「一番ヘビロテする服を、とことん味わいつくす」。富岡さんに脱マンネリ策を聞いて、即、返ってきたのは、そんなアンサー。最愛ベーシックを軸に着こなしを更新すれば、おしゃれが動きだす。富岡流の冬のおしゃれの楽しみ方をお届け!
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自分らしくいられる「最強のアイテム」
毎日のワードローブに合わせやすいタイムレスなコレクション、ジル サンダー『ワードローブ』で見つけたニットとパンツが、富岡さんのこの冬の最愛ベーシック。「最近は、トレンドがあまり気にならなくなりました。自分らしくいられる服をまとうことが、とても心地いいんです。このニットとパンツは、今の私を物語ってくれる、最強のアイテムです」。ニット¥103,400・パンツ¥151,800/ジルサンダージャパン(ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー) ピアス(上 片耳)・リング/富岡さん私物 ピアス(下)¥42,900/アパルトモン 青山店(アグメス) バングル¥209,000/トーカティブ 表参道(トーカティブ) 靴¥6,380/コンバースインフォメーションセンター(コンバース)
自分らしいベーシックセットがおしゃれの可能性を無限大に
人それぞれ、冬のおしゃれの脱マンネリ策があるはずです。周囲の声を聞いただけでも、きれい色を投入する、柄ものの服を着る、小物でアレンジするetc.、千差万別。その人らしさが出るから、おもしろいですよね。私は、どちらかというと、変化を求めるよりも、好きなものに落ち着きたいタイプ。なので、この時期に一番ヘビロテ使いをする、ベーシックな黒のクルーネックニットとセンタープレス入りのパンツを、“とことん味わいつくす”というかたちで、脱マンネリを目ざします。
今季のヘビロテセットは、’22年に登場した、ジル サンダーの『ワードローブ』コレクションで見つけたもの。上質さやシルエットの美しさはいうまでもなく、そのうえで、私はさらに、サイズ選びにこだわりました。ニットは大きすぎず小さすぎずのジャストサイズ、パンツは自分の体型よりもワンサイズ大きいものに。このバランス感が、私にとってはとても心地よく、自信へとつながるのです。
この最愛かつ最強のベーシックがベースにあれば、大好きな着こなしから“ちょっと挑戦”な着こなしまで、全方位で楽しめる。おしゃれにマンネリすることもありません。きっと皆さんにも、自分が心地よくいられる服があるはずです。あなたにとっての最愛のベーシックと一緒に、冬のおしゃれを存分に楽しんでください。
シルエットの美しいコート
Yoshiko's voice/最愛のベーシックにきれいなコートをさっとまとう。それだけで自信がもてるんです
ベーシックな黒のニットとパンツに、シルエットの美しいコートをバサッとはおるスタイルは、私にとっての、冬のド定番です。テクニックをあれこれ駆使しなくても着るだけでおしゃれが決まるのは、最愛のセットが軸にあるからにほかなりません。
スニーカーを合わせてもカジュアルすぎない印象に
「ボトムがセンタープレス入りのベーシックなパンツだと、スニーカーを合わせてもカジュアルになりすぎず、大人らしいムードが漂います。また、スニーカーの日は、コートはロング丈のほうがバランスがよいかなと思います」。ニット¥103,400・パンツ¥151,800 /ジルサンダージャパン(ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー) 靴¥6,380 /コンバースインフォメーションセンター(コンバース) コート¥319,000/ヨシエ イナバ ピアス¥42,900/アパルトモン 青山店(アグメス) バッグ¥682,000/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ)
きれい色のニット
Yoshiko's voice/マロンカラーのニットで自分でけでなく、会う人にもポジティブな刺激を
きれい色の服を着ている人を見ると、「私もまねしよっ!」って、刺激されることがありますよね。そんなふうに自分だけでなく、まわりにポジティブな影響を与えるところも、素敵だなって。特に冬は、重い印象になりがちなので、効果的かなと思います。
黒のベーシックパンツをベースに、きれい色ニットをレイヤード
「きれい色の中でも淡いマカロンカラーのニットなら、がんばりすぎずトライできるのではないでしょうか。黒のベーシックパンツがベースだから、きれい色アイテムを重ね着したスタイルにもトライできます」。パンツ¥151,800/ジルサンダージャパン(ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー) カーディガン¥28,930・ニット¥24,970・ストール¥26,950/ネイヴ(バイネイヴ) ピアス¥33,000/ヴァジックジャパン(メゾンヴァジック) バッグ¥486,200/デルヴォー・ジャパン(デルヴォー)
大人のデニムスタイル
Yoshiko's voice/王道の黒ニット×デニム。“微糖”の白ブラウスを加えて、大人の仕上がりを目ざして
黒ニット×ブルーデニムに、白ブラウスを加える着こなしは、年齢を問わない、エターナルなスタイルです。エクラ世代は、ほんのりとレースをあしらった微糖の白ブラウスがちょうどいい。清潔感を呼び込むと同時に、おしゃれに手をかけた感じを演出できるはず。
絶妙なあきのクルーネックから、微糖レースをのぞかせて
「華やかなブラウスに苦手意識がある私でも、微糖の白ブラウスなら、気負いなく着られます。詰まりすぎずあきすぎずの絶妙なクルーネックに、レースの襟がいい感じで収まります」。ニット¥103,400/ジルサンダージャパン(ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー) ブラウス¥74,800/マスターピース(サイ) パンツ¥24,750/ショールーム セッション(サージ) ピアス¥27,500/ボウルズ(ハイク) バッグ¥407,000/ロジェ·ヴィヴィエ·ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ) 靴¥163,900/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ)
暖かくておしゃれなストール
Yoshiko's voice/“小さい”ストールをあしらえば、大げさすぎない華やぎと、ストレスフリーの暖かさがかなう
もちろん、黒のクルーネックニットには、ネックレスやスカーフも似合うのですが、この冬は、小さいストールをあしらうのが気分です。コートを着ても脱いでもじゃまにならず、ずっとつけたままでいられる。とびきりおしゃれで機能的な、新発見です!
