【50代からの若見えメイク】老け見えの原因は“パーツ”だった!眉・目元・チーク・リップ別メイク術

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なんとなく老けて見える、顔がぼんやりして見える、その原因は、「パーツメイク」にあるかもしれません。大人のメイクは、眉・目元・チークなどポイントを押さえることが大切。ほんの少し描き方や入れ方を変えるだけで、顔全体の印象はぐっと若々しく、洗練された雰囲気に変わります。

【教えていただいた方】

レイナさん
レイナさん

メイクアップアーティスト。1978年生まれ。大学卒業後、大手化粧品メーカー勤務を経て独立。その人本来の美しさを引き出すメイクを得意とし、文化人からの指名も多数。女性向け媒体のメイク特集などで活躍するほか、完全予約制のメイクレッスンサロン「Crystalline(クリスタリン)」を主宰。

目元のたるみ感を払拭する「アイメイク」

目をくっきり大きく見せる「アイライン」テク

大人になると、目をぱっちり開けているつもりでもどこか眠たいような、やる気がないような、ぼやけた目元に。それは上まぶたがたるんだり、緩んだり、ヨレてハリがなくなってしまうからです。

40代、50代になったら、まつ毛の生え際にインサイドラインを入れるのが必須。「アイラインを、まつ毛の根元の『上側』に、目頭から目尻まで線を描くように入れている方が多いと思います。20代、30代の頃は、目元が引き締まっていたので、この『上側』に入れるアウトサイドラインが効果的でした。

でも40代、50代になると、この描き方では、緩んだまぶたがラインにかぶさって、アイラインが隠れてしまったり、目から浮いたように見えてしまう場合がほとんどです。

そこで、40代、50代になったら、アイラインの入れ方を根本的に変える必要があります。大切なのは、まつ毛の根元のきわに『内側』からインサイドラインを入れること。これは実は40代、50代に必須のメイクテクニック。

自分がメイクするときも必ず入れますが、40代、50代の方をメイクするときに、インサイドラインを入れないことはほぼありません。(ごく稀に、目の形によっては、インサイドラインを入れないほうが目が大きく見える方がいるので、その場合は入れないこともあります)

初めての方でもコツを覚えれば簡単に描けますので、ぜひ覚えて、くっきり&イキイキとした目ヂカラを手に入れてくださいね」(レイナさん)

マスカラをつけた状態の目元。アイラインは入れていません。

上は、マスカラをつけた状態の目元。アイラインは入れていません。このままでも十分魅力的ですが…。

まつ毛の下側にアイラインを入れた後

上は、まつ毛の下側にアイラインを入れた後の顔。インサイドラインの効果で、より目ヂカラがアップして見えます。マスカラまでつけた状態(アイラインを入れる前)の目元より、強い意志を感じさせ、何かを語りかけるようなまなざしに。

プロセス1:まつ毛の根元にインサイドラインを「ちょこちょこ」描き

「インサイドラインは、まつ毛の根元の下側の、粘膜との間のごくわずかな隙間に入れます。ポイントは、ひと筆描きしないこと。極細芯のジェルアイライナーを使って、ちょこちょこと描き進めるのが正解です」

まつ毛の根元にインサイドラインを「ちょこちょこ」描き

鏡を斜め下に置き、反対の手の指でまぶたを持ち上げて、まつ毛の生え際がよく見えるようにします。目頭から目尻まで、2~3mmずつの短い線を描いてつなげていきます。

左右の目の位置が顔の中心部側に寄った、求心的な顔立ちの人は、目頭を外して、目頭から5mmほど離れたところからスタートして目尻に向かって描くとバランスがよくなります。

プロセス2:アウトサイドラインは目尻のみに

「大人の場合、まつ毛の上側に描くアウトサイドラインは目尻のみが正解。ラインをはね上げたりせず、真横にすっと出すように描くだけで、たるんだ目尻がリフトアップして見えます」

アウトサイドラインは目尻のみに

鏡を正面に見て、反対の手の指で目尻の皮膚を少しだけ引っ張るように押さえて。目尻の2~3mm内側からスタートし、真横に向かって、長さ5~7mmのラインをすっと描きます。

緩んだまぶたを立体的に見せる「アイシャドウ」テク

40代、50代になると、以前は好んでつけていたカラーアイシャドウが浮いて見えたり、くすんで映えなくなったりするもの。加齢や老化により、目元にシワや緩み、むくみ、くすみなどが出てきて、ピンとしたハリや透明感がなくなってくるのが原因です。

