むせ返る湿気と熱射で毎日顔が汗まみれ……。女性ホルモン低下中のアラフィーにとって真夏の熱環境はエイジングを加速させる大敵! 「外熱(そとあつ)・中冷(なかびえ)」症状について、小林ひろ美さんが解説。
過酷な夏こそ毎日のケアにひと工夫を。秋の肌に違いを実感!
顔は火照っているのに足もとは冷え冷え。体重は増えてないのに顔がむくんで大きく見える。赤みやポツポツなど肌が荒れがち。スキンケアの効果をイマイチ感じにくい……。猛暑日が続くこの季節、そんな症状に悩んでいる人が多いよう。
「強烈な日射しと紫外線、ムッとくる湿気、室内外の激しい寒暖差、そして、長引くマスク生活……。こんな過酷な状況の中、更年期による女性ホルモンの低下も著しいエクラ世代は、肌表面にたまった熱ダメージを上手に放出できないまま過ごしている人が多いのでは。しかも、肌がベタつきがちな夏は、さっぱり感を求めてお手入れも最小限になりがち。でも、実は熱がこもっているのは顔を中心とした肌表面だけで、内側は冷えて滞っている『外熱・中冷』状態の場合が少なくないのです。胸から上は汗が止まらないのに、足もとやおしりは冷たいなどの症状は、まさにそのサイン。放っておくとエイジングが加速してしまう危険大です」
では、どうすればいい?
「ポイントは、肌表面は冷やしながら、体の内側はきちんとめぐらせること、そしてたっぷり保水して、潤いをしっかり肌にとどめること。この時期は、ちょっとした工夫を取り入れながら、より快適に効果的に熱を逃がすケアをすることが大切。その結果は秋の肌に必ず現れます」
思い当たりませんか?こんな「外熱・中冷」症状
下にあげた4つの症状に、はっとする人も多いはず。この時期は、猛暑が招く「外熱・中冷」のせいで、夏のダメージを肌にためがち。秋になって気づくと老化がすすんでいたという結果に。4つの症状のひとつでも当てはまったら、今すぐひろ美流“熱とり”美容をスタート!
《症状1》顔は火照っているのに、腰から下が冷える!
顔は火照り、汗でベタついているのに、足やおしりを触ると冷たいのは、体の内側がめぐっていない証拠。熱を放出できず、インナードライを招くことに。
《症状2》体重は変わっていないのに、顔が太って見える!
夏の「外熱・中冷」環境は、血流を滞らせて、不要な水分や老廃物を肌にため込みがち。顔を大きく見せるむくみはその現れでも。
《症状3》顔に赤み、かゆみ、ポツポツが発生!
暑く蒸している夏の環境にマスクによるダメージが加わり、肌自体が敏感に傾きがち。赤みやポツポツはそのサイン。早めの対策がマスト。
《症状4》いつものスキンケアの効きが悪い!
夏の熱ダメージは、肌の代謝も滞らせて古い角質もたまりがち。いつもと同じようにケアしていても、その効果を実感できないことも多々。
小林ひろ美の「熱とり」3カ条
冷やす
顔の火照りや滝汗は、顔まわりを冷やしてコントロールすることが大切。心地よいひんやり感は、ついつい、怠りがちになるケアのモチベーションもアップさせる。
巡らす
肌表面とは逆に、内側は冷えて滞りがちな夏の体。しっかり温め、血行や循環を高めつつ、古い角質をとるなど、肌のターンオーバーを促して、めぐらせるケアを。
潤す
表面はベタつき、内側は乾く典型的なインナードライ肌になりやすいのもこの時期。たっぷり保水するのはもちろん、その潤いを肌にとどめることも忘れずに。