パリもミラノも、マダムたちは“自分らしさ”を一番に、トレンドも軽やかに楽しんでいる様子。フラット靴で街を元気にかっ歩するおしゃれマダムのスタイルには、まねしたい発見がいっぱい!
①お手本にしたい!こなれスタイル
冬のこなれスタイルのお手本は、やっぱりパリ&ミラノの2都市!
アニック(インテリアデザイナー・パリ)
襟に切り返しがある、スッキリとしたラインのボルドーカラーのコートは、長年大切に着ているというオールド セリーヌ。新作バッグ“ディオール ボビー”を斜めがけにして、さらに長めにラフにかけたマフラーで、今年風のエレガントな着こなしに。イエローのベルボトムパンツを合わせた個性のあるカラーミックスコーデは、足もとのスニーカーとリンクさせ、全体にまとまりを出して。
アンナ(イベントオーガナイザー・パリ)
斜めがけにしたジャックムスのミニハンドバッグがかわいいアクセント。ボリュームのあるトレンチは、ストックホルムのトーテム。ハイウエストでベルトを絞った、メリハリのあるシルエットがエレガント。インナーには、白のタートルにライトブルーのアクネ ストゥディオズのスウェットで、シンプルになりすぎないスタイリングに。ロングブーツは、ブルガリア発のブランド、バイファーのもの。
ソフィ(ジュエリーデザイナー・ミラノ)
ベーシックな着こなしのシックなアクセントにもなるロングジレを、ジャケット感覚で着るマダム。ニットのフーディもボリュームが出すぎないフォルムで