すべてを受け入れてくれるオールブラックなら、強い色のつけこなしにも挑戦できる!
「こういった強い色のストールも、小さいサイズだったらつけこなしやすいはず。ブラックは、何色だって受け入れてくれる。オールブラックが好きな理由のひとつです」。ニット¥103,400/ジルサンダージャパン(ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー) ストール¥19,800/スロー ピアス¥176,000・バングル¥209,000/トーカティブ 表参道(トーカティブ)
こなれたブーツインスタイル
Yoshiko's voice/ずっと好きなブーツインスタイル。きれいめパンツが生む“ゆとり”で、こなれ感のある表情に
デニムやコーデュロイパンツなど、カジュアルなパンツをブーツにインするスタイルがずっと好きでした。少し前からそれがきれいめのパンツに変わって、ちょっとした、“ゆとり”を楽しむように。この余裕が、エクラ世代には必要かなと。
ジャストフィットよりは、ゆとりを楽しむほうがいい
「ワイドパンツ以外は、少し太めのパンツでもブーツインしちゃいます。ちょっとゆとりがあるほうが、大人にはちょうどいい気がして」。パンツ¥151,800/ジルサンダージャパン(ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー) ジャケット¥41,800/ジャーナル スタンダード レサージュ 銀座店(ジャーナル スタンダード レサージュ) シャツ¥44,000/マディソンブルー ニット¥27,500/スローン ピアス(上 片耳)/富岡さん私物 ピアス(下 片耳)¥9,900/マリア ブラック 表参道店(マリア ブラック) ブレスレット¥93,500(ガブリエラアルティガス)・バッグ¥42,900(アパルトモン)・靴¥185,900(マノロ ブラニク)/以上アパルトモン 青山店
モードなダウンコートスタイル
Yoshiko's voice/センタープレスパンツと一緒に着れば、ダウンがモードに昇華する!
軽いし、暖かいし、やっぱりダウンって、冬のおしゃれの味方ですよね。きれいな黒パンツでつなげば、ほら! 一気に都会的な雰囲気に。カジュアルなはずのダウンが、モードな装いに昇華されるんです。
きれいめパンツ×ブーツが、モード感を引き立てて
「しばらくスニーカー一辺倒だったのが、ヒールのあるきれいめな靴に気持ちが向いたことも、今季、カジュアルなダウンを着たいと思った理由のひとつです。きれいめパンツでつくったモード感を、ぐっと後押ししてくれます」。パンツ¥151,800/ジルサンダージャパン(ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー) ダウン¥107,800(ペレッシモ)・靴¥171,600(マノロ ブラニク)/以上アパルトモン 青山店 サングラス¥44,000/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) バッグ¥511,500/フェンディ ジャパン(フェンディ)
はおるだけで決まるムートンジレ
Yoshiko's voice/最愛のセットがあるからムートンジレにも挑戦できる。好奇心が止まりません!
一見、難易度の高そうなムートンのロングジレも、黒ニット×黒パンツの最愛のコンビがベースなら、はおるだけで決まります。自分らしさを味わいつくすことから始まる、新しいおしゃれへのチャレンジ。これぞ大人の醍醐味だと思います。
自分の“好き”こそ、アップデートを重ねて
「アラフィ―世代って、服よりも少しだけ、“自分”が前に出てくるのが素敵な姿だなって、常々思っています。私にとって黒のクルーネックニットとセンタープレス入りのパンツは、その理想を体現してくれるセット。これからも折に触れてアップデートを重ね、自分らしいおしゃれを楽しみたいと思っています」。ニット¥103,400・パンツ¥151,800/ジルサンダージャパン(ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー) ジレ¥63,800/モールド(チノ) イヤカフ¥24,200・リング¥35,200/マリハ ピアス(片耳)/富岡さん私物 バッグ/スタイリスト私物
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