しっかりとカールをつけた巻き髪も素敵だけど、今は断然、ストレートアイロンで"ちょっとだけ巻いた"ヘアがおしゃれで、春服にも映える!今っぽい絶妙な抜け感も、髪悩みのカムフラージュも同時にかなえてくれる、注目アイテムの魅力&巻き方のポイントをたっぷりご紹介。
①ストレートアイロン「ちょい巻き」が素敵な4つの理由
理由1.春服に似合う、さりげない揺れ感が出せる
「この春は軽い素材やベージュ、パステル系の淡い配色がトレンド。ストレートアイロンでつくる、ちょい巻きならではのふんわりボリューム感、やりすぎない揺れ感が、軽さのある春服と相性抜群なんです」(野口さん、以下同)
《右》ストレート
おしゃれだが寂しい印象。動きがないので重さも。
《中》ちょい巻き
軽やかでカジュアルな服とも相性がいいエアリー感が。
《左》しっかり巻き
ゴージャスすぎて、軽やかな春服にはトゥーマッチ。
理由2.ストレートアイロンで巻くと、今っぽいニュアンスが簡単
「抜け感のある昨今のファッションに合わせ、巻きすぎない髪型がトレンドです。毛先のハネ感など、おしゃれのさじかげんのバランスをとりやすいのが、ストレートアイロンで巻くゆるやかな動き。ヘッドをカーブさせるだけなので、不器用な人でも簡単ですよ!」
髪内部の水分をとどめたままセットすることができる。しっとりした通称“レア髪”に仕上がり、ツヤや手ざわりも◎。
リファビューティック ストレートアイロン ¥19,800/MTG
理由3.髪質のお悩みをカムフラできる
「ストレートアイロンは“伸ばす・カール・ツヤ出し”が可能。顔まわりのうねり解消はもちろん、トップのボリューム出しなど部分的なちょい“盛り”も得意。そして、使用後の髪はツヤがアップ!」
《こんなお悩みを解消!》
・パサつき毛にツヤ感復活
・くせやうねりを伸ばせる
・トップのボリュームが出せる
理由4.初心者でもやけどしにくい
「プレートが本体の内側に配置されているストレートアイロンは、前髪や襟足など、肌に近い部分を巻くときにもやけどする心配が少ない! 初心者でも安心してニュアンス巻きがつくれるツールです」
②4つのパーツ別「ちょい巻き」テク
ラフな揺れ感と動きがこなれた華やかさを引き出す
【Before】
髪内部の水分をとどめたままセットすることができる。しっとりした通称“レア髪”に仕上がり、ツヤや手ざわりも◎。リファビューティック ストレートアイロン ¥19,800/MTG
1.今どき感に必須な「毛先のちょい巻き」テク
ハチの上下でブロッキング。下段の髪全体を6等分し、その1束分をとり、根元からストレートアイロンではさむ。浮きを押さえたいので地肌から近い位置でつかむこと。
《2》首に沿わせるように外ハネに
ストレートアイロンをなるべく首に沿わせるように下へスライドさせて、毛先は外ハネになるように、手首を外へ回転させる。首に沿わせることで、外ハネが広がりすぎない。
《3》表面の髪は大きな内巻きに
ブロッキングをはずし、ハチ上の髪も6等分。顔まわり以外の毛束をとり、根元から大きなカーブを描くように、毛先までストレートアイロンをスライドさせて内巻きに。
2.フォルム&顔立ちの柔らかさを生む「顔まわりのちょい巻き」テク
顔まわりのハチ上の毛束をとる(毛先の工程で巻かなかった部分)。毛束を前方向へ引っぱりながら、根元から約10cmの位置をはさむ。このとき手首の内側は前を向いていること!
