濃淡のカラーを使ったメリハリあるアイメイクはもちろん正解。でも、時には手法を変えるのも顔と心に鮮度をもたらす効果が。まぶたの影を生かす「単色シャドウ」の妙で、ルーティンメイクを更新!
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大人に「単色シャドウ」が必要な3つの理由
シンプルな引き算メイクで洗練された品のよさが生まれる
「大人になるほど、引き算ってむずかしくなりますよね。でも人間的に成熟しているからこそ、単色での潔いメイクにも、十分洗練と深みが生まれるはず。シャドウを抜くぶん眉は少しきちんと描くと、表情がぼやけず好バランス。グラデーションとはまた違う鮮度が」(中山さん、以下同
+1色のベールで、まぶたの影を“くすみ”から“彫り”にアップデート
「くすみは悪しきものととらえられがちですが、まぶたにかぎっては別物。顔に立体感を生み小顔にも見える、いわば自分だけのベースシャドウです。そこに色のもつ力を添えれば“自分らしい彫り深アイ”に。肌は内側からの潤いを感じるツヤを意識。くすみをヘルシーな魅力に変換できます」
ボリュームのある冬コーデと軽やかな目もとの対比でしゃれ感アップ
「単色シャドウで仕上げると目もとが軽くなるのでボリュームのある冬服との対比となり、しゃれたムードを醸し出せます。ファーなど厚地の服とカラーレスアイ、ブルーのニットにワントーンピンクなど、目もとに複雑に色を重ねないぶん、服との相性も見つけやすいはずです」
透明感グレー
“盛る”より“抜く”。引き算することで、今っぽさと自分らしさが美しくきわだつ
繊細な輝きが、目もとの影を澄んだ彫りにスイッチ
くすんで見えそうとためらいがちなグレーのアイシャドウ。でも実は、中山さんいわく“もともともっている影の色と親和性が高い”とのこと。
「目もとの影とつながる色なので、浮かずに彫り深アイになれるなじみ色なんです。ただし、大事なのは色選び。透け感があり、ほのかにきらめく色を選べば、奥行きと透明感を両得できます。人生の厚みがにじみ出る大人だからこそ、グレーのもつ知性がきわだち、似合うんです」。
Point
仕込みグレーで自然な彫り深アイに
①をブラシにとり、上まぶたのアイホール全体にふわりとぼかす。下まぶたはまつ毛の生えぎわのすき間を埋めるように点置きし、さりげなく。
USE
①シアーなシルバーラメが輝くグレイッシュトープ。ぬれ感のある発色でモダンな目もとに。
サテンクラッシュ 28 ¥5,060/イヴ・サンローラン・ボーテ
澄んだラメを潜ませたグレーブラウン。またたきするたびに繊細に輝き、肌なじみのよさと華やかさを両立。
ドラマティックアイカラー(パウダー)P BR763(11月21日~限定発売) ¥1,210/マキアージュ
リクイド ラスター アイズ 03 ¥4,070/SUQQU
目もとの“線”はブラウンで軽く締める
アイラインとマスカラは、黒を選ぶと印象が強くなりすぎてトゥーマッチ。軽めのブラウンで抜け感と引き締めを両立させるのが好バランス。
ぬくもりを感じさせるまろやかなブラウン。光の加減で柔らかな色みに見える軽い発色で今っぽいムードに。
uneven カラーリングマスカラ ストレイタムブラウン¥1,760/レザボア
アイシャドウの澄んだ輝きとひとつながりになじむ、ほのかにメタリックなブロンズブラウン。
スティロ ユー ウォータープルーフ N 943 ¥3,960/シャネル
デリケートピンク
ふわりと体温が上がったような血色を添える
年齢を重ねることで、失われていきがちな血色感。まぶたも同様だからこそ、影を生かしながら、柔らかなピンクで高揚感をオン。
「湿度を感じる甘さ控えめのピンクのクリームシャドウをひと塗り。涙袋にものせることで、じゅわっとぬくもりのある潤みが宿ります」
Point
柔らかな囲み感で目もとに血色オン
クリームタイプの①を指にとり、上まぶたアイホールより少し広めに。下まぶたはブラシで涙袋幅に入れ、柔らかい囲み目に。
USE
①素肌を透かすグロッシーなダスティピンク。潤いをたたえた質感で、みずみずしいツヤが宿る。ザ アイシャドウ マルチ ティント 003T ¥2,530/アディクション ビューティ
ぬれたようなつやめきとシルバーパールが、透明感をきわだたせるくすみピンク。
アイグロウジェム スキンシャドウ 11G ¥2,970/コスメデコルテ
繊細なパールがまたたき、まぶたに溶け込むようになじむヌードピンク。
ユナイテッドフルイドアイカラー S02 ¥3,850/THREE
ぼやけやすいピンクはインラインで締める
発色が優しいのでぼやけないように、シアートープのインラインで締めて。まつ毛は黒マスカラでややカールアップして強さをプラス。
カールとボリュームをワンストロークで実現。
マスカラ ディオールショウ アイコニック オーバーカール 090 ¥5,610/パルファン・クリスチャン・ディオール
にじみにくいジェル処方でインラインも自在。
イラボレート ジェル アイライナー 03 ¥3,080/セルヴォーク
スキンベージュ
ヌードな色が洗練された陰影を引き出す
「自前の影をベースシャドウと考え、そこに洗練されたムードを出すベージュのシャドウを。『潔い、大人の引き算メイクです」と中山さん。
カラーレスゆえ、その人自身の“色”がきわだつ。
「そのぶん、肌づくりはていねいに。まつ毛や眉毛など線の部分を少し強めると、寂しくなりません」。
Point
指塗りでさりげなく彫り深さアップ
肌の延長線のようなベージュをアイホールの外側まで指でさらっと塗り広げる。自前の影をベースシャドウとして考える、引き算の妙。
USE
カシミヤのようなぬくもりを宿すヌードベージュ。肌に溶け込むシルキーな質感で、まなざしに洗練を。
モノ クルール クチュール 443 ¥4,620/パルファン・クリスチャン・ディオール
モーブのニュアンスを帯びたサンドベージュ。しゃれ感のある目もとに。
インフィニット シングル アイズ 04 ¥2,750/RMK Division
軽やかな発色で肌とシームレスになじむソフトなキャメルベージュ。
オンブル プルミエール クレーム 802 ¥4,950/シャネル
ミニマムな締め色で大人の洗練さを
目じりから2mmほどのばしたラインで目もとのフレームを軽やかに強調。黒マスカラは上まつ毛のみすっと先細りに塗って品よく。
オイルイン処方でなめらかな漆黒まつ毛に。お湯でオフできる処方もうれしい。
アイラッシュ マスカラ 01 ¥4,730/SUQQU
まつ毛の影と一体化するコーヒーブラウン。まなざしに余韻をもたらすベルベットマットな質感。
アイディファイニング ペンシル 02 ¥3,300/RMK Division
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