ヘアスタイルはファッションの一部として、欠かせないもの。なかでも大人のボブは、おしゃれ感を網羅するベストな髪型。そこで冬服に映える最新ボブをご紹介。おしゃれの冬支度に「服映えボブ」でセンスアップして。
①ボブヘアが50代女性にベストな理由
服映えにいいことづくし。大人のボブの魅力とは?
ボブはもともとアラフィー世代から支持の高いヘアスタイル。セットのしやすさなど機能性を語られることが多い髪型だが、一番の魅力は“服映え”すること。コンパクトなフォルムやシャープなカットラインはそれだけで洗練された印象を与え、いつものコーディネートのスタイルアップを助けてくれる。今回、ボブスタイルにヘアチェンジしたモデルのRINAさんもその魅力を実感。
「私の仕事は、テイストの違うどんなファッションも素敵に見せることが大切なので、アレンジの効くヘアが必須です。いろいろチャレンジするのが好きな私ですが、ボブはダウンスタイルでもおしゃれだし、服に合わせたアレンジも効くベストな髪型。今回、少し前下がりのボブにカットしたのですが、顔まわりにニュアンスをつけることもできるし、結ぶこともできる。スタイリングで毛先をナチュラルに遊ばせればカジュアルな印象にもなるし、本当にファッションに応用の効く髪型だと再認識しています。冬服に合わせたダークトーンな髪色も重くなりすぎず、さらに私のクセ毛をイイ感じにカバーしてくれる、プラスαのメリットが多いんです」(RINAさん)
おしゃれの冬支度に、「服映えボブ」でセンスアップを
RINAさんも服映えボブにチェンジ!
今夏、セミディレングスだったRINAさん。明るめ&ハイライトカラーなど色で遊ぶスタイルを楽しんだので、冬は服映えする髪型にしたいとばっさりヘアチェンジ。
【Before】
ヘア&ファッションのプロが証言
「服映えボブ」がアラフィー世代にベストな理由
1.大人の髪&肌の悩みの多くをカムフラージュしてくれる
ボブはカットやスタイリングで髪のうねりやボリュームの調整がしやすいため、アラフィー世代で露呈する髪悩みをフォロー。また顔まわりのフォルムでフェイスラインや輪郭など顔だち悩みもカバーしやすいのが特徴です。(PearL美容師 CHIEさん)
2.トレンドの重めデザインの服とバランスがとりやすい
今冬もロングスカート、ワイドパンツ、ロングコートなど重心の低いアイテムがトレンド。コンパクトなボブはそんな服ともバランスがとりやすく、かっこよすぎず甘すぎず、自然体の女性らしさが表現できると思うのです。(スタイリスト 池田メグミさん)
3.長さがあるからアレンジが効く。カラーリングも映えやすい
ちょうど扱いやすい長さのボブは、ラフに結んだり耳にかけたりとアレンジを効かせやすいスタイル。また人気のハイライトや明るめの髪色など、大人が欲しいツヤを保ったままカラーを楽しめるのも、この長さならでは。(ヘアアーティスト 左右田実樹さん)
②服映えボブの3つの魅力
大人のボブは、おしゃれ感を網羅するベストな髪型。ボリューム感が増す冬の着こなしをバランスアップしてくれる“服映えボブ”の効果を、3つの実例ポイントを解説しながらご紹介!
1.重めのコートでも、全身バランスがよく
オーバーサイズや丈の長いコートはトレンド感のある印象だが、重心が下がり太って見えることも。でも肩上のボブは、目線を上げる効果とすっきりとした印象をもたらし、全身バランスをよく見せてくれる。ボトムや靴にポイントをもたせたコーデのときも同様の効果アリ!
2.結べるから、ストールを巻いてもすっきり
ストールやマフラーなど巻きものが欠かせない冬。RINAさんのように長めボブならひとつに結ぶこともできるし、短めボブなら首まわりの髪がじゃまになりにくい。おしゃれと防寒に欠かせない冬小物とも相性抜群。
3.巻くと、シンプルニットが華やか&おしゃれに
ボブは、ゆる巻きも華やか巻きもどちらも可能な、スタイリングに幅があるヘア。シンプルなニットやシャツなど、それだけだとすっきりしがちな服にも、アレンジで華やかさや女性らしさをプラスできる。
③大人に似合う「服映えボブ」7スタイル
レングス、フォルム、毛流れのバリエが豊かで映える、いいことづくしな大人ボブ。服映えをかなえる最新ボブを、人気サロンが提案してご紹介!
1.今っぽいニュアンスをちりばめた毛流れがポイントの服映えボブ
リップラインの短めボブは、スポーティにならないよう長め前髪を合わせて雰囲気を重視。軽く立ち上がりのあるセンターパートのS字前髪やランダムに動く毛先はトレンド感があり、ファッション好きも満足できるフォルムに更新。S字カーブの前髪は、顔まわりの扱いにくいうねり悩みもカバー。
【担当/CHIEさん(PearL) モデル/西原英理子さん(会社員・45歳)】
【Side】
【Back】
【Before】カット前はこう!
