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春は、髪に軽さをまとわせるだけで印象がぐっと若々しく見える季節。フェイスラインをすっきり見せる小顔ショートと、ふんわり軽やかで春らしさが増すボブヘアなら、重たく見えない質感と上品さが同時にかなう。どちらも春の装いにぴったりのスタイル。
春服に合う小顔ショートヘア
コンパクトなシルエットが軽やかなショートヘア
ショートヘア派のエクラ世代から多く寄せられるリクエストは、「ふんわりとボリュームアップしたい」という願望。今回の阿久津さんの提案は、ミニマルなデザインの中でのコントラストで“ふんわり見せる”というスタイル。ショートヘアが洗練され、ファッションとのバランスもとりやすくなるそう。カットのベースは丸みのあるグラデーションショート。襟足をタイトに、サイドも耳が見えるくらいシャープにカットし、丸みはあるけれどコンパクトなデザインに。そこへゆるく流れる程度のカールをパーマでプラス。ミニマルなシルエットと、ゆるい動きのコントラストで、やりすぎ感がなく自然とボリュームアップして見える。カラーは9トーンのブルーアッシュ系で、洗練されたスタイルを引き立てて。アンニュイな毛流れとシルエットの工夫で、洒落感とボリュームアップを実現した新鮮なスタイルに。【担当/阿久津弦泰さん(hair salon SHISEI) モデル/鈴木麻衣さん(販売)】
【Side】
【Back】
【POINT】
顔まわりと表面にほんの少し、揺れる程度のアンニュイな毛流れをプラス。太めロッドでのパーマを仕込んでおくとスタイリングが楽になるが、くせ毛なら地毛のままでも再現が可能。
かっこいいハンサムショートヘア
「白髪が目立ち、くせも強くなって以前より髪がまとまらなくなったというエクラ世代は、ぜひショートにトライしてほしいですね」と、「LILI」の代表・三好真二さん。襟足はすっきりさせてシャープに見せながらも、後頭部の丸みや長さを残した前髪でフェミニンなニュアンスを添えているため、大人でも取り入れやすい。グラデーションカットで収まりよくしつつ、トップのランダムなレイヤーでふんわり感をつけるとどこから見ても美しいシルエットに。カラーは色味がしっかり入るナチュラルブラウンをチョイス。ちらほら見える白髪がハイライト代わりになり、おしゃれになじむのもうれしい。【担当/三好真二さん(LILI) モデル/村田一子さん(会社員)】
【Side】
【Back】
【POINT】
真ん中を長めにしたV字の前髪は、左右どちらにも流せるというメリットが。長短のついた毛束の揺れ感が、表情にまろやかさと色気をもたらす。
【サロン情報】
LILI《リリ》
東京都渋谷区神宮前3の15の4 j-hill side B1F
TEL:03・3478・7020
https://www.lili-hair.jp/
LILIインスタグラム @lili.tokyo
手入れが楽なフェミニンショートヘア
大人ショートのトレンドは、重さと丸みを残すこと。ただ、重さがあると立体感の演出にスタイリングが必須となり、不器用な人にはハードルが高くなってしまう懸念点が。それを解決してくれるのが細かなハイライトカラー。全体のカラーは明るめの11トーンのオリーブベージュ。そこへ15レベルのハイライトを同系色で細かく施している。難しいスタイリングいらずで自然な立体感を演出でき、テクいらずで華やかな印象に。さらに白髪もぼかされて目立たなくしてくれるという2大メリットが。色のコントラストをつけすぎないのも大人が取り入れる時の大切なポイント。派手になりすぎず、上質な印象も担保できる。ヘアの立体感をサポートするため、全体の丸みシルエットに対して、襟足をタイトに納め、顔まわりもシャープにデザインを。緻密に計算されたカットとカラーで、ショートヘアをアップデート。【担当/今野捷さん(SUNVALLEY) モデル/内村舞子さん(顔ヨガインストラクター)】
【Side】
【Back】
【POINT】
