シミやしわのほうにばかり気をとられ、後回しにしがちな「毛穴ケア」。50代の今は、若いころとは違う、大人の毛穴ケアが大事。50代で毛穴レスな肌をキープしている美容家の小林ひろ美さんが、50代の毛穴に打ち勝つスキンケア法を伝授します。
1.カチコチな表情筋をマッサージ。毛穴の土台をほぐす
「ロック状態の表情筋をマッサージで解除し、滞っていた血流とリンパの流れをスムーズに。指先は手洗いと消毒で荒れがちなので、『母指球』で。ジェルクリームをなじませると、摩擦負担が軽減」
母指球を押し当てて「のの字」を描く
ロックポイントに親指のつけ根=母指球を押し当て、小さな「のの字」をそれぞれ10回描く。頰は、頰骨の下を押し上げながら。こめかみ、顎関節は垂直に押し当ててのの字を。
使ったのはこのアイテム!
大人の毛穴に最強のジェル。ビタミンCとナノファイバージェルが、肌の奥からたるみ毛穴を引き締め。毛穴の黒ずみもケア。
オバジC セラムゲル 80g ¥4,000 /ロート製薬
2.形のゆがんだ毛穴には、美容液を引き上げ塗りして届ける
「毛穴が涙形にゆがんだままだと、成分が毛穴に入っていきません。頰を引き上げ、毛穴を本来の丸形に戻してからだと、隅々までなじんで、形状記憶してくれます」
肌を斜め上に引き上げつつなじませる
片手を頰骨のあたりに当て、斜め上へ5㎜ほど引き上げると、ゆがんだ毛穴が丸くなり本来の毛穴の形に。引き上げた状態をキープしながら、反対の手の指の腹でリフトアップ美容液を優しくなじませる。
使ったのはこのアイテム!
(右)オーキデ アンペリアル ザ ナイト セロム 30㎖ ¥58,400/ゲラン (左)カプチュール トータルセル ENGY スーパー セラム 30㎖ ¥13,000/パルファン・クリスチャン・ディオール
3.めぐりをアップさせて毛穴を目覚めさせる! ホロホロ炭酸タッピング
「枯れた毛穴まわりの肌を潤いで満たすことが、毛穴を見えなくするカギ。そのためには、エイジングでゴースト化した毛細血管に、血流を呼び戻すことが肝心。炭酸コスメと優しい指刺激で、潤いスイッチをオンに」
縦、横にホロホロとピアノタッピング
炭酸コスメをなじませたあと、4本の指でピアノの鍵盤をはじくように毛穴ゾーンをタッピング。まずは両肘を張り、縦方向にタッピング。次に、両肘を胸の前に構え、横方向にタッピング。
使ったのはこのアイテム!
(右)濃密泡を入れ込む、洗い流さない炭酸パック。エステパック 90g ¥8,500/ジェノマー
(左)洗顔後すぐに使う、泡の炭酸美容液。エスト セラム ワン 90g(医薬部外品)¥12,000 /エスト
4.それでもバタフライゾーンの毛穴が目立つなら摩擦レスなふき取りケアを
「ゴワついたバタフライゾーンは、古くなった角質が層をなし、酸化した皮脂がじゃまをして、潤いや引き締め成分が入っていかない状態。摩擦レスなふき取りケアで、じゃまモノを排除し、浸透のいい土壌づくりを」
「押さえて放す」をずらしながら繰り返す
コットンを中指に当て、ふき取り化粧水を縦長にとる。中指1本分をジュワーッと押し当て、パッと放す。少し位置をずらし、同様に。コットンをすっとすべらせるよりも摩擦レスに。
使ったのはこのアイテム!
(右)毛穴ジミも防ぐ。フェアルーセント クリアローション 160㎖ ¥5,000/メナード
(左)毛穴の奥からすっきり浄化。ベネフィーク リセットクリア 150㎖ ¥3,800(編集部調べ)/資生堂
5.たるんだ毛穴の筋トレとして。 お風呂で温冷スプーン
「毛穴は本来、引き締まったりゆるんだりするもの。温かい刺激と冷たい刺激を交互に行う温冷ケアで、ゆるんで開きっぱなしになってしまった毛穴に引き締まることを思い出させて」
湯ぶねにつかりながら、温冷ケアで毛穴を開け閉め
氷水のコップとカレースプーンをお風呂に持ち込み、湯ぶねにつかりながら温冷ケアを。氷水で冷やしたスプーンを毛穴ゾーンに当てたら、次にスプーンを湯ぶねで温めて毛穴ゾーンに。これを繰り返す。