ドラッグストアやスーパーなど、誰もがアクセスしやすいお店で手に入る、プチプラコスメの“鉄板”ブランド『ちふれ』。誠実なものづくりと手ごろな価格で愛されるバラエティに富んだラインアップから、50代におすすめの名品&人気コスメをピックアップして徹底レビュー!
正直なものづくりと身近な価格。『ちふれ』とは
高品質であると同時に、誰もが手にとりやすい価格帯で――。そんな“くらしに寄り添う”化粧品を世に送り出し続けている『ちふれ』。
その歴史は非常に長く、1968年に全国女性団体連絡協議会(旧全国地域婦人団体連絡協議会/全地婦連:ちふれん)と提携し、会員向けに販売を開始したことからスタート。『ちふれ』というブランド名の由来もここに。
“ちふれん”との提携にあたり定められた「適正な価格」「安全性を重視した製品づくり」「成分・分量の公開」という3つの方針は、今でも『ちふれ』が守り続ける大切なスピリット。製品には現在も製造年月、全成分・分量・配合目的の表示(写真)が。
肌に必要なものだけを厳選してつくられるプロダクト、身近なショップで手に入る便利さとコスパのよさ、メイクからスキンケア、そしてヘア&ボディケアにまでおよぶ圧倒的な品ぞろえ。そんな『ちふれ』のラインアップから、50代におすすめの5品を厳選してご紹介。
50代におすすめ『ちふれ』のコスメ5選
リップ & チーク バーム
上段左から:PK40 ピンク系、RS40 ローズ系、OR10 オレンジ系 下段左から:RD10 レッド系、RD40 レッド系、BE10 ベージュ系
唇にも頬にも使用できるカラーバーム。6色のラインアップは、いずれも肌なじみがよく、じんわりとした血色感を呼び込むような仕上がり。しっとりとしたバーム処方で、ほどよいツヤ感もプラスできて、素肌の透明感を引き立てるような仕上がりをかなえてくれる。持ち運びしやすいサイズ感は、外出先でのメイク直しにも活躍必至。
ちふれ リップ & チーク バーム 全6色 各¥660/ちふれ化粧品
超ミニサイズ! 血色感も保湿感も足せる有能さ
まずびっくりしたのはその大きさ。サイズを測ってみたところ、タテが約3.5cm、ヨコは約3cmという超!ミニミニサイズ。どんな小さなバッグにも忍ばせられそうです。
写真右:重ねるとくっきり発色。写真左:バームなのでムラなくぼかせます。いずれもカラーは、上がPK40 ピンク系、下がRS40 ローズ系
今回は大人世代に人気だというPK40 ピンク系とRS40 ローズ系をお試し。いずれも色が沈まず、肌に溶け込むくすみニュアンスが絶妙。50代にちょうどいいトーンです。
乾燥が気になる唇、そしてパサパサしがちな頬にも溶け込むように密着するバームタイプはやっぱり便利。唇に使えば重ねるほどに色づき、お好みの発色が思いのまま。多めに塗っても、ズルっとしないのがうれしい!
チーク使いもぼかしやすくて失敗知らず。しかも、なじむとベタベタしないのがお見事。非常に使いやすいアイテムです。統一感あるチーク&リップメイクがこれひとつでかなうし、血色感もうるおいも即足せちゃう。ポーチに入れておけば、絶対「持っていてよかった!」と思いますよ。
ラスティング リップスティック
なりたいイメージやシーンに合わせて選べる4つの質感がラインアップ。つけたての美しい発色が続くリップスティック。
いずれのタイプもうるおいを抱えて守る成分や、唇のあれをケアする成分を配合。なめらかで心地よい塗り心地で唇の乾燥を防ぎ、しっとり感をキープ。
全18色のバリエーションから好みのカラーを選んで、別売りのリップケース(¥363~¥418)と組み合わせれば、自分だけのリップが出来上がる、エコでおしゃれな仕組みも人気の秘密。
ちふれ ラスティング リップスティック 全18色(レフィル) 各¥880/ちふれ化粧品
唇の印象を操る4つの質感
左から:
ぷるつや質感の「グロス」は、みずみずしいつやと高発色が特徴。唇の立体感を際立たせて、洗練されつつ華やかな仕上がりに。
透けつや質感の「シアー」は、自然で肌になじむ仕上がりで、親しみやすい印象に。ナチュラルに仕上げたいときはもちろん、重ね塗りで濃淡コントロールも自在。
ほのつや質感の「セミグロス」は、唇本来の自然な質感のまま、色味で存在感を際立たせる仕上がり。色もちがよく、メイク直しを頻繁にできない日にもおすすめ。
ふわっと軽やかな質感の「マット」は、4種のなかでもっとも高発色で色もちにすぐれたタイプ。リップを主役にした、おしゃれでこなれ感のあるメイクがかなう。
大人の肌を若々しく見せる絶妙カラー
上から:RS11 ローズ系(シアー)、BE12 ベージュ系(セミグロス)、PK43 ピンク系(マット)
色も質感もよりどりみどりの『ちふれ』リップ。今回は「グロス」タイプを除く3種の質感から、大人に人気の3色をお試し。
いちばん上のRS11は、青みがかった愛らしいローズ系。透けるような発色で、肌の透明感を高めてくれる気が。上品なつや感も、若々しい印象をもたらします。
中央のBE12は、この夏SNSでも話題になった人気のベージュリップ。落ち着きの中に血色感を宿した発色は、どんなメイクにも合わせやすいはず。素の唇に血色のフィルターを重ねたような自然な仕上がり、好感度が高いです。顔色が悪く見えそうで敬遠していたベージュ系口紅の魅力を再発見しました!
