周囲の人をハッとさせる香り「ディオール」のニュー ルック

美賢者たちが自分の個性を託したい香りに、愛をこめたメッセージを贈る。今回は美容エディター・入江信子さんが“どこにもない香り”と語るディオールの「ニュー ルック」を深掘り!

DIOR《ディオール》

ディオール

ニュー ルック

大量のアルデヒドがひときわフレッシュに香り立ち、しなやかなアンバー アコードとのコントラストが、現代のニュールックにふさわしいインパクトを。オードゥ パルファン250㎖ ¥55,880/パルファン・クリスチャン・ディオール

脳を、心を刺激する!メゾンの精神が生きる革新の香り

どこにもない香り。初めて「ニュー ルック」に触れたときそう思った。まとった途端、大胆かつエネルギッシュに押し寄せるのは、刺激的なアルデヒド。その大胆さにフランキンセンスが調和し、時につれアンバーが余韻を残す。センシュアルでミステリアス。でもフレッシュ。つけた人も、周囲の人をもハッとさせる香り立ちは、ひとつの言葉では表現しきれない、そして「フレグランスとはこういうもの」という概念を覆す、アバンギャルドささえ感じさせる。

ディオールといえば、エレガントなフレグランスを連想する人が多いかもしれない。この香りはそうした系譜とは異なっているような。けれど、ディオールは革新のメゾンでもある。その表れが1947年に発表された初のモードコレクション。構築的でモダンなシルエットの服は世界中の人を驚かせ、「ニュールック」と称された。そんなニュールックの精神を取り入れ、天才調香師フランシス・クルジャンが紡いだフレグランスは、メゾンの奥底に流れる革新性の体現といえる。またおもしろいのは、革新的でありながらエレガントな趣(おもむき)も漂うこと。と考えると、やはり「ニュー ルック」は、極めてディオールらしい香りなのだ。

何かをかきたてるようにほとばしり、やがてなじみ、溶け込み、肌の匂いと一体化する。「どこにもない香り」だったフレグランスが自分のものになったとき、きっとひそかな喜びを覚えるはず。

●入江信子(美容エディター)
スキンケアはもちろんビューティに関するあらゆるジャンルに精通。大人にうれしい最新情報を、わかりやすく愛のある言葉で発信。

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撮影/赤尾昌則(whiteSTOUT) スタイリスト/山本瑶奈 取材・原文/巽 香 ※エクラ2024年11月号掲載

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