いつものショートに、なんとなく物足りなさを感じていたら…。シルエット、カラー、質感にほんのひとさじ今っぽさを加えるだけで、印象はぐっと洗練される。
洗練さを狙うならコンパクトなシルエットがおすすめ
ボリュームアップして見せたい、けれど過剰なボリュームは老けて見えそう……。そんな大人ショートの迷いどころを解決してくれるのがこのコンパクトショート。ポイントは“小さいシルエット+ゆるい動き”の組み合わせ。マッシュベースのシンプルなレイヤーショートに、表面に動きを出すレイヤーを仕込んでいるのがポイントに。このレイヤーを入れたトップのみにゆるいCカールのパーマを仕込んで、表面の毛束を自然に動かすシルエットに調整を。
全体のシルエットはコンパクトでファッションの似合わせにも効く、洗練された印象。ヘアケアやスタイリングで水分やツヤをプラスすることで、さらにスタイリッシュな雰囲気に。【担当/田中祐次さん(K.e.y ginza) モデル/RISAさん(医療従事者)】
| 髪質 | くせ |
| 細 多 柔 | 弱め |
Hair Dataの見方
【髪質】左から順に、モデル本人の髪質の太さ、毛量、硬さ、くせを表示しています。太=髪が太い、細=髪が細い、多=髪が多い、少=髪が少なめ、硬=髪が硬い、柔=髪がやわらかい、普=普通
【Side】
【Back】
【POINT】
奥行きとボリュームを演出する表面のパーマは、放射状に落ちるように大きなCカールになるように施すのがポイント。高さだけでなく、前後の奥行き感も出せるように調整するのが大切。
丸みフォルムとハイライトでフェミニンな印象を叶える
大人ショートのトレンドは、重さと丸みを残すこと。ただ、重さがあると立体感の演出にスタイリングが必須となり、不器用な人にはハードルが高くなってしまう懸念点が。それを解決してくれるのが細かなハイライトカラー。全体のカラーは明るめの11トーンのオリーブベージュ。そこへ15レベルのハイライトを同系色で細かく施している。難しいスタイリングいらずで自然な立体感を演出でき、テクいらずで華やかな印象に。さらに白髪もぼかされて目立たなくしてくれるという2大メリットが。色のコントラストをつけすぎないのも大人が取り入れる時の大切なポイント。派手になりすぎず、上質な印象も担保できる。ヘアの立体感をサポートするため、全体の丸みシルエットに対して、襟足をタイトに納め、顔まわりもシャープにデザインを。緻密に計算されたカットとカラーで、ショートヘアをアップデート。【担当/今野捷さん(SUNVALLEY) モデル/内村舞子さん(顔ヨガインストラクター)】
| 髪質 | くせ |
| 太 普 柔 | なし |
Hair Dataの見方
【髪質】左から順に、モデル本人の髪質の太さ、毛量、硬さ、くせを表示しています。太=髪が太い、細=髪が細い、多=髪が多い、少=髪が少なめ、硬=髪が硬い、柔=髪がやわらかい、普=普通
【Side】
【Back】
【POINT】
入っているのがわからないくらい、繊細に細かなハイライトカラーを施しているためシルエットに立体感が。オリーブ系の色味なので、髪の赤みも抑え、くすみ悩みにも対応。
ミニマルなデザインの大人ショートならモードな印象に
ショートヘア派のエクラ世代から多く寄せられるリクエストは、「ふんわりとボリュームアップしたい」という願望。今回の阿久津さんの提案は、ミニマルなデザインの中でのコントラストで“ふんわり見せる”というスタイル。ショートヘアが洗練され、ファッションとのバランスもとりやすくなるそう。カットのベースは丸みのあるグラデーションショート。襟足をタイトに、サイドも耳が見えるくらいシャープにカットし、丸みはあるけれどコンパクトなデザインに。そこへゆるく流れる程度のカールをパーマでプラス。ミニマルなシルエットと、ゆるい動きのコントラストで、やりすぎ感がなく自然とボリュームアップして見える。カラーは9トーンのブルーアッシュ系で、洗練されたスタイルを引き立てて。アンニュイな毛流れとシルエットの工夫で、洒落感とボリュームアップを実現した新鮮なスタイルに。【担当/阿久津弦泰さん(hair salon SHISEI) モデル/鈴木麻衣さん(販売)】