ポイント
あごラインのコンパクトな短めボブなので、オーバーサイズのロングコートでも重心を上げて、全身スタイルをすっきりと演出。
【PearL】
東京都渋谷区恵比寿西1の32の3
トラッドゴード代官山C
☎03・6455・3038
http://www.pearl-salon.com
2.あごラインの長さでもアレンジが効くワンレングスのフェミニンボブ
やや前下がりのワンレンベースに、グラデーション状に毛先に丸みをつけた女性らしいフォルム。長さがあるので、耳かけやタイトなスタイリングなどのアレンジが効き、服のテイストに合わせて髪型で遊べるのがうれしい。内巻きブローでセット終了の簡単さもGOOD。
【担当/前田百合子さん(BEAUTRIUM 265) モデル/佐々木真紀子さん(販売・47歳)】
【Side】
【Back】
【Before】カット前はこう!
ポイント
ヘアオイルやバームでタイト×外ハネにセットすると、クールな印象にチェンジ。分け目を少しずらせば、トップがつぶれて見えない。
【BEAUTRIUM 265】
東京都中央区銀座2の6の5銀座トレシャス4F
☎03・3562・6606
https://beautrium.com
3.うねりグセを生かしたパーマで立体感のあるフォルムを実現
肩レングスの長めボブはレイヤーで軽さを演出。表面は動きを出すためにスパイラルパーマ、毛先は内巻きパーマをかけてパートごとにメリハリフォルムに調整。動きやアレンジが映えるやわらかい毛流れが生まれ、ワックスをもみ込むだけの簡単なスタイリングで服映えフォルムに。
【担当/杉山由夏さん(broocH) モデル/椎名明美さん(主婦・48歳)】
【Side】
【Back】
【Before】カット前はこう!
ポイント
ヘアオイルやバームでタイト×外ハネにセットすると、クールな印象にチェンジ。分け目を少しずらせば、トップがつぶれて見えない。
【broocH】
東京都渋谷区神宮前5の2の5
MAX&Co.ビル5F
☎03・5778・0438
https://brooch.jp
4.ラインを残したカットでスタイリッシュなボブ
あご下の長さの切りっぱなし風ボブはモードな印象を与え、それだけでおしゃれ鮮度が上昇。着る服の幅を広げ、硬い印象にならないよう、表面にニュアンス毛束を入れたり、毛先はなじむようにやわらかいグラデーション状にカットしている。
【担当/前田百合子さん(BEAUTRIUM 265) モデル/黒川公子さん(銀行員・47歳)】
【Side】
【Back】
5.フォルムがくずれにくいワンレングスボブ
首もとにボリュームがある冬服や冬小物とも相性のいい、あごラインの短めボブ。前下がりのワンレングスベースなので表面にツヤを宿し、髪質をよく見せてくれる。ベースが重めなので、伸ばしかけ途中でもフォルムがくずれにくく、服映えフォルムが長持ち。
【担当/masatoさん(marr) モデル/梁瀬理砂さん(医療事務・45歳)】
【Side】
【Back】
【Before】カット前はこう!
【marr】
東京都目黒区中目黒3の12の19
幸來路ビル3F
☎03・6412・7503
https://marr-hair.com
6.先細りカットテクで洗練された印象のボブ
こなれ印象のある毛束感を出したいけれどセットがむずかしいイメージ。そこで毛先に向かって先細りになるようなカットテクを駆使すると、簡単にメリハリ毛束がつくれるように。フォルムはベーシックなぶん、洗練された動きが不可欠なボブは仕込み技でおしゃれ感に差をつけて。
【担当/masatoさん(marr) モデル/和田彩華さん(会社員・45歳)】
【Side】
【Back】
【Before】カット前はこう!
ポイント
全体を7:3に分け、前髪を立ち上げるセミウェットなスタイリングにすると、大ぶりなイヤリングが映え、モードな雰囲気にチェンジ。
【marr】
東京都目黒区中目黒3の12の19
幸來路ビル3F
☎03・6412・7503
https://marr-hair.com
7.大人のクセ毛を生かしたやわらかい動きのボブ
うねりなどでクセが強くなる大人の髪は、長めボブならまとまりアップもかなえる。ワンレングスのボブベースに毛先だけ低めのレイヤーを入れて動きを出し、表面の髪は重く残すのがポイント。クセがゆるい毛流れとなるのに広がりは防ぐので、着る服を選ばないこなれ感と扱いやすさを両立できる。
【担当/CHIEさん(PearL) モデル/後藤ゆかさん(トータルファッションスタイリスト・48歳)】
【Side】
【Back】
【Before】カット前はこう!
ポイント
ハイネックなど首もとにボリュームのある冬服には、ひとつ結びアレンジを合わせて。クセのある毛流れを立体感として活用できる。
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目次③撮影/中島 洸(まきうらオフィス) メイク/榛沢麻衣
スタイリスト/池田メグミ 取材・原文/松井美千代
※エクラ2021年12月号掲載