おしゃれの発信地、パリから最新のスナップをお届け。ベーシックカラーを鮮度高く着こなすコツから、TPOに合わせてスタイルチェンジするこだわりまで、参考にしたいアイデアが満載!
ロングコートの魅力全開! 真似したい着こなし
定番色のかっこいい取り入れ方、ドレスアップのうまさに脱帽! ロングコートの着こなしが素敵な二人をピックアップ。かっちりシルエットとビビットカラー、それぞれ必見。
セリーヌ(不動産会社勤務)
かっちりしたシルエットのロングコートは、エポレットや幅広のテーラードカラーとミリタリー調のデザインが特徴的。中には、サムソサムソのセットアップ。注目すべきは、全体のバランスをとって、スタイルアップしている難易度高めのノーカラーベスト。シンプルに白Tシャツをインして首もとをスッキリさせれば、フェミニンなセミロングヘアとの相性も抜群。バッグは、人気のクラリス・ヴィロ。
アラナ(アーティスト)
視線を集めるビビッドカラーのオーバーサイズロングコートをコーディネートの主役に。パンツやバッグは、ブラックで統一してメリハリを出し、コートの魅力をいっそうきわだたせて。ヘアをアップスタイルでまとめれば、全体がスッキリとした印象に。シャイニーなミュウミュウの定番スニーカーでカジュアルさとオリジナル感をプラス。ほか、マフラー以外は、すべてクリスチャン・ワイナンツのもの。
パリジェンヌは「黒」を全身バランスよく着こなす!
パリマダムの代名詞的カラー、黒をピックアップ。重苦しい印象にならないよう、全身のシルエットや合わせるものの色に配慮している。切れ味のいい黒の使い方、まねしたい!
ゲーザ(インテリアデザイナー)
シンプルなモノトーンコーデはすっきりしたシルエットで勝負。存在感ある黒のセッスンのロングコートに白のハイネックニットが高身長をさらに引き立てて。長年愛用するレザーバッグは、エルベール フレール スール。スニーカーはヴェジャと仏ブランドを愛用。
サフィア(デザイナー)
ハイウエストのワイドパンツで脚長に。セーターを軽めにINして、シャネルのきれいめジャケットをON、人気のセリーヌの「トリオンフ」を短めに斜めがけ。上半身をシックなブラックでまとめて、コンパクトなシルエットが完成。
フランチェスカ(不動産会社勤務)
ベルベットのジャケットに、ウールのカーディガンなど、濃淡のある異素材でグラデーションを楽しむオールブラックのコーディネート。スニーカーで抜け感を、バッグはグッチの「ジャッキー」でエレガントさをプラスして。サラッと巻いたマフラーも存在感あり。
ダフネ(ジャーナリスト)
リラックス&モードなバブルシルエットの黒パンツを生かしたスタイリング。短めのレザージャケットやヘアでロックにアレンジ。ヴァレンティナ・ウィットマーのハイネックのセーターやツートンカラーのロシャスのバッグがバランスのいいカラーアクセントに。
シルヴェーヌ(映画関係)
着心地のよさそうなタートルネック、目線をひきつけるゴールドのペンダントはシャネルのもの。ほどよいサイズ感のセリーヌのジャケットを合わせた黒のラグジュアリーな装い。軽快なデニムとスニーカーでカジュアルダウンして、大人のミックススタイルに。
パリマダムは「グレー」で優しさと品格を漂わせる!
