「どうやって、あの素敵なスタイルを作っているの? 真似したい!」と読者の方々からのお問合せも多いのが、エクラ 華組の鈴木たま江さんのショートヘアスタイル。鈴木さんの周りでは「たまショート」と呼ばれているふんわりとしたボリュームのある、上品で抜け感のあるスタイルは、まさにアラフィー・ショートの理想形! そこで、憧れの「たまショート」の作り方を鈴木さんに伺ってみました。カギを握るのは、アラフィー世代ならなじみ深すぎる、ホットカーラーだそう!
夫、大学生の娘、愛犬ミルク&クルミと生活。 ファッション、ホテルライフ、旅、アート、ライブ、美しいものや笑顔になることが大好きです。周りには素敵なエクラ世代の方が多く、歳を重ねるのが楽しみになりました。どうぞよろしくお願いします★
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「たまショート」の秘密 その①
「たまショート」で使うアイテムはこの3つ!
①ホットカーラー
「たまショート」に欠かせない、メインのスタイリングアイテムは、中学生時代(!)からの愛用品というホットカーラー!
「中学時代は、これを使って、キョンキョンヘアにしていました(笑)。もう何十年も、かなりヘビーに使っているのに、本当に丈夫で全然壊れないから、ずっとこれを愛用しています。スタイル全体のフォルム作りに絶対欠かせない、“たまショート”の相棒です」
②マジックカーラー
こちらもアラフィー世代には馴染みのあるマジックカーラーは、前髪のスタイリング用。
「スタイリングアイテムがどんどんハイテクになっている中、真逆を行くごくごく”ローテク”ななのに、これといった技いらずで髪にくるっと巻きついてくれるし、カールの仕上がりの塩梅も絶妙だから、いつまでも手放せなくて。くたびれてきても、ワンコインショップなどですぐに買い足しできる手軽さも助かっています」
③NATURALCOSMOのヘアジェル
アガペシロップから作られた、ヘアジェルも、“たまショート”の仕上げのマストアイテム。
「いろいろ試してみて、やっと出会った、わたしの髪に“シンデレラフィット”する理想のスタイリング剤がこれ。ヘアをしっかりとまとめてくれるのに、重さがないサラサラの仕上がりなので、ホットカーラーで立ち上げた髪の根本をつぶさずにスタイリングができるんです。出先で少しスタイルがへたったかな、と思った時も、ささっと手櫛で髪に空気を含ませれば、簡単にもとのふんわり加減に戻るのもすごい。いきつけのサロンで出会って以来、もう何本リピートしたことか!」
「たまショート」の秘密 その②
「たまショート」の作り方
洗った後の髪が乾かないうちに、マジックカーラーを左右の前髪に巻き付ける。
「前髪って乾きやすいし、乾くと最もくせづけがしにくくなるパートなので、素早くまきつけてしまうのがコツです」
横から見ると・・・
巻きつけるとこんなふう
前髪にマジックカーラーを巻いたあと、ほかの部分はドライヤーで半乾きになるくらいに乾かしてから、いざ、“たまショート”のキモとなるホットカーラーをオン。
「まず、頭のてっぺん、つむじの位置から、後頭部に縦におろすように、ホットカーラーを巻きつけていきます。わたしの髪の長さだと、縦に3つくらいがちょうどいいかな。襟足の毛には、カールをつけずに、あえて髪のクセを生かすほうが、全体のスタイルに自然なニュアンスが出る気がするので、そのまま残します」
ここまで巻いたところで、メイクを開始。10分ほどかけて、ベースメイク、アイメイク、チークまで完成させたところで、左右の耳上のヘアにもホットカーラーを巻きつける。
「この時間差攻撃が大きなポイントなんですよ(笑)。一番ふんわりさせたいトップと後頭部の髪はカール時間を長めにとって念入りに、反対に程よいボリュームにとどめたほうがスタイル全体が上品にまとまるサイドの髪はさらりと巻く。実は、40歳くらいで髪をバッサリ切るまでロングヘアだったので、ショートヘアにしてからのスタイリングは試行錯誤の連続で、いろいろ試してみて行き着いたのが、この方法です。ちなみに、サイドのカーラーを巻きつけてすぐに、最後に残した眉を描く、というのが習慣なんです。眉のメイクにだいたい3分くらいかかるから、眉を描き終わったらカーラーを外すとちょうどいいことに気づきました」
「ホットカーラーを外した直後に正面と側面それぞれから鏡を見て、髪がきちんと根元から立ち上がっているかチェックします。特にボリュームが欲しいトップと後頭部は念入りに確認」
「これがとっても大事なひと手間! もっとボリュームが欲しいところを、カーラーで撫でるようにブラッシングします。カーラーの余熱で、ふんわり感がアップするんですよ」。
NATURALCOSMOのヘアジェルをワンプッシュほどてのひらに取り広げて、髪全体になじませていく。
「毛先から、くしゅくしゅと軽く揉みこむようにようになじませながら、全体の形を整えます。髪を軽く持ち上げるようにしながら、空気を含ませて、トップと後頭部はしっかりボリュームを出し、サイドはややボリューム抑え目に。正面から見たときに“ひし形”のフォルムになるよう意識すると、いい感じにまとまると思っています」
「正面から見たときは、“ひし型”フォルム、側面から見たときは、トップから後頭部にかけてがふんわり、になっていれば、OKです。トップと後頭部にボリュームがあると、頭の形もよく見えますよね」
「最近気づきましたが、愛犬のミルクとクルミの頭もふんわりひし形シルエット! やはり、ふんわりとした“ひし型”に整えた毛並みって、人の心をとらえるなにかがある⁉ あ、でも、こちらは横長なので、縦長の私のヘアシルエットとは真逆ですが(笑)」
「一枚でさまになるトップスをシンプルにさらっと着こなしたい気分の今年の夏。ヘアのボリューム感と大ぶりのピアスで程よい甘さをプラスして、大人らしい、力の抜けた夏スタイルを目指します」