「海外出張が多くなり、レセプションやパーティに呼ばれる機会がぐっと増えているんです」という大草直子さん。そんな大草さんがエクラ世代に向けて、大人のドレスアップのコツを伝授。オール私物でお届けするリアルな大草さんの洗練されたドレススタイルにもぜひ注目して!
ドラマティックなシルエットで魅せる
遠目にも映える立体ドレープの華やかスカートと体にフィットする透けニットでメリハリを。小物使いにパンチを効かせて、非日常へシフト。
タフタ素材のドレッシーなスカートにシアーなニットをプラス。「スカートのシルエットをよりきわだたせてくれるのが、ストイックなニットです。パンキッシュなスタッズのバッグとバングルは、海外のパーティでもとってもほめられました。数年前ならきっとレザーのクラッチを合わせていたけれど、50歳を超えた今は、小物に強さを導き出してもらうのもいいかなって思って。この強さがドレスアップの秘訣です」。
KNIT:MADISONBLUE
SKIRT・BANGLE・BAG・SHOES:Alexander McQUEEN
素材合わせの妙で華やがせる
しなやかなトップスと、硬めな濃色デニム。「軟」と「硬」を取り混ぜ、さらに小物で異素材を足せば、ぐっとドラマティックに。
ブラウスのシルク、ジャケットのスパンコール、バッグのレザー、サンダルのラインストーン。ブラウスとパンツでつくるドレススタイルには、さまざまな素材を重ねて立体的な華やぎを。「スパンコールのジャケットも“派手?”ってなりそうだけれど、これがないと全然足りない! 自分の気持ちより3割くらい華やかさを盛る。特別な日を飾るのはそれくらいがグッドバランス」。
BLOUSE:SAINT LAURENT
PANTS:MUSE de Deuxième Classe
JACKET:ZARA
EARRINGS:rabanne
BAG:PIERRE HARDY
SHOES:MANOLO BLAHNIK
ボリュームアクセサリーを顔まわりに効かせる
人の目を集め、「それは何?」「そんなふうに重ねればいいんだね」……と、コミュニケーションのきっかけをつくるのも、ドレスアップのコツ。
「そのふわふわ、何?」――会話の糸口になる1ピース。いつもの小さなジュエリーをいくつも重ねるより、ずっと効果的
リバー素材のベアドレスに合わせたのは、たゆたうようなオーストリッチのコサージュ。「華奢な日本人が冬にドレスアップするなら、リバー素材やジャカードなど、肉厚のしっかりとした素材が向いています。顔まわりにユニークなアクセサリーをつければ、会話のきっかけにも。バッグは、小さければ小さいほど“非日常”になるんです。日常から意識を切り離すためにも、小さいバッグは必要」。
CORSAGE:VERMEIL par iéna
DRESS:Erika Cavallini
EARRINGS:Tiffany&Co.
BAG:JIL SANDER
SHOES:MANOLO BLAHNIK
背中にもネックレスをたらして。どこから見ても華のあるスタイルに
張り感があり、シルエットの美しいブラックドレスは、3本のパールのロングネックレスをたっぷりと使ってアレンジ。「180cm、160cmと、パールのネックレスはとにかく長いことが大事。巻いたりたらしたり、アレンジも簡単で、なによりこのボリューム感が華やかさの決め手になるから」。
NECKLACE:GALLARDAGALANTE,PIMENTÉ
DRESS:MADISONBLUE
BAG:ALAÏA
SHOES:UNITED ARROWS
日常に非日常が加わることで単純にもっとおもしろくなるから。
今回のアイテムの中には数年着ているものも。
体に合う、シルエットの美しいものが一枚あれば、長く着られるし、そこにアクセサリーと小物を合わせればいいので、意外と気楽ですよね。
小物の足し方もルールはなく自由でいい。
ただ、鏡で見て自分が思うより、実際はもっと地味になっていることが多いので華やかさは3割くらい盛って正解!
写真に撮ってみるとわかりますよ。
一緒に、もっとドレスアップを楽しみましょう!」
――大草直子
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