「カラーアイシャドウを主役にすると、本人の個性よりも色が目立ってしまい、どこか大げさな印象に。大人の目元に必要なのは、自然な陰影です。たるみやむくみで、もっさりはれぼったくなってしまった目元に、ベージュ系の光と影を使ってメリハリを与えましょう。すると目がパチッと開いた印象になり、無理なく上品な華やかさも演出できます」(レイナさん)

アイシャドウを入れる前の状態。

アイシャドウを入れる前の状態。眉をマッサージし、血色カラーをすでに仕込んでいるので、はれぼったさやくすみ感はありませんが、まぶたが緩んでいて、まなざしが弱く感じられます。

アイシャドウを入れた後の状態。

アイシャドウを入れた後の状態。ベージュ系の「目元に溶け込む光と影」でアイメイクした後は、まぶたにハリと立体感が出て、パッと見開いたように目ヂカラがアップしています。

プロセス1:影色ブラウンで正しい位置に「彫りをつくり直す」

むくんだり緩んだりして、曖昧になった目元の彫り(立体感)を、影色のブラウンでつくり直します。

影色ブラウンのアイシャドウを中指に取って、アイホール(眼球の境目のくぼみ)にぼかします

【1】まず、影色ブラウンのアイシャドウを中指に取って、アイホール(眼球の境目のくぼみ)にぼかします。目頭の上から、目尻と眉尻を結んだ線のあたりまでの範囲を、中指をワイパーのように左右に動かして(往復3回くらい)なぞると、自然にぼかすことができます。

指に残った影色ブラウンを、眉頭の下から鼻筋の脇まで、1cmほどぼかします。

【2】次に、指に残った影色ブラウンを、眉頭の下から鼻筋の脇まで、1cmほどぼかします。

プロセス2:ツヤ感ベージュでくすみを払い、立体感をアップ

パールが繊細につやめくベージュのアイシャドウを、上下のまぶたの中央に入れ、くすみを払いながら立体感を。きらめきが瞳に映り込み、イキイキとしたまなざしに見えます。

ツヤ感ベージュでくすみを払い、立体感をアップ

ツヤ感ベージュのアイシャドウを薬指に取り、上まぶたの黒目の真上にのせ、黒目の上だけにトントンと押さえるようにしてつけます。左右にぼかさないほうが立体感が出ます。

下まぶたは、ツヤ感ベージュのアイシャドウを新たに薬指に取り、黒目の真下にのせます。下まつ毛のきわに、黒目の幅より少し広めに、左右にスライドさせるようにしてつけると、自然な印象に仕上がります。

最後に、影色ブラウンのアイシャドウを中指に少量取り足して、下まぶたの目尻側3分の1に薄めに入れます。すると、さらに目がパッチリ、立体的に見えて効果的!

たるんだまぶたを持ち上げる「マスカラ」テク

40代、50代になると、上まぶたがたるみ、まつ毛の根元にかぶさって目のフレームがくっきりしなくなるもの。さらにはまつ毛がまばらになり、短くなり、マスカラをつけてもあまり効果が上がらない…とマスカラメイクを諦めてしまう人も多いようです。この重くのしかかる上まぶたを、独自のマスカラテクニックでググッと持ち上げています。

「20代、30代の頃はマスカラを欠かさずつけていた方も、年齢を重ねるほどに消極的になる傾向に。でもマスカラには、テクニックとアイテム選び次第で、重くなったまぶたをググッと持ち上げ、パッと目を見開かせる力があります。実は40代、50代の方こそ、メイク効果に歴然とした差が出る必須プロセスなんですよ」(レイナさん)

マスカラをつける前の顔を正面から見たもの。

上は、マスカラをつける前の顔を正面から見たもの。ベージュ系のアイシャドウを目元に入れた状態です。立体感があり、はれぼったさやくすみ感はありませんが、目元にそこまで強さはない印象です。

マスカラをつけた後の顔を正面から見たもの。

上は、マスカラをつけた後の顔を正面から見たもの。目がパチッと最大限まで開き、瞳がディファインした(黒目を大きく見せるコンタクトをした)ように大きくキラキラして見えます。顔全体の印象も、より若々しくなりチャーミングさがアップ。

