アラフィーになると加速度的にすすむ、目もとのたるみ。しかし、あきらめることなかれ! アラフィー世代の目もと変化に即したケアを取り入れれば、今からでもキュッと引き上げることができるかも!? 専門医の日比野佐和子先生に、アラフィーの目もとがたるむ原因と、たるみを防ぐためのケア方法を教えてもらいました。
教えてくれたのは……
目まわりの「筋肉ケア」こそ引き上げのカギ!
アラフィーの目もとが急激にたるむのは、皮膚の劣化だけにあらず。実は筋肉の衰えも大きな原因であると日比野先生。
「鏡の前で目をパチッと開けてみてください。そのとき額に横じわができるようなら、目を開くために額の筋肉、前頭筋を使ってしまっています。これは、目まわりの筋肉が衰えている証拠で、目もとのたるみも気になるはずです」。エクラ世代になると、目を開くための筋肉がこわばり、目のまわりをぐるりと取り囲む眼輪筋(がんりんきん)もしなやかさを失う。目じりが下がるだけでなく上まぶたが目にかぶさったり、落ちくぼんだり、下まぶたがもたついて涙袋の下にしわができるのはそのため。
「眉を動かす皺眉筋(しゅうびきん)や、こめかみから耳上へとつながる側頭筋のコリも、目もとの血行を悪化させ、たるみ目の原因に。スマホを長時間凝視するなど目を酷使して、これらの筋肉が常に緊張していたり、年齢とともに睡眠が浅くなることで筋肉の疲労が蓄積しているのです」。アラフィーの目もとを引き上げるには、これらの筋肉すべてを意識したアイケアが欠かせない。
「目もとは皮膚が薄くて乾燥しやすいので、深く潤してしっかりとどまる専用のコスメを使って。全顔用のコスメでついでのケアではもの足りません。皮膚をこすらず優しくなじませ、眼輪筋には適度な刺激を与えて活性化。同時に、眉やこめかみをほぐすひと手間をぜひ習慣に」
アラフィーの「眼輪筋」に、何が起こっている?
薄くなり劣化。ダランとたるんで皮膚や脂肪を支えられなくなる
眼輪筋は目をドーナツ状に取り囲む筋肉。眼瞼(がんけん)挙筋とともにまばたきをつかさどるほか、表情をつくり出す。皮膚に付着し、皮膚を直接動かしているため、眼輪筋が薄く衰え、ダランとなると、上まぶた、下まぶたの皮膚もたるむ。眼窩(がんか)脂肪を支えきれず、下まぶたに折れじわやゴルゴラインができる。また、眼輪筋が衰えると血流不足になり、目もとの乾燥、ちりめんじわ、くすみを引き起こす。