シンプルでいながら洗練されていて素敵!と着こなしが人気のファッションエディター三尋木奈保さんのおしゃれに迫ります!大人に似合うオールインワンの着こなしからスニーカー選び、ジュエリーのつけこなし方までエクラ本誌副編S川がお届けします。
「オールインワン」大人の着こなしテク
ウエストマークでメリハリ力を発揮
三尋木さんにとって人生初のオールインワンがこちら。レリタージュ マルティニークと三尋木さんがコラボして作ったものです。ワンピース代わりにお出かけに着られる、リッチでモードな仕上がりを目指したそう。
私たち50代が大好きなベージュカラー。オールインワンで取り入れるとややもすると印象がぼやけがちになりますが、付属の洒落たベルトでウエストをマークすることでメリハリが加わっています。
袖、足首、襟元のアクセントで切れ味をプラス
手首を見せてほっそりとした印象に仕上げ、裾はロールアップしてきりっとしたポイントにしています。襟元のボタンも少し外して肌見せすることですっきり。着こなしの技で格段に素敵さがアップすることを教えてくれます。ジャンヴィト ロッシのパンプスもポインテッドトウで全身を引き締めて見せています。ザ ロウのバッグとストールの黒でシャープにまとめているのも見逃せません。
オールインワンの中にニットを仕込めば違った表情に
オールインワンはシンプルに一枚で着るのもよいのですが、重ね着次第でもっと楽しめます。
黒いタートルはサクラのもの。辛口でマニッシュ、かっこよくなりますね。フロントを大きく開いたりと調整が効くのもこのオールインワンのよさ。らくちんさが魅力のオールインワンですが、細かい調整によって洗練度がぐんとアップするのですね!
「スニーカースタイル」格上げ術
地味すぎず、派手すぎずのスニーカー
私事で恐縮ですが、年を重ねるとヒール靴を履くのがしんどくなって。そんな方も多いのではないでしょうか? そこで頼れるのはスニーカーとなるわけですが、大人に似合うものって限られてきますよね。
三尋木さんが履いているのはピエール アルディのものです。普段はきれいめなヒール靴の印象があるので、スニーカー姿の三尋木さんは新鮮!
「すごく使えるんです。5㎝は身長を盛れるし(笑)、凝ったディテールも映えます。私のように、スニーカーは何を買ったらいいかわからない……という方におすすめです!」
服に合わせやすくて上品なグレージュや黒、白を基調としていて、落ち着いた中にもソールのインパクトが程よく効いています。私たち世代にとっては、ローテクスニーカーはプレーンすぎても地味になってしまいますし、さすがの塩梅です。
ちょうどいい緊張感、清潔感のあるで大人カジュアル
スニーカーの日は、何も考えずにらくちんな服を合わせると、ラフすぎたり、生活感が出てしまうことも。アラフィ―世代ならではの難点といえるかもしれません。
三尋木さんの場合は、ハリ感のあって美しいシルエットのドゥロワーのパンツできちんと感をキープ。ニットもドゥロワーのもので、こちらもルーズすぎずきれいめです。緊張感と清潔感。大人のカジュアルにはこの2つが必要なんだなと感じます。
大きめバッグを選んで、全身にメリハリをプラス
ザ ロウのバッグは、スニーカーとも統一感のあるグレージュが印象的です。
ポイントは大きさ。シンプルな着こなしだから、このボリュームがアクセントとして効いてきます。また、量感のあるスニーカーのソールとも好バランスです。
アイテム数が限られてくるカジュアルなコーディネートほど、一点ごとに慎重にセレクトして、組み立てていくといいんだな、と実感しました。
「ジュエリー」の素敵なつけこなし方
洋服のコーディネートと同じぐらい「気になる!」という声が多かったジュエリーのつけこなし方について深堀りしてみます!
ある日の三尋木さん。黒いニットに、ゴールドが映えていますね! なんといっても印象的なのが、ジュエリーのバランスのよさ。
ボリューム感、ゴールドの巧みな重ね付けがオシャレ
「冬はイエローゴールドでまとめると、華やかで温かみが感じられて好きです」と三尋木さん。
左手・人差し指のプレートリングはシハラのもの。「前々からずーっと欲しかったのですが、先日エクラで黒タートル×ジュエリーの企画をやらせていただたときに撮影して、やっぱり素敵〜と購入に踏み切りました。シンプルなのにインパクトがあって、これひとつ加えるだけで今までの手元コーディネートにメリハリが出ます」。
左手・薬指に2本重ねたリングは共にマルコム ベッツ。「マルコムは昔から少しずつ集めてます。ハンマーリングの風合いがモダンさと温かみを備えていて惹かれます。石付きのほうは、ローズゴールド×ブラウンダイヤで、私の黄味肌に合う気がしています」。
左手・中指のチェーンリングと、右手のバー付きリングはマリハ。ピアスはティファニー。バングルは20年前に買ったヴェイドのものだそう。
イエローゴールドという共通項のもと、華奢なもの、ボリュームのあるもの、つるっと艶やかなもの、クラフト感のあるもの、とさまざまなディテールを巧みに組み合わせ、リズミカルな印象を生み出しています。右手にはひとつだけでインパクトのあるリングをつけ、4つのリングを重ね付けした左手とあえて対比させているのもグッドバランス。
ホワイト系とゴールドのミックスで大人の余裕を感じさせて
別の日のジュエリーコーディネートについても教えてもらいました。つけているジュエリーはすべてマルコム ベッツで、時計はチューダー。
「ここ数年はホワイト(ホワイトゴールド、プラチナ、シルバー)とイエローゴールドをミックスすることが多くなりました。昔は何がなんでも色を統一してましたが、近年はミックスするほうが今っぽい奥行きが出るような気がしています」とのこと。
イエローゴールドの統一感も素敵でしたが、このカラーミックスは、さまざまな経験を重ねてきた大人ならではの洒脱な雰囲気を感じさせます。(美しく手入れされたネイルも素晴らしい!)
2つのコーディネートを見せていただきましたが、上品な中にインパクトもあってかっこよく、さすがでございました。
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