パリで、黒の次に目をひいたのが、グレーを品よく着こなすマダムたち。テーラードタイプのジャケットやコートなど上半身にグレーをもってくることで、表情まで柔和な印象に。
カリーヌ(ブティックディレクター)
ジャケットは深みのあるグレー、中のニットはライトグレー。こなれ感のある濃淡のグレー使いは、まねしたいテク。ブーツに合わせたジャストなフレアデニムがつくるレトロな脚長スタイルを、セリーヌの「トリオンフ」がモダンにシフト。
ステファニー(ジュエリーデザイナー)
モード感のあるオーバーサイズのシルエットが印象的なメゾン・マルジェラのコート。そのチェック柄に合わせたモーブピンクのTシャツやスニーカーにこなれ感あり。重ねづけのアクセサリーやティアドロップのサングラスなどで、個性のあるファッションを表現。
レベッカ(バイヤー)
オールマイティに使えるチェックのグレージャケットに、相性のいい白のデニムを合わせて明るく。グレーのマフラーの重ねづけでさらにクールでマスキュリンな印象に。フレアデニムでカジュアルダウンしたら、ブラックレザーのバッグやブーツで引き締めて。
シャリーサ(ファッションエディター)
しっかりと肩幅のある、マスキュリンなストレートラインのグレーコートをかっこよく着こなす、高身長のシャリーサさん。イザベル・マランのゆるめの黒レザーパンツや白スニーカーでリラクシーにスタイリング。バッグはH&Mのニューライン「アーケット」のもの。
フローランス(主婦)
ハイネックニット、ミリタリーデザインのフェイクレザーのパンツ、インナーダウンはすべて黒。そのクールなスタイルに、グレーのチェックジャケットを重ねて柔和さをプラス。明るいブラウンのヘアカラーとマルチカラーのスニーカーが抜け感を印象づけている。
パリのこなれカジュアル、立役者は「アースカラー」
カジュアル派のマダムには、着こなしにナチュラルさを加えるアースカラーが人気。定番のカーキはアイテムの幅が広がった印象。ヴィンテージブームで茶系も人気急上昇。
セリーヌ(インテリアデザイナー)
フードつきでウエストが絞れたりと機能的なマージュのカーキジャケットは、この数年のベストバイアイテムだそう。ジャストな丈感のライトカラーのストレートデニムとも相性○。彼女の名前と同じセリーヌのバッグは斜めがけして着こなしのアクセントに。
イネス(テレビ局勤務)
シンプルなラインのジャケットは、ドリス ヴァン ノッテンのもの。そのカーキと相性のいいイエロー×ブルーのチェックのニットベストで新鮮なスタイルに。ブルーのワイドパンツもスタイルのよさを引き立てる。バッグはジバンシィでラグジュアリーに決めて。
アン(販売スタッフ)
パリの蚤の市で購入したキルティングのジャケットは、軽くて暖かく、動きやすいお気に入りのアイテム。アーミーパンツを合わせてカーキのレイヤード。ナチュラルなシルバーヘアとスニーカーで明るさをプラス。マフラーはぐるぐる巻きにして防寒もバッチリ。
カミーユ(スタイリスト)
有名スタイリストのカミーユさん。ショットのブラウンのアウターを黒のアイテムと合わせて、かっこいいヴィンテージスタイルを実現。オールバックにしたヘアや細めのスラックス、エシカルブランド、ロンボーのゴツめのシューズでユニセックスな印象に。
ジュヌイエーブ(ヨガインストラクター)
カーキのコートをサラッとはおった、リラクシーなスタイリング。そのカーキと調和するセットアップは、ブルックリン発のローレン・マヌージアン。明るくナチュラルなヘアにもライトなアースカラーが好相性。お似合いのアイウエアは、エマニュエル・カーン。
リザ(コンサルタント)
カーキとネイビーは、相性のいい定番カラー同士。アウトドア風のパフジャケットにワイドパンツ、アシックスのスニーカーでカジュアルに。エルメスのスカーフとバッグにもネイビーを取り入れて。そんなラグジュアリーな小物使いに大人の余裕がうかがえる。
ミリアム(モード関係)
フーディの上にブラウンのジャケットを重ねた、リラックスムードのミリアムさん。LA発のエーゴールドイーのウォッシュデニムで、アースカラーとコントラストをつけて軽快なスタイリングに。サングラスも茶でカラーリンク。バッグはマルニの「トランク」。
