カジュアルになりがちなスニーカーでも、どこか品よく、洗練された印象に仕上げる、それがパリ・ミラノのマダムたち。スカートやワンピースにスニーカーを合わせることで、肩の力が抜けた“こなれ感”と、大人の女性ならではの余裕が漂う。
サンドリーヌ(ヘアスタイリスト/パリ)
ロングスカートをおしゃれに見せるのに配慮すべきはバランス感。重く見えがちな黒は特に難しいものですが、コンパクトな白いタンクトップとスカートの量感調整が素晴らしいですね。ピアス、ネックレス、スニーカーのちょうどいいボリューム感、ショルダー短めで斜めがけしたアニマル柄バッグ、と細部に至るまで考えられ、切れ味よくまとまっています。
アンジェリーク(会社員/パリ)
なんと、前出のサンドリーヌと姉妹だそう(なんておしゃれな姉妹でしょうか)。サンドリーヌと真逆の「上が黒、下が白」スタイルですが、スカートは結構甘めなティアードデザインであるにもかかわらずすっきり大人な印象にまとまっているのは、ひとえにシャープな黒トップスのおかげ。ここで華奢なサンダルではなくコンバースを合わせているのも甘さのセーブに効果的。
ヴァネッサ(スタイリスト/パリ)
まさにフィット&フレアな、迫力あるワンピースはZARAのもの。ホルターネックのようなデザインで肩周りがきれいに見え、ロングワンピースに抜け感を足すのに一役買っています。ゴールデングースのスニーカーで、気取りすぎないおでかけスタイルに。
アレクサ(ファイナンス職/ミラノ)
ハッピームードなジオメトリック柄のミニドレスに、白いカーディガンを重ねて。ダークカラーではなく白なので、ドレスの明るさを損なうことなく引き立てています。ミニドレスの軽やかさと共鳴するような、揺れる大ぶりイヤリングも洒落てます。
ダニエラ(建築家/パリ)
オフ白を基調にしたナチュラル&フェミニンなスタイルが印象的。ba&shの刺繡入りブラウスに、薄いストライプがプリントされたZARAのロングスカートを合わせて。オニツカタイガーのスニーカーで引き締め、ロンシャンのボルドーのバッグをさし色に。
エカテリーナ(主婦/ミラノ)
「セットアップは自分でデザインしてオーダーメイドしたもの。トップスはクロップト丈、スカートはロング&リーンなシルエットにこだわりました」。バングルを重ねた手にバッグをクラッチ風に持つのがマダム流。足もとはアディダスで軽快に。サングラスはクロエ。
メッテ(セレクトショップ販売員/ミラノ)
ロマンティックなトップスはウラ ジョンソンのもの。ボトムにはボリュームスカートを合わせ、クリーンな白に存在感を。グッチのGGロゴのクロスボディバッグが全体を引き締め、リュクス感をプラス。足もとはアクネ ストゥディオズの透けるスニーカーでモードに。
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取材:Atsuko Tanaka(Paris) Akane Takadama(Milano) 撮影:Mari Shimmura(Paris) Marco Bertoli(Milano) 文/エクラ副編S川
【パリ・ミラノのおしゃれSNAP】
撮影/Mari Shimmura(パリ) Marco Bertoli(ミラノ) 取材・原文/Atsuko Tanaka(パリ) Akane Takadama(ミラノ) ※エクラ2025年9月号掲載