プロセス1:ビューラーで、まつ毛の「根元のみ」をグッと立ち上げ

「ビューラーを使うとき、根元から毛先へと徐々にずらしてカールをつけていませんか? 20代、30代のときのように、まぶたがたるんでおらず自まつ毛が長かったときは、この基本のビューラー術でよかったのですが、40代、50代がこのかけ方をすると、まつ毛が余計に短く見えてしまいます。40代、50代になったらまつ毛にカールは必要なし。根元から『グッ』と立ち上げるほうが、まつ毛一本一本が長く見えます」 

目線を斜め下に向けながらキュッと挟むと、根元から「グッ」と立ち上がります。

ビューラーをまつ毛の根元に当てます。目線を斜め下に向けながらキュッと挟むと、根元から「グッ」と立ち上がります。

プロセス2:マスカラ下地で、まつ毛の立ち上がりを固定

「ビューラーで立ち上げたまつ毛は、すぐにマスカラ下地で固定しましょう。下地を省いてマスカラだけにすると、大人のたるみまぶたに対して押さえが弱く、時間とともに下向きにダレてきてしまいます」

マスカラ下地をまつ毛の根元から塗布したら、コームの側面を根元に押し当て、立ち上がりを固定します

マスカラ下地をまつ毛の根元から塗布したら、コームの側面を根元に押し当て、立ち上がりを固定します。乾かしながら、これを2~3回繰り返します。

プロセス3:マスカラは下まつ毛にも。目を「縦に」開かせる

「マスカラのブラシをまつ毛の生え際に差し込み、マスカラ下地のときと同様、根元から塗布しましょう。下まつ毛にもつけると、目が縦にパチッと見開き、目ヂカラがよりアップします」

下まつ毛につけるときは、縦に持ち替えて。

 上まつ毛につけるときは、マスカラのブラシを横にして(床に対して平行になるようにして)持ちますが、下まつ毛につけるときは、上写真のように縦に持ち替えて。ブラシの先端で放射状になるように塗布すると、うぶ毛みたいな赤ちゃんまつ毛にもきれいにつき、まつ毛の存在感がアップします。

イキイキ顔になる「眉メイク」テク

眉は顔の額縁。肌やアイメイクやチーク、リップがきれいでも、眉がくっきりしすぎていたり、アーチが強すぎたり、左右のバランスが悪かったりしたらちょっぴり残念なことに。老けた印象、きつい印象に見られかねません。また、毛並みは生命力のバロメーター。眉メイクがおざなりになり、薄くまばらな状態のままでいると、とたんにイキイキ感、ハッピー感がダウンしてしまいます。

眉メイクに苦手意識がある方に、ぜひ心がけていただきたいポイントが3つ。

ひとつめは、毛のあるところではなく、『毛のないところ』を中心に描くこと。ふたつめは、ひとつのアイテムで描こうとせず、アイブロウペンシルとアイブロウパウダー、両方を使って描くこと。3つめは、手の力を抜いて描くこと、です。このポイントを押さえていただければ、誰でも自眉そのものが美しいと思わせる、ナチュラルな眉に仕上がります(レイナさん)

眉メイクの苦手意識は「オノマトペ描き」で克服

眉メイクする前

上は、ベースメイクが終わったレイナさん。この後に、レイナさん流の眉メイクをすると…

眉の左右のバランスが整い、まばらな部分がなくなって若見え、かつイキイキとした美人印象に。

眉の左右のバランスが整い、まばらな部分がなくなって若見え、かつイキイキとした美人印象に。

プロセス1:描き始める前に「ガイドの点」を打つ

いきなり眉を描こうとすると、毛があるところばかりがくっきり濃くなってしまいがち。「大事なのは、毛が生えてこなくなったところに描くこと。毛のないところに描くのは勇気が必要。でも理想の形のガイドとなる3つの点を最初に打っておくと、躊躇なく毛がないところに描けるようになります。しかも素眉の長さ、太さ、高さが左右で違っていても、均等に仕上がります」

ミディアムブラウンのアイブロウペンシルで、ガイドの点を3カ所入れます。

ミディアムブラウンのアイブロウペンシルで、ガイドの点を3カ所入れます。毛のないところでも遠慮せず入れるのがポイントです。

① 眉の下側。黒目の内側の延長線上
② 眉の上側。目尻からの延長線上(眉山)
③ 口角と目尻を結んだ延長線上で、①の点とほぼ水平になる場所(眉尻)

プロセス2:アイブロウパウダーで、まずは眉の下側を描く

ペンシルで点を打った後は、アイブロウパウダーを使います。アイブロウパウダーをブラシに取り、「プロセス1」で打ったガイドの点①と③を、直線にするのではなく、ややなだらかなラインにしてつなげます。