パリマダムは「ロングトレンチ」で余裕と貫禄を表現
ロングトレンチは、プレーンでありながらかっこよさ抜群。どんなスタイルもクールに仕上げてくれる。
エステル(ロジスティックス)
ニットドレスとブーツの王道コンビは、大胆なテキスタイルや新鮮なカラーで個性的に。絶妙な丈感のトレンチをサラッとはおれば、シックな雰囲気にまとめてくれる。CDのイニシャルが光る、ディオールの新作「30 モンテーニュ」のバッグでモードな気分に。
パオラ(フォトグラファー)
迫力のあるワイドデニムのコーディネートを、光沢のあるオーバーサイズのトレンチが包み込んで。しっかりとした素材で、歩くときもきれいなラインをつくってくれる。スニーカーとウエストポーチでカジュアルな街歩きスタイルに。
キャリー(マーケティング)
深みのある質感がエレガントなネイビーのロングトレンチ。ハイウエストでマークして、スカート姿をスタイルよく仕上げて。スカートやバッグにはネイビーと相性のいいグレーを選んで、品のあるトータルコーディネートに。
ボリュームある「巻きもの」がスタイルアップに貢献
ぐるぐると巻いたストールやスカーフがかっこいい。顔まわりに視線を集め、スタイルよく見せている。
タラ(マーケティング)
切り替えのデザインがユニークなオールインワンやグッチのウエストポーチなど、個性強めのアイテムにエルメスのカシミヤストールを。ネイビーが柔らかな印象をプラス。ひと巻きで長めにボリュームをもたせ、小顔効果もあり。
マルティーヌ(リタイア)
首がすっぽりと隠れるハイネックのニットにクラシックなネイビーのコートをオン。同色のマフラーをさらりと巻いて、シンプルなシルエットにレイヤードで厚みをもたせてアクセントに。ボトムはホワイトデニムで色のメリハリを。
アン(映画プロデューサー)
マックスマーラのキャメルコートは、スタンドカラーにしてマスキュリンな雰囲気に。その首もとにのぞかせたのは、イエローやグリーンを用いたマルチカラーのフェンディのロゴスカーフ。ボリュームをもたせて、スタイリングにメリハリを出す巻き方はさすが。
パリマダムのスタイルチェンジテク
例えば、仕事終わりに特別な予定があるときはどうしている? シチュエーションに合わせて最適なスタイルに着替えるマダムたちのこだわりを拝見!
ナタリー(デザイナー)
シンプルさと抜け感で私流のシックなスタイルに
自身がデザインするシンプルでスタンダードなアイテムを愛用するナタリーさん。パンツスタイルが多いが、夫とテアトルへ出かけるときには要所にゴールドを配置して華やかに。チェックのジャケットで決めすぎず抜け感を出すのがこだわり。
夫とお芝居を見にいく
お出かけの日は、少し高めのヒール靴でスタイリッシュに。ネイビー×ブラックの配色がシックなパリマダムらしい。ベルトでウエストマークすることで、さらなるスタイルアップに成功している。
Close up
マストアイテムのブレスレットは、華奢なチェーンや細身のものが好み。ふだんは2、3本、出かけるときにはゴールドをさらにプラスして。バカンス先で購入したものがほとんど。
仕事中は
ふだんは、ブラウンやグレーなどをベースに、明るめのさし色を入れてなるべく3色でスタイリングするのがポリシー。
ガエル(デザイン研究者)
オーセンティック、かつラグジュアリーに
「本物感」と「ラグジュアリー」を大切にしているガエルさんは、8cmのピンヒールのパンプス、エルメスのバッグ、首もとのファーでそれを見事に表現。アンティークのゴールドのベルトでアクセントを加えて、エレガントにオペラへと向かう。
夫とオペラ鑑賞へ
ブラックとグレーが基調のむだを削ぎ落としたコーディネート。小気味いい丈のマルニのコートでスタイルよく見せて。
Close up
エルメスの「プリュムエラン28」。光沢のあるクロコダイルレザーが、スタイルを一気に格上げ。控えめなサイズに細身のストラップは、オペラやバレエ鑑賞にぴったり。
ショッピング中は
お買い物中のガエルさん。顔まわりに明るいポイントを置くことを心がけていて、スカーフをコレクションしているそう。この日はエルメスのカレをバーガンディカラーのニットに合わせて。