《1》の根元10cmではさんだ位置から、毛束をひっぱりながらゆっくり斜め前へストレートアイロンをスライドさせ、耳下の位置から毛先までを、大きく内巻きにする。
手ぐしで顔まわりの髪を外側へとかし、耳まわりに空間をつくって。内巻きにした毛束がほぐれつつ、シルエットに横幅が出せるので、自然な抜け感をつくることができる。
3.自然な立体感のあるゆるカーブをつくる「前髪のちょい巻き」テク
前髪をすべて中央に集め、根元をストレートアイロンではさむ。量の少ない前髪は小分けにせず、一気に巻いたほうがカクッとした跡がつきにくく、ぱっくり割れも予防。
根元がつぶれないよう、前髪は前方向を意識しながら、ゆっくりストレートアイロンをスライドさせる。毛束の真ん中にきたら、大きなカーブを描きながら毛先まで内巻きに。
もう一度、前髪をすべて集めて、毛束の真ん中を指ではさむ。毛先をストレートアイロンではさみ、毛束を持った指の位置は変えずに、ゆっくり毛先だけを内巻きにする。
4.さりげなくボリュームを出す「トップのちょい巻き」テク
前髪の頂点のすぐ上で、トップの毛束を約2cm幅にとり、ストレートアイロンではさむ。このとき毛束がゆるまないよう、片側の手で髪にテンションをかけておいて。
《1》ではさんだ毛束はテンションをかけたまま、ストレートアイロンを持った手首を上に返しながら約1cm前へ押し出す。押し出したら、すぐに毛束からアイロンを放す。
前髪のすぐ上・頭頂部の真ん中・後頭部の直前の3カ所の根元を、①→②の工程でピンポイントに立ち上げる。最後に、全体的に軽く手ぐしを入れて髪をほぐしたら完成。
③【動画】わかりやすい“ちょい巻き”テク動画を公開
大人の髪が見違える!簡単3ステップ「4つのパーツ別ちょい巻きテク」
エクラ5月号「ストレートアイロンのちょい巻きLESSON」特集の「4つのパーツ別ちょい巻きテク」を動画で解説!
④ちょい巻き応用テクニック
長めヘアを今っぽいこなれヘアに!
「ストレートアイロンの魅力の一つは「強く巻きすぎる心配がない」ということ。特に長い髪はカールが強いとゴージャスな印象になりやすいので、ストレートアイロンを使った“ちょい巻き”テクのほうが、抜け感やこなれ感を出しやすいんです。撮影でも、長めヘアのモデルさんの髪はストレートアイロンでセットしています」
「毛先→顔まわり→前髪→トップ」の順に。前半2ステップはこちらのテクに変更。
前髪&トップは基本と同じ。毛先と顔まわりの工程をチェンジ!
《毛先は外巻き→内巻きのミルフィーユに》
長めヘアは襟足、耳上、ハチ、表面の4パーツと、ボブよりも細かくブロッキングしながら巻くと適度な動きを出しやすい。まずは襟足の毛束を首に沿わせながら外ハネに。
次に耳の上の位置でブロッキング。耳上の高さの毛束は、根元から毛先へテンションをかけながら大きなアーチを描くようにアイロンを動かし、ふんわりとした内巻きに。
3ステップ目は、ハチの高さでブロッキングをする。ハチ下の毛束をとり、根元から毛先までゆっくり外ハネに。地肌から根元が浮かないよう、頭や首に沿わせるのを忘れずに。
ブロッキングをはずし、表面の髪は全体を大きな内巻きに。ステップ2同様、ストレートアイロンではさんだ毛束は地肌と垂直になるよう意識し、遠くへ引っぱりながら内巻きに。
《顔まわりはリバース巻きに》
耳前の毛束をとり、アイロンを縦にしてはさむ。斜め後ろへ向かって半回転させながらアイロンをすべらせて、リバース巻きに。毛先に到達したら、下へスッと抜く。
⑤もっと上手に使いこなすためのQ&A
Q.アラフィー世代の髪にいい、ストレートアイロンを教えて!
A.傷まない工夫をしているアイテムを見極めて
「髪ダメージが起こりやすいので、プレートにダメージレスの工夫がされていたり、スライドさせたときに引っかからず髪すべりのよいストレートアイロンをおすすめします。これらのタイプはツヤも出やすいんです!」
(上)熱伝導がマイルドで傷みにくい。リファビューティック ストレートアイロン ¥19,800/MTG
(中)遠赤外線の一種を発するキュアクリスタル加工のプレートを使用。ダメージケアをしながらスタイリング。ホリスティックキュアストレートアイロン ¥13,200/ホリスティックキュアーズ
(下)ナノイーが発生。髪に水分を浸透させながらキューティクルを引き締める。髪すべりのよさを研究し、一度で伸ばしやすい。ストレートアイロン ナノケア EH-HS0E (オープン価格)/パナソニック
Q.スタイリング剤はどのタイミングで使えばいい?