入っているのがわからないくらい、繊細に細かなハイライトカラーを施しているためシルエットに立体感が。オリーブ系の色味なので、髪の赤みも抑え、くすみ悩みにも対応。
華やかで軽やかな大人のショートヘア
スタイリッシュで大人っぽく、こなれた印象が高いストレートタッチのハンサムショート。憧れはあるけれど、私たちの髪質でも叶うもの?という疑問に答えてくれたのがRISAさん。実はトップの分け目をほんの1センチずらすだけで、難しいと思っていたショートヘアが簡単に私たちに寄り添うスタイルにシフトするそう。カットベースはウェイトを低めに設定したグラデーションショート。襟足をすっきりとタイトに切りそろえて首元をキレイに見せて。ポイントはスタイリング。トップの分け目を中心より1センチほどずらすことで、トップがつぶれやすい、分け目がぱっくり見える、伸びてきた白髪が目立つという、大人の悩みを3つもカムフラージュ。前髪からフロントへの計算されたカットで、こめかみを隠すような毛流れを作っているのも、大人がこのスタイルを楽しめる理由のひとつ。【担当/RISAさん(PearL) モデル/伊與田愛子さん(モデル)】
【Side】
【Back】
【POINT】
トップの分け目をずらすのはもちろん、前髪の毛流れがぺたっとならず、内から外へなだらかな曲線を描くようにカットされているのも特筆ポイント! 顔が出すぎず、こめかみが隠れるからこそ、大人でもセンターパート風のシルエットを堪能できる。
爽やかな印象のショートヘア
白髪をぼかせるハイライトカラーがブレイク中!白髪の表面に、放射状のハイライトをのせることで、立体感を演出。軽やかで華やかなヘアスタイルに。ショートヘアをさらに爽やかにするミントグリーン×ベージュの髪色。ベースは暗めの7トーン。白髪部分に合わせて、表面は放射状にたっぷりと13トーンのハイライトをON。コントラストを効かせて立体感も演出。【担当/松原和成さん・奥 貴博さん(カキモトアームズ銀座店) モデル/小林香織さん(ドラマー)】
【Side】
【Back】
ふんわり春らしい軽やかボブヘア
丸みシルエットでふんわり軽やかボブヘア
前田さんが提案してくれたのは、全体的に丸みのあるフォルムとさりげないくびれラインがポイントの、こなれ感のあるボブ。計算されたカットで、シャープで重くなりがちなボブが軽やかで今っぽい印象に。
カットベースは肩上のワンレンボブ。顔周りをベースより少しだけ短くカットし、毛流れが単調にならないように“ワンクッション”を作る。シルエットの角を取るカット、さらに髪表面にはスライドカットでニュアンスを作り、抜け感と丸みフォルムに調整を。前髪はスタイリングで束感を演出し、自然な抜け感を演出。重たすぎず軽すぎない絶妙なバランスで、トレンド感がありながらも飾りすぎないさりげない雰囲気に。軟毛の場合、太めのヘアアイロンでワンカール巻いたようなゆるいパーマを仕込むのがおすすめ。セットの簡単さと、ふんわり印象を叶えやすくしてくれる。【担当/前田百合子さん(BEAUTRIUM265) モデル/本庄かおりさん(サロン経営)】
【Side】
【Back】
【POINT】
今のヘアトレンドは肩の力が抜けたような雰囲気。シャープなシルエットより柔らかい雰囲気が旬だ。全体の丸みシルエット、顔まわりの少し短い毛束で耳周りに抜けを作り、軽やかにまとめるのがおすすめ。
【サロン情報】
BEAUTRIUM265《ビュートリアム ニロクゴ》
東京都中央区銀座2の6の5 銀座トレシャス4F
☎︎03・3562・6606
ツヤ感のあるコンパクトな小顔ボブヘア
年齢を重ねて毛先のパサつきやうねりなどが出やすく、まとまりにくくなっていると感じているなら、思い切ってあごの高さでカットラインを強調したボブに。前下がりの重めフォルムで面を生かせるスタイルなので、品のあるツヤ髪を堪能できるのがポイント。
