パリやミラノの街角では、大人の女性たちがノースリーブを軽やかに、そして品よく着こなしている。彼女たちの“爽やかさ”の秘密は、肌の見せ方よりも、全体のバランスと自分らしく着こなしているから。
カテリーナ(ビューティサロン経営者/ミラノ)
ベストを主役にコーディネートするマダムが多く見られた今季のミラノですが、中でも上品だったのがカテリーナ。デニムのきれいな色味が端正なベストにお似合い。無駄のないデニムのシルエットが全身をスマートに見せています。
ヴァルヴァラ(モデル/ミラノ)
プラダのノースリーブトップス+サンローランのパンツの白いコーディネート。シルエットに無駄がなく、膨張色である白をすっきりと着こなしています。コチネッレのバッグの赤を差してドラマティックに。赤いリップもスタイルの完成度を上げていますね!
テレーザ(弁護士/ミラノ)
今季、ZARAで購入したというトップスとショートパンツがなんとも清々しい! パンツのエスニック柄、靴のボーダー柄にも夏らしさがあふれています。メッシュのバッグは、かごバッグに続きミラノで勢いがあるそう。軽やかなルックスでいいですね!
カロリーナ(医師/ミラノ)
ナチュラルな素材感のショートパンツに、フェミニンな透け感トップスとヌーディなサンダルを合わせ、繊細でエレガントな雰囲気に。ショッキングピンクのバッグがぴしっとイメージを引き締めています。
エカテリーナ(主婦/ミラノ)
「セットアップは自分でデザインしてオーダーメイドしたもの。トップスはクロップト丈、スカートはロング&リーンなシルエットにこだわりました」。バングルを重ねた手にバッグをクラッチ風に持つのがマダム流。足もとはアディダスで軽快に。サングラスはクロエ。
ペルニル(インテリアデザイナー/パリ)
トップスとパンツはMassimo Dutti、ベルトとサンダルはエルメスで、カジュアルスタイルに気品をプラス。夏らしいレザーのメッシュバッグはPolène、サングラスはラルフ ローレン。さりげないベージュの小物使いで抜け感のある白のハンサムコーデが完成。
アンジェリーク(会社員/パリ)
なんと、前出のサンドリーヌと姉妹だそう(なんておしゃれな姉妹でしょうか)。サンドリーヌと真逆の「上が黒、下が白」スタイルですが、スカートは結構甘めなティアードデザインであるにもかかわらずすっきり大人な印象にまとまっているのは、ひとえにシャープな黒トップスのおかげ。ここで華奢なサンダルではなくコンバースを合わせているのも甘さのセーブに効果的。
ソニア(不動産関係/パリ)
ほぼノースリーブのトップスと、パンツのメリハリが見事。単色でまとめてあるのに平板にならないのはボリューム感の調整に成功しているからですね。クロエのキャッチーなサングラスにグッチのバッグと、ディテールに華のあるアイテムで素敵に盛り上げています。
パオラ(会社員/ミラノ)
大人顔のグレージュのパンツに、色の効いたミッソーニのトップスとボッテガ・ヴェネタのバッグを合わせて。プラダのベルトでウエストをマークしてスタイルよく仕上げていますが、わざと中心からずらしてつけているのですって。これで着こなしにリズムが生まれていますね。ファッショニスタ!
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取材:Atsuko Tanaka(Paris) Akane Takadama(Milano) 撮影:Mari Shimmura(Paris) Marco Bertoli(Milano) 文/エクラ副編S川
【パリ・ミラノのおしゃれSNAP】
撮影/Mari Shimmura(パリ) Marco Bertoli(ミラノ) 取材・原文/Atsuko Tanaka(パリ) Akane Takadama(ミラノ) ※エクラ2025年9月号掲載