「色や塗る範囲、場所を見極めて、相乗効果を生む」。これがメイクアップアーティスト・イガリシノブさん流の錯覚メイク。たるみやゆるみなど大人ならではの顔だち悩みを解消できるばかりか、おしゃれで好感度の高い印象も手に入る! まずは錯覚メイクの3つのルールをご紹介します。
イガリ流錯覚メイク3つのルール
《RULE1》カバーしたいパーツをひとつに絞る
「気になる悩みをすべて隠そうとすると、どんどんメイクが厚くなって古くさい印象になるだけでなく、錯覚の効果が薄れます。欲張らず、一番カバーしたい悩みだけをねらいうち」
《RULE2》気になるところほどいじらない
「カバーしたいところにあれこれ重ねると、実は逆に悪目立ちしてしまうんです。いさぎよくその部分はいじらず、ほかのパーツを強調したり調和させたりすると、錯覚で目立たなく!」
《RULE3》色&アイテムの重ねづけで顔だち印象を変える
「肌もポイントメイクも、ひとつのコスメだけで仕上げない。引き立て役となる色を仕込んだり、重ねたりすることで印象や質感に変化が生まれ、それが錯覚につながります」
気になる部分をポジティブに変換して、なりたい自分に
気になるから隠す。目を大きく見せたいからグラデーションにするetc.。そんな、ある意味正しく、そして一般的なメイクセオリーを覆すのが、イガリさんの錯覚メイク理論。
「エクラ世代のかたは、好きなコスメで自由にメイクを“楽しむ”より、たるみやしわなどの悩みを“隠す”メイクをしている人のほうが多いと思います。でも、ずっと同じコスメを使っていてアップデートできていなかったり、長年のメイクのクセや思い込みがじゃまをしていたりして、逆に悩みが目立ってしまっている人も多い印象。楽しむ気持ちはもちろん大事ですが、大人のメイクには『戦略』も必要。今一度自分の顔をじっくり研究し、どこをどうカバーして、どんな印象に見せたいのか改めて知ることが大切です。
そのうえで役立つのが、錯覚メイク。詳しいテクニックはのちほど紹介しますが、色や質感、陰影を駆使することで、なりたい顔だちに見せることができるメイクなんです。そして、影やくすみなど欠点だと思っていた要素もポジティブに変換できるんですよ! どこにどんな色を、どんな形でのせるのか。厚みや肌感をどう操作するのか。ということが重要なので、少しむずかしく感じるかもしれませんが、まずはチャレンジしてみてください。メイクで新しい自分を発見して新たな扉を開くことができれば、おしゃれも人生もより楽しくなるはずです」
フェイスラインのもたつきだるみは「形の錯覚メイク」でリフトアップ!
エクラ 華組 宮原江里子さん
錯覚メイク前
頰が間のびしたのっぺり顔に「色の錯覚メイク」でメリハリ復活!
エクラ 華組 木原みどりさん
錯覚メイク前
次回は形の錯覚メイクを応用したアイメイクテクをご紹介。お楽しみに。
錯覚メイクの詳しいやり方は12月28日発売のエクラ2月号に掲載。ぜひ手に取ってみてくださいね。