Q.美容医療に興味があって、昨年からいろいろ体験しはじめています。美容医療へのスタンス、うかがいたいです。
A.「加齢によるマイナス部分をゼロに戻すスタンスならいいのかな、と思いますが、形状をがらりと変えてしまうのには抵抗があります。あくまでもウェルエイジングな範疇で、自分の軸はしっかりもった状態で向き合っていってほしいと思います」(十和子)
A.「満足度は人それぞれですが、自分のいいところや個性が上書きされ、別人のように見えてしまうのは残念に思います。個人的には形状より、肌の色ムラやシミを解消するなど、肌質を改善する施術はありだと思っています」(安倍)
Q.美容を楽しんでいる大学生の娘と比べて、悩みと対峙する課題が増えたせいか、純粋に美容が楽しめなくなりました。このネガティブマインドから抜け出したいです。
A.「若い世代の美容の目的とは違っていて当然。エクラ世代の美容は、自分を喜ばせるのが優先課題なのでは? 例えば、プロにメイクしてもらったりすることで自分のきれいが引き出せたり、新しい発見があったり。喜ばせるヒントを探してみてはいかがでしょうか」(十和子)
A.「肌の悩みにフォーカスするのでなく、自分の伸びしろを探してみる。そういう視点で向き合うと、美容は楽しいことだらけ(笑)です」(安倍)
A.「私自身も悩みだらけ。でも、その問題をひとつずつ消していくことに、逆に大きな喜びを感じています。シミやくまが消えるコンシーラーを見つけた喜び、“つけま”をつけたら目がパッチリした喜び……。悩みはつきないけれど解決する喜びが増えていくこと自体が、歳を重ねる醍醐味なのではないでしょうか」(齋藤)