「眉の太さは、自分の黒目の縦幅の3分の2くらいの幅(太さ)を目指すと、若々しく元気な印象に。私は、ちょっとかっこいい雰囲気のほうが好きなので、眉をややストレートめにしています。でもフェミニンな印象にしたい方は、もう少し丸みをもたせた、やわらかいアーチにするのがいいでしょう。その場合も、眉の太さは、自分の黒目の縦幅の3分の2くらいにしたほうが若々しく元気に見えます。最近は眉の存在感をなくすメイクも流行っていますが、大人が細すぎ、薄すぎの眉にすると薄幸そうに見えてしまうので、この流行にはあまり乗らないほうがいいでしょう」

太くするには眉の上側に足すのではなく、下側に足すのが鉄則。私もそうなのですが、多くの40代、50代が、年齢とともに下側の毛が薄くなったり、毛が生えてこなくなったりしている場所が、描き足すべきゾーン。ガイドの点があると、ただ結ぶだけなので、たとえ毛がないところでも躊躇なく描けます」

太くするには眉の上側に足すのではなく、下側に足すのが鉄則

アイブロウパウダーのブラウンをアイブロウブラシに取り、ガイドの点①と③を、直線にするのではなく、ややなだやかなラインにしてつなげます。

アイブロウパウダー付属のブラシでもいいのですが、単品で販売されている柄の長いアイブロウブラシのほうが、軽いタッチで、左右の眉のバランスを見ながら描けるのでおすすめです。

ベターっとひと筆描きしようとせず、「すっすっ」とオノマトペを唱えながら、短い線をつないでいくのがポイント。また、片方の眉の下側を描いたら、反対の眉の下側を。ワンステップごとに、両方の眉を交互に描き進めると、左右を均等にしやすくなります。

プロセス3:アイブロウパウダーで、「眉尻→眉の中→眉頭」の順に描き進める

「プロセス2」と同じブラウンのアイブロウパウダーをアイブロウブラシに取り、「プロセス1」でつけたガイドの点②と③を、なだらかなラインになるようにつなげます。

「左右両側の眉山から眉尻までが決まったら、アイブロウブラシにパウダーを足さずに、毛流れに沿って、『眉の中は上から斜め下方向』に、『眉頭は下から斜め上方向』になじませて。このときも『すっすっ』とオノマトペを唱え、短いストロークで軽いタッチで描きます」

左右のバランスを見ながら、眉尻→眉の中→眉頭の順に、左右の眉を交互に描き進めます。

左右のバランスを見ながら、眉尻→眉の中→眉頭の順に、左右の眉を交互に描き進めます。鏡は遠くに置き、顔全体を見ながら行うと、左右のバランスがとりやすくなります。また、この順番を守って描き進めると、眉頭がいちばん薄づきになり、自然な仕上がりに。

プロセス4:アイブロウペンシルで、まばらな部分を埋める

仕上げに、「プロセス1」で使ったアイブロウペンシルで、まばらな部分を埋めます。「毛が生えていない部分、まばらな部分を埋めるように描きます。薄く見えるところだけでOK。毛1本1本を描き足すように」

毛が生えていなくて地肌が見える部分、毛の薄い部分をアイブロウペンシルで埋めます。

毛が生えていなくて地肌が見える部分、毛の薄い部分をアイブロウペンシルで埋めます。ここでも「すっすっ」とオノマトペを唱えながら、短いストロークで軽いタッチで描きます。

最後に、「プロセス1」でつけたガイドの点が目立っていたら、スクリューブラシ(アイブロウペンシルの後ろ側についているブラシを利用)や綿棒でオフ。

最後に、「プロセス1」でつけたガイドの点が目立っていたら、スクリューブラシ(アイブロウペンシルの後ろ側についているブラシを利用)や綿棒でオフ。優しくなでるだけで、簡単に消せます。

頬が自然に上がる。血色と立体感でつくる「チーク」

イキイキと元気な印象"レッド系チーク"

40代、50代のメイクは、無難な色を選びがち。若い頃は流行色をあれこれ使っていたのに、今や“自分の定番色”から抜け出せない人もいるかもしれませんね。

でも、肌の色ツヤが年齢とともに変化してきて、疲労感が顔に表れやすいのもこの世代。イキイキとした元気な顔に見せるためのチークの色選びは?