A.無理に使わなくてOK! 軟毛さんはミストを活用
「スタイリング剤の重さで巻き髪がつぶれるのを避けるため、問題がなければスタイリング剤は使わなくても大丈夫。軟毛でトップがつぶれやすい、巻きがとれやすい髪質の場合のみ、ヘアミストでの仕込みをプラスして」
野口さんおすすめのカール持ち上昇ミスト。「髪全体にまんべんなく塗布するため、毛束を持ち上げ振り落としながらミストを吹きつけて。ドライヤー等で髪を乾かしてからストレートアイロンを」。
イオン・ウォーター・カールカール 210ml ¥1,650/パーマリンケミカル
「立ち上げたい根元に吹きつけ、乾いてからアイロンを。バリッと固まらずにボリュームアップ」。ノンシリコン処方で頭皮についても安心感が。オーガニックのオイルとウォーターの二層式なので振ってから使用。
ヴェレダ ヘアミスト 115ml ¥2,640/ヴェレダ・ジャパン
Q.マスクをしていると、前髪がすぐにくずれちゃう
A.ミニストレートアイロンを使い“斜め上伸ばし”で日中のお直しを
「マスクだと自分の呼気の湿気で前髪がうねりやすいですよね。携帯できるミニアイロンがお直しに便利。前髪の根元をはさみ、やや斜め上に引っぱりながら伸ばすと、おでこに空間が生まれ、湿気の影響を受けにくくなります」
持ち運びやすいミニサイズながら、最高200℃のセラミックプレートの熱で髪をコントロール。USB電源なので、いつでもどこでもリタッチできる。
USB コンパクト ヘアーアイロン ISC100 ¥3,278(編集部調べ)/テスコム
Q.巻くときの毛量や気をつけるべきポイントは?
A.髪質によって1回にとる毛束の量を変えましょう
「巻くときは、必ず髪が乾いた状態で! 毛束は、少なければ熱で跡がつきやすく、量が多ければ跡がつきにくい。これはストレートアイロンでもコテでも一緒です。細毛さんなら一束を多めに、多毛さんなら一束を少なめにするなど、それぞれの髪質や毛量に合わせて毛束の量を調整しましょう」
Q.どうしても“カクッ”となってしまう
A.アイロンをはさむ瞬間に、毛束を曲げていませんか?
「ストレートアイロンではさんだ瞬間に力を入れ毛束を曲げると、カクッとした跡がついてしまいます。まずはまっすぐ毛束をはさむ意識を。特に前髪は、慣れないうちは約130℃の低温で巻くと跡がつきにくいですよ」
《NG》
毛束をはさむ瞬間に曲げて角をつくってしまうと“カクカク”巻きに。毛量の少ない前髪は特に失敗しやすいので、まずは低温で巻いてみるのも手。
失敗したらすぐにアイロンをはずし、毛束が熱いうちにくしでとき、毛束を伸ばす。冷えてしまうと跡が残るので、その場合は髪をぬらして修整を。
Q.ストレートアイロンを使うと髪が傷みそう……
A.130~160℃の低め温度でスタイリングを
「プロは200℃くらいで手早くセットしますが、セルフスタイリングだと高温なのでダメージが心配。ストレートアイロンに慣れるまでは、約130~160℃の低温でスタイリングに挑戦を。エクラの雑誌や動画を見ながら、ゆっくりアイロンをスライドさせても髪が傷みにくい温度です」
Q.どうしても失敗続き。うまくなるコツは?
A.電源の入っていない状態で“素振り”してみるのも◎
「ストレートアイロン成功のコツは、根元から毛先まで動かす手を止めないのが一番! ただ、慣れていないと途中で止まったり、放したり。そこで実際に巻く前にプロセスの動きを“素振り”してみてください。動きを体で覚えると、熱が入った状態でもスムーズに動かしやすくなります」
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