| 髪質 | くせ |
| 普 多 普 | なし |
Hair Dataの見方
【髪質】左から順に、モデル本人の髪質の太さ、毛量、硬さ、くせを表示しています。太=髪が太い、細=髪が細い、多=髪が多い、少=髪が少なめ、硬=髪が硬い、柔=髪がやわらかい、普=普通
【Side】
【Back】
【POINT】
顔まわりと表面にほんの少し、揺れる程度のアンニュイな毛流れをプラス。太めロッドでのパーマを仕込んでおくとスタイリングが楽になるが、くせ毛なら地毛のままでも再現が可能。
レイヤーショートは、長めレングスにチェンジ
いつの時代でも、エクラ世代から絶大な人気を誇るショートヘア。おしゃれで、髪のボリュームアップやリフトアップにも効果があることが支持を集める理由だが、唯一と言ってもいい難点が、髪のセットが必須なこと。忙しい朝、この工程を少しでも短縮するために井上さんが提案してくれたのが“乾かすだけで決まるショートヘア”。
その人の顔立ちや髪の状態に合わせて、髪の表面にふんわりとしたレイヤーの毛束をプラス。全体のシルエットも丸みがあって繋がるようにカットされているので、難しいテクニックは必要なく、ドライヤーで空気を入れながら乾かすだけでふわっとした髪型に決まってくれるのが嬉しい! TPOに合わせて、32mmのヘアアイロンで表面をワンカールさせるのも◎。ツヤと動きを足せるので、さらに素敵な印象に。【担当/井上博美さん(CANAAN hair salon GINZA) モデル/村田紀子さん(会社員)】
| 髪質 | くせ |
| 細 普 柔 | なし |
Hair Dataの見方
【髪質】左から順に、モデル本人の髪質の太さ、毛量、硬さ、くせを表示しています。太=髪が太い、細=髪が細い、多=髪が多い、少=髪が少なめ、硬=髪が硬い、柔=髪がやわらかい、普=普通
【Side】
【Back】
【POINT】
レイヤーの入れ方で、前髪と顔まわりがつながるようなシルエットに調整。セットのしやすさはもちろん、耳が透けて見えるようなフォルムで抜け感が生まれ、ピアスなどアクセが生えるスタイルに。
【サロン情報】
CANAAN hair salon GINZA《カナン ヘアサロン ギンザ》
東京都中央区銀座3-2-11 GINZA SALONE10F
☎︎03・6263・2040
井上さんインスタグラム @hiromiiinoue.design
丸みショートのポイントはサイド&フロント
大人ショートの新解釈は、ボリュームではなく“丸み”フォルム。丸みがあることで自然と立体感が生まれ、老け見えを回避。さらにうねりやくせが強くなってくる大人世代ほど、“丸み”は出しやすいシルエットなので、むしろ今の髪質のメリットを最大限に活用できる。
カットベースはサイドに丸みを出しやすいグラデーションショート、フロントはマッシュラインに。そして表面ではなく内側にレイヤーを仕込んでウエイトコントロールをしているのも、若々しく見えるポイント。セットはクセを活かすように、クシャッと握りながら乾かし、ヘアスプレーで立体感をキープ。ナチュラルさが生きる、立体ショートを楽しんで。【担当/細田真吾さん(COA GINZA) モデル/リラフラさん(チームJマダム)】
| 髪質 | くせ |
|
太 多 硬 |
弱め |
Hair Dataの見方
【髪質】左から順に、モデル本人の髪質の太さ、毛量、硬さ、くせを表示しています。太=髪が太い、細=髪が細い、多=髪が多い、少=髪が少なめ、硬=髪が硬い、柔=髪がやわらかい、普=普通
【Side】
【Back】
【POINT】
今どきの大人ショートに必要なボリュームは、縦ではなく「横」。サイドに自然な丸みをデザインすることで、無理なくナチュラルなボリューム感を演出することができる。その人の顔立ちに合わせた丸みを作ることで、フェイスラインの引き上げ効果も担う。