「チークは明るいレッド系がおすすめです。くすみのないレッドは最も血色感を上げやすい色。気が引ける方もいるかもしれませんが、入れ方のコツをつかめば失敗しません。発色の調整がしやすく、ツヤ感を出しやすいクリームタイプを使ってみてください」

プロセス1: クリームタイプのチークを手の甲になじませて調整

クリームタイプのチークを手の甲になじませて調整

「レッド系のクリームチークを薬指に取ったら、手の甲につけてクルクルとなじませ、量の調節をします。こうすると、このあと指で頰につけるときに、強くつきすぎるのを抑えられ、ふんわりと自然な発色になるんです。また、こうして手の甲でクルクルとなじませると、手の温度でチークのクリームが少しとけて、より自分の肌に自然に密着しやすくなるという利点もあるんですよ」

いわゆる“おてもやん”風にならないために、より自然に肌に密着した仕上がりにするために、このプロセスははずせません!

プロセス2:頰の中央より少し上にチークをのせます

頰の中央より少し上にチークをのせます

「チークは最初につけた部分に最も濃くつくので、レッド系を使う場合は、頰の中央より少し上の位置に色をのせます」

通常、レイナさんがチークをつけ始める位置としておすすめするのは、頰の中央。ここでいう“頰の中央”とは、小鼻の脇から横に水平に延ばしたラインと、黒目の外側から下に延ばしたラインがクロスする位置のことです(上写真の白い点線がクロスするところ)。ただし、今回のようなレッド系チークの場合は「“頰の中心”より少し上からつけてください」とレイナさん。薬指でクリームチークをつけていきましょう。

プロセス3:指でトントンと置くように、上に向かってなじませます

指でトントンと置くように、上に向かってなじませます

「クリームチークを使うときは、薬指でトントンと軽くたたくようにして、置きながらなじませていきます。頰の中央より少し上からつけ始めて(プロセス2)、こめかみに向かって、上向きのジェリービーンズの形になるようになじませて。こうすることで、顔全体がリフトアップして見える効果もねらえます。それから、鼻より下にチークをのばさないようにしましょう。チークの範囲が下に広がると、顔が下がって見えてしまうのと、チークではなく肌の赤みに見えてしまうので要注意です」

プロセス4:指に残ったチークを目の下にもオン!

指に残ったチークを目の下にもオン!

「レッド系のメイクはカジュアルに仕上げるのが今どきです。指に残ったクリームチークを目の下になじませると、自然にくまやくすみのカバーができて、お疲れ感の見えない明るい印象の顔立ちになれます。くまなどを隠そうとして、淡い色のコンシーラーやハイライトをつけると、目の下だけが明るくなりすぎて、白浮きの原因に。チークで血色をプラスしたほうが、自然で元気な顔色に見えるからおすすめですよ!」

華やかな顔になりたいときは"青みピンクチーク"

「エレガントな印象が欲しいときに使う色は、なんといっても青みピンクです。華やかさと色っぽさがあって、使えば一気に美人度が上がるのがこの色。今年は特にパープル系カラーがトレンドですし、チークに青みピンクを使うと肌の透け感も演出できるんですよ」(レイナさん)

青みピンクのチークって、色白の肌にしか合わないイメージ。でも、ちょっと考えてみてください。メイク下地で黄みやくすみをカバーするときの定番色といえばパープルですよね。自分の元の肌色には合わないと感じたら、パープルのメイク下地で顔全体のトーンを整えておくのも手かもしれません。

プロセス1:チークをつけ始める位置は「頰の中央から」が基本

チークをつけ始める位置は「頰の中央から」が基本

「チークは最初にブラシを置いた部分に濃くつくので、まずブラシを“頰の中央”に置くのが基本。青みピンクのチークも、基本通りの位置からスタートします」

黒目の外側から下にのばした線と、小鼻の脇から横にのばした線がクロスするところが“頰の中央”となります。ここが頰のいちばん高く見せたい場所で、チークの色がいちばん濃くなるようにします。

プロセス2:頰の中央からこめかみに向かって、チークを置くようにしてのせます

頰の中央からこめかみに向かって、チークを置くようにしてのせます

「頰の中央からこめかみに向かって、斜め上の角度になるよう、ブラシで1、2、3と置くようにして、チークの色をのせていきます。大きめのチークブラシなら3カ所くらいに、製品に付属する小さめブラシを使う場合は5カ所くらいに置くイメージです。これを左右の頰で行います。それから、鼻より下にチークをのばさないようにしましょう。チークの範囲が下に広がると、顔が下がって見えてしまうのと、チークではなく肌の赤みに見えてしまうので要注意です」

プロセス3:次に、頰の中央から真横に向かって、チークを置くようにしてのせます

頰の中央から真横に向かって、チークを置くようにしてのせます

「ブラシを頰の中央に戻し、今度は真横に向かって、1、2と置くようにしてチークの色をのせます。大きめのチークブラシで2カ所くらい、製品に付属する小さめブラシなら3カ所くらいが目安。これを左右の頰で行います。ここでも、上のプロセス2と同様に、鼻より下にチークをのばさないよう気をつけましょう」

ここまでのプロセスで、ふんわり広めのチークが入ります。頬の中心から斜め上と横に色を広げることで、顔が引き上がった印象にも!

プロセス4:ブラシに残ったチークを、まぶたにものせます

ブラシに残ったチークを、まぶたにものせます

「頬にチークを入れたら、ブラシに残った色をまぶたにもオンします。色みの統一感が出るほか、アイシャドウ効果も出て目元が明るくなるので、ぜひ実践してください」

チークは頰だけでなく、ここにも入れましょう!

「さらにブラシに残ったチークを、フェイスラインと額にもなじませます。色みの統一感が出て、顔全体のバランスがよくなり、血色感もアップ!ふんわりと優しげな華やかさが生まれます」

プロセス5:ハイライトで顔にメリハリをつけます

ハイライトで顔にメリハリをつけます

「最後に、目の下の外側と鼻筋の上半分に、ハイライトカラーを入れて顔にメリハリを。こうすることで、さらに華やかさが増して、エレガントな印象の完成度が上がります」

明るく好感度の高い"コーラルチーク"

「ナチュラルな印象に見せたい場合、大人に使ってほしい色はコーラルです」コーラルは、オレンジみのあるピンクのことです。

「ナチュラルな印象の仕上がりにしたいからと、チークを使わないのはNG。控えめな発色のコーラルは、日本人の肌の色になじみやすく、明るさもヘルシーさも表現できる便利な色なのです」(レイナさん)

プロセス1:指に取るクリームチークの量は、ほんの少しでOK

指に取るクリームチークの量は、ほんの少しでOK

「指先に取るクリームチークの量は、ほんの少し。片側の頰につける量が上の写真くらい。指の腹の指紋が見える程度の量でいいです。手の甲になじませることなく、そのまま頰にオンしてください」

プロセス2:頰の高く見せたい位置に、中指でクリームチークを置きます

頰の高く見せたい位置に、中指でクリームチークを置きます

プロセス1でチークをつけた中指を、肌に直接オン。「頰の中央からクリームチークをつけ始めます。この中央を中心に、真円を描くように、トントントンと色を置くようにします

レイナ流メイクでは、“頰の中央”は、黒目の外側から下にのばした線と、小鼻の脇から横にのばした線がクロスするところ。頰のいちばん高く見せたい部分なので、ここのチークの色が最も濃くなるようにします。

プロセス3:クリームチークを、こめかみに向かって薬指でトントントンと置いていきます

クリームチークを、こめかみに向かって薬指でトントントンと置いていきます

「頰の中央からこめかみに向かって、上写真の線の範囲に色がつくようにします。クリームチークの範囲を広げるときは、何もついていない指で。プロセス2では中指を使ったので、今度は薬指に替えて、トントントンと置くようにしてなじませていきます」

プロセス1~3を、左右の頰で行います。

途中で色が足りなくなったら、最初にクリームチークを取った中指で、トントントンと置くようにして色をつけていきます。このテクニックがチークのつけすぎを防ぐコツ。「また、鼻より下にチークをつけないようにしましょう。チークの範囲が下に広がると、顔が下がって見えてしまうのと、チークではなく肌の赤みに見えてしまうので要注意です」

プロセス4:指に残ったチークを、フェイスラインや額、左右のまぶたにも

指に残ったチークを、フェイスラインや額、左右のまぶたにも

「頰につけたあと、指に残ったクリームチークを、髪の生え際からフェイスライン、額、左右のまぶたになじませます。こうすると血色がよくなり、顔全体にメリハリが出て、小顔見えもねらえますよ」

顔全体に、コーラルのイキイキした血色感が加わって、仕上がりはぐんと健康的に!このレイナ流・血色足しチークは、どんなチークを使うときも、必ず実践したい鉄板のテクニックです。

唇のしぼみ感を払拭する「リップメイク」

自然な血色、ツヤ、ふっくら感がよみがえるリップの塗り方

40代、50代になると、唇のボリューム感がダウンし、しぼんで薄い印象に。また血色感が薄れ、くすんでしまいます。そんな老化サインに悩む40代、50代はどうしたらいいのでしょう?

レイナさんは、40代、50代の普段メイクで、流行色やくっきり発色するようなリップを、無理して塗る必要はないと言います。

「もちろん似合っていて、ご本人も満足のいく仕上がりだったら問題ないのですが、くっきりとした色が主張するリップは、年齢を重ねた世代のやせた唇に塗ると、より薄くしぼんだ印象になってしまいがち。顔から浮いて、まわりの肌をくすませてしまうこともあります。

40代、50代になったら、日常的につけるリップは、ほんのり色づいて血色をプラスする、つややかな粘膜カラーがおすすめ。さらに、リップライナーで唇の輪郭を補整すると、ふっくらボリューミーに見せることができます」(レイナさん)

アイメイクまでが終わったところ。  リップはまだ塗っていません。

上は、アイメイクまでが終わったところ。リップはまだ塗っていません。

十分きれいですが、下の「リップを塗った後」の写真と比べると、唇が薄く見えて寂しい印象。

「リップを塗った後」の顔。

上は「リップを塗った後」の顔。自然な血色感の延長のような粘膜カラーのティントリップをつけた後は、顔立ちが華やぎ、グッと若々しい印象に。唇そのものもふっくらボリューミーに見えます。

「肌なじみがよくツヤ感のある粘膜カラーのリップを使ったことで、みずみずしさと血色感がアップ。

また、ピンクベージュ系のリップライナーで輪郭を補整したことで、無理なく唇のボリューム感を出すことができたと思います。ティントリップもリップライナーも、にじみにくくてメイクもちが抜群。それもこのリップメイクをするメリットです」

プロセス1:粘膜カラーのティントリップを直塗り

「リップはほんのり色づく程度が正解。ティントタイプの、唇を染め上げるような、みずみずしく自然な仕上がりのリップがおすすめです色は理想的な血色を再現する粘膜カラーを選びましょう」一般的なリップは唇に色を「のせて」います。それに対し、ティントリップは、唇そのものが「色づく」ように処方されていて、もちがよく、こすれにも強く、落ちにくいという特徴があります。

リップは直塗りします。

リップは直塗りします。リップの角で素の唇の輪郭に沿って塗ると、リップブラシに取ってからつけたりしなくても、きれいに塗れます。

プロセス2:リップライナーで、リアルな輪郭の「外側」に輪郭を描く

リップライナーで、リアルな輪郭の「外側」に輪郭を描く

「リップライナーは、通常はリップを塗る前に使いますが、私はあえてリップを塗った後に使用。補整した輪郭が強調され、よりボリュームアップして見えるのです」

【1】粘膜カラーのティントリップを塗った後は、リップライナーペンシルで、唇の中央から外側に向かって短めに輪郭を描きます。「プロセス1」では、素の唇の輪郭のとおりにティントリップで色づけしましたが、このリップライナーペンシルを使うプロセスでは、上唇の山は、元の輪郭よりも少しだけ外側をなぞるように描いて。

同様に、下唇の中央も、元の輪郭の少しだけ外側をなぞります。

上唇は丸みを持たせながら、輪郭よりやや外側をなぞります。

【2】次に口角から、【1】で描いた「唇の中央の輪郭」に向かって描き、輪郭をつなげます。上唇は丸みを持たせながら、輪郭よりやや外側をなぞります。

下唇は、輪郭より外側にオーバーして描くと口角が下がって見えてしまうので、口角から元の輪郭のとおりに描いて「唇の中央の輪郭」とつなげます。

フレッシュで元気な顔になりたいときは”赤リップ”

「元気な自分に見せたいとき、選ぶべきリップカラーは断然レッドです。赤はエネルギーを象徴する色。情熱の色でもあります」(レイナさん)

清潔感と上品さが大切な40代、50代の「赤リップ」。 リップカラーを唇にのせて、指で仕上げるのがコツです。

40代、50代がレッドのリップで上手に仕上げたいとき、気をつけたいのは“昔の顔”にならないようにすること。「リップラインをきっちり描いてしまうと、大人世代は昔風の顔になりかねません。そうならないためには、リップスティックで上下の唇の中央に直塗りして、指でのばし広げるようにぼかします。唇全体にレッドを直塗りすると、エレガントすぎる印象になってしまうんですよ」