いちばん下のPK43はマットタイプ。イエベもブルべもつけやすい、非常にバランスのよいやさしいピンク。マット感ある仕上がりなのに、パサパサせずにうるおい感が続くのも素晴らしい! 気負わずデイリーにマットリップが楽しめます。
どの質感を選んでも、心地よい塗り心地と、うるおいの持続力に感嘆。ぜひ、今まで使ったことのないカラーにチャレンジしてみて。
リップ ライナー
写真:143 ピンク系
輪郭がぼやけてきた大人の唇を美しく整えるリップライナー。やわらかくなめらかな芯はスルスル楽に描けて、しっかりとした発色にも定評が。
唇のアウトラインが整うことでフォルムが引き締まり、より美しく見せると同時に、口紅のにじみ防止にもひと役。きちんと感と清潔感をアップできる。削らずに使える、便利な繰り出しタイプ。
ちふれ リップ ライナー 全3色 各¥682/ちふれ化粧品
口もとの“梅干し”化を防いで清潔感アップ!
写真上から:143 ピンク系、541 レッド系、612 ベージュ系
唇と肌の境界があいまいになってぼやけ、しかも輪郭がくすんでしまった大人の唇。リップライナーはマストだと思っています。
このリップライナーは発色もしっかりしていて、くすみをごまかしながら唇の輪郭を際立たせてくれるスグレモノ。もちもよく、シワに沿ってにじみ出る口紅をせき止めて、老け見えのもととなる、口もとの“梅干し”化を防ぎます。
肌の色を問わずなじみやすい612 ベージュ系はまさに万能カラーですが、ぜひ、ご自身の持っている口紅の色に合わせてセレクトを。リップメイクの仕上がりの美しさに差がつき、清潔感も上がることうけあいです!
濃厚 シリーズ
すべてのアイテムに詰め替え用が用意されているのもうれしいコスパポイント
リッチな満足感と濃厚な使いごこちを追求した、エイジングサインが気になる世代のためのスキンケアシリーズは全4アイテム。美容液は¥1,100、あとはすべて3ケタプライスと、非常にお手頃な価格設定も大きな魅力。
シャクヤク根エキス・ヒアルロン酸などの保湿成分を配合し、乾燥しがちな肌を手厚くケア。ハリとつやをたたえた、吸いつくようなしっとり肌へ導いてくれる。ノンアルコール・無香料・無着色で、敏感に傾きがちな肌にも使いやすい。
ちふれ 濃厚 化粧水 180mL ¥880、同乳液 150mL ¥880、同美容液 30mL ¥1,100、同保湿クリーム 54g ¥990/ちふれ化粧品
¥990で肌が満たされる! 大人のプチプラクリーム
今回、濃厚 シリーズをライン使いしてみました。驚いたのは、とろりとした化粧水も、ミルク状の美容液も、みっちりと濃いうるおいを感じさせながらも、すっと心地よく浸透していくこと。日に日に乾燥が進むこの季節、濃厚保湿をかなえたいけれどペタペタ・ヌルヌルが残るのはどうも苦手という方に、ぜひ試してほしいスキンケアシリーズです。
なかでも気に入ったのが、こちらのクリーム。見るからに濃厚、つやつやの質感にひと目ぼれ。
こっくりとしたテクスチャーが体温でなめらかにとろけ、顔全体になじませやすいやわらかさに。肌の上でもたつくかと思いきや、溶け込むようにすんなりなじんで感動。心地よいうるおいのヴェールをしっかりとまとった状態でお手入れを終えることができます。さすが、“濃厚”と名乗るだけのことはある!
こんな快適な使い心地と充足感、1000円でおつりがくるアイテムとは思えません。この冬、乾燥に悩みたくないなら、ぜひ手にとってみて!
薬用 美白クリーム TA&NA
美白有効成分トラネキサム酸にくわえ、エイジングケアの王道、シワ改善・美白有効成分のナイアシンアミドも配合。高機能でありながら、シンプルな処方が光る薬用クリーム。
乾燥によるくすみ、疲れた印象がでやすい目もと、ほおのシミ・シワなど、さまざまなお悩みを、あれこれ使わずにまとめてケアすることが可能。忙しい大人のスペシャルケアの理想形ともいえる1品。
ちふれ 薬用 美白クリーム TA&NA 20g ¥2,090/ちふれ化粧品
エイジングサインをまとめて密着ケア
べたつかずみずみずしい使用感でありながら、ピタッと密着。気になる部分にとどまってくれているのを感じられる使い心地が頼もしい。ダブルの有効成分でお悩みをじっくりケアできて、ふっくら透明感のある肌への期待が高まります。
少量ずつ取り出せる細身のチューブも使いやすくて優秀。目まわりのケアなら、片目で米粒1個くらいの大きさで十分(ホント、コスパ良すぎ……!)。気になる部分にポイント使いするのにもぴったりです。
とはいえ、目もとのシワやくすみ、その下の頬骨周辺のシミも全部気になる悩み多きエクラ世代なら、スキンケアの最後に目まわりからほおまで広範囲になじませるのがおすすめ。のびがよく扱いやすいため、使い続けたくなること必至。毎日のケアの締めくくりとしてぜひ!
文/原田千裕