【齋藤薫流・クリームの塗り方新リチュアル】より効かせるクリームの塗り方、使い方

どう塗るかでクリームの魅力はいっそう花開くもの。長年にわたり取材を重ね、知識と経験を蓄えてきたからこそたどりついた、肌に響かせ、クリームの力をエンパワメントさせるメソッドとは?

クリームが進化した分だ塗り方、使い方も更新させたい

美容ジャーナリスト 齋藤 薫さん
美容ジャーナリスト 齋藤 薫さん
さいとう かおる●長年、ビューティの動向を見つめ続ける美容ジャーナリズムの第一人者。確かな審美眼としなやかな視点、豊かな感性を持ちあわせ、美しい人の魅力からコスメの本質まで比類なき言葉で紡ぎ出す。

クリームが、実は劇的に進化していると言ったが、だからこそクリームの塗り方も自ずと変わってきていると言っていい。例えば、今どきのクリームは極めて伸びがいいから、5点置きはいらない。そして浸透も驚くほど良くなっているからわざわざ浸透を高める行為は要らない。奥に押し込まなくても、自ら浸透していく。そしてもはや油の蓋ではないからこそ、クリームの持てる力を最大限に肌の中に送り込んであげるお手入れ法が必要になってきているのだ。高級クリームほど、実はケチらずに、でもその分100%そっくり効かせてあげる工夫が欲しい。それこそ、クリームを塗る前にパッティングで皮膚温を高め、“自ら効く肌”を作っておくような。クリーム塗りの新しい心得である。

《1》両頰と額。この3点置きこそクリームを効率よくのばす秘策

《1》両頰と額。この3点置きこそクリームを効率よくのばす秘策

面積の広いパーツ、頰と額だけに置き、顔全体へと塗り広げる。鼻の先やあごにも置く5点置きよりも、乾燥しやすい頰にはたっぷりと、ベタつきやすいTゾーンには軽やかに塗布できる。

《2》手のひらではなく指の腹で。塗り漏れなく行き渡らせる

《2》手のひらではなく指の腹で。塗り漏れなく行き渡らせる

手のひらを含む手全体ではなく、人さし指から小指までの4本の指の腹に広げ、肌に優しく置いていく。特にきちんと塗りたいまぶたは第2関節から指先まで使って、優しくプレス塗りを。

《3》パッティングマッサージはクリームを塗る前にぜひ

《3》パッティングマッサージはクリームを塗る前にぜひ

先にパッティングすることで皮膚温を高め、続くクリームを受け入れやすく。クリームを塗ったあとは、3本指でより軽やかにたたくピアノマッサージを。 さらになじませ、細胞を目覚めさせる。

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撮影/中島 洸 ヘア&メイク/金澤美保(MAKEUPBOX) モデル/殿柿佳奈 原文/齋藤 薫 取材・原文/楢㟢裕美 ※エクラ2025年11月号掲載

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