プロセス1:上下の唇の中央に、リップスティックで直塗りします

上下の唇の中央に、リップスティックで直塗りします

「上唇の山と下唇の中央に、レッドのリップスティックを直塗りします。このとき、上唇だけ、自分の元の唇の輪郭よりややオーバーに塗るのがポイント。年齢的に痩せがちな唇をふっくら見せられますし、山のラインがくっきりしすぎなくてすみます。下唇は、元の唇の輪郭のとおりに塗りましょう。下唇の中央は、リップスティックの平らな面を使って、左右にスライドさせるように塗ってください」

プロセス2:上下の唇の中央に塗ったリップカラーを、指で口角に向けてぼかします

上下の唇の中央に塗ったリップカラーを、指で口角に向けてぼかします

「プロセス1で上下の唇の中央に塗ったリップカラーを、薬指で口角へ向かってなじませていきます。薬指を使うと、力を入れすぎずに優しいタッチでなじませることができます。こうすることで、レッドのリップがふんわりと発色して、リップラインがくっきりしすぎることなく仕上がります。レッドを今風のナチュラルな感じに仕上げるためのテクニックです」

プロセス3:口角は特にきちんと仕上げます

口角は特にきちんと仕上げます

「最後に、上下の唇のリップカラーが、口角まできれいなラインを描いて塗れているかチェックして。口角が塗られていなかったり、口角周囲のリップが唇のラインからはみ出ていると、清潔感ある仕上がりになりません。大人世代は上品さや清潔感を大事にしたいので、レッドのリップカラーを塗るときは、特に気をつけたいポイントです」

血色よく明るいナチュラル顔”コーラルリップ”

コーラルのリップを塗った後のレイナさん

「コーラル」は肌の色に近いヌーディな色だけに、いつのまにか色みが落ちて、血色感のない顔になりがち。

「リップライナーでラインをしっかり描いて、消えにくく、落ちにくくすることが大切。そこで提案したいのは、リップを先に塗って、同色系のリップライナーで後からラインを重ねる方法です」

リップの塗り方にもコツが。
「リップスティックの面を使って直塗りしますが、このとき上唇の輪郭をオーバーめに。唇の中央を先に塗り、その後、口角から唇中央に向かい、唇中央のリップに塗り重ねるようにします。こうすると、中央の色が重なっている分だけ少し濃くなり、唇が飛び出たように見えて、締まった印象になるんです」

プロセス1:まずは上下の唇の中央だけ、リップを塗ります。リップスティックの面を使って、きちんとした色づきに

まずは上下の唇の中央だけ、リップを塗ります。リップスティックの面を使って、きちんとした色づきに

「淡めの色なので、リップスティックの腹を唇にしっかり当てて、唇の中央にきちんと色が出るように塗ります。上唇はややオーバーラインにして、外側から中央に向けて、なだらかな山を描くようにして。山に向かって、唇の痩せているところを膨らませるつもりで描くのがポイントです。下唇は自分の元の輪郭のとおりに、左右にスライドさせて塗ってください」

プロセス2:口角から唇中央に向かってリップを塗り、中央は重ね塗りになるように

口角から唇中央に向かってリップを塗り、中央は重ね塗りになるように

「次のステップでもリップスティックの面を唇にしっかり当てながら、口角から中央に向けて、上下の唇全体に塗ります。このときも、上唇のラインはオーバーめに。下唇は、自分の元の輪郭のとおりに。上下の唇の中央だけ重ね塗りした状態になることで、色みが少しだけ濃くなり、唇に立体感が出てキュッとした印象になります」

年齢を重ねると唇は痩せて、ともすると貧相な印象に見えてしまうことも。ヌーディなコーラルを使う場合は特に、上唇をオーバーラインで塗るのがポイント。ふっくらした若々しい印象に見せることができます。

“オーバーライン”って、どのくらい?
「ここまで唇があったらいいな、と思うラインまで塗ってしまって大丈夫です!」

プロセス3:リップライナーでリップの輪郭をなぞります。こうすると色が落ちにくくなり、顔がぼやけません

リップライナーでリップの輪郭をなぞります。こうすると色が落ちにくくなり、顔がぼやけません

「リップスティックで塗った後は、同系色のコーラルのリップライナーを使用。リップライナーで、プロセス1と2で塗ったリップの輪郭をなぞります。上下とも、口角から唇の中央に向かって描いてください」

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