シルエットが重くなりすぎないよう、そして今っぽい抜け感を演出するために工夫されているのが、サイドにつながる前髪の毛流れ。リバース巻きの毛流れで面を生かしたスタイルに、ちょっとしたアクセントをプラス。ニュアンスがあるけれどシンプルな設計なので、セルフスタイリングが簡単なところも嬉しい。毛先まで輝く上質なツヤ髪に。【担当/土田美沙子さん(SUNVALLEY) モデル/MAYUNAさん(アパレルモデル)】
【Side】
【Back】
【POINT】
前髪はフロントからサイドへつながるような、ややラウンドするフォルムにカットし、スタイリング時はヘアアイロンで毛先だけをリバース巻きに。“面”の多いスタイルの中で、外に逃げる毛流れがアクセントとなって存在感を発揮。
【サロン情報】
SUN VALLEY《サンバレー》
東京都港区南青山5-2-12・B1F
TEL:03・6427・3807
https://sunvalley.tokyo/
首元すっきりくびれボブヘア
トレンド感のある印象になれるくびれボブは、アラフィー世代に人気のスタイル。くびれ&縦長フォルムなので小顔や丸顔カバー効果があったり、トップのボリューム感を演出し髪を豊かに見せることができたり、といいことづくし。2023年らしいアップデートは毛先に“やや厚み”を残していること。重さがあるのでツヤと品をキープし、スタイリッシュさとエレガントな雰囲気を両立。【担当/小田嶋信人さん(ABBEY) モデル/萩村恵理子さん(46歳・ブランディングスタイリスト)】
【Side】
【Back】
【POINT】
ストレートアイロンでフロントのクセを伸ばしながら、サイドへ流れるような自然な毛流れに。そしてかき上げるようにスタイリングを。この“横”を意識した毛流れは、丸顔やフェイスラインの緩みなど、気になる下半顔のお悩みをカバーできるそう。
【サロン情報】
ABBEY《アビー》
〒107-0062 東京都港区南青山5-7-23 始弘ビル 2F
TEL:03・5774・5774
https://www.abbey2007.com/
ワンレンボブだった優美さん。トップのボリュームがつぶれやすくAラインになってしまうというエクラ世代特有の状態に。この場合のスタイルアップの方法は、前髪をつくること。長めの前髪があることでワンクッションの段差が生まれ、シルエットにメリハリがつきやすく小顔印象をかなえる。また前髪があるとフロントのボリュームが出しやすくなり、髪悩みコントロールも容易に。長め前髪なので若づくりに見える心配もなし!【担当/masatoさん(marr ) モデル/チームJマダム®優美さん】
【Side】
【Back】
【POINT】
鼻ラインの長さで幅広のラウンド前髪に。この長め前髪がメリハリ出しと小顔印象を兼ねている
【サロン情報】
marr中目黒(マールナカメグロ)
東京都目黒区中目黒3の12の19幸來路ビル3F
☎03・6412・7503
https://marr-hair.com/
華やかな印象の最旬ボブヘア
前シーズンまではストレートタッチのボブがトレンドだったが、この夏はやわらかい丸みがしゃれ見えの絶対条件に。CHIEさんが提案するボブも、グラデーションカットで仕込んだ丸みフォルム。甘い印象になりすぎないよう、前下がりのシルエットで洗練された雰囲気にするのがエクラ世代にはおすすめ。ハンドブローでも収まりが良くなるようレザー(カミソリ)でカットしているのでスタイリングも簡単。より動きを出したいときは、ヘアアイロンでハチ上は内巻き、ハチ下は外ハネに。セットでメリハリをつけることでさらに抜け感が演出できて、夏の涼しげ印象までプラス。
【担当/CHIEさん(PearL) モデル/福田美幸さん(45歳・かごバッグ教室主宰)】
【Side】
【Back】
【POINT】
フロントが長めの前下がりフォルムにカットすることで、シルエットにくびれなどメリハリが作りやすく、のっぺり印象を回避。ヘアアイロンで内巻き+外ハネのスタイリングをすると、美人の王道フォルム“ひし形”になるように仕込んである。
【サロン情報】
PearL《パール》
東京都渋谷区恵比寿西1の32の3 トラッドゴード代官山C
☎︎03・6455・3038
https://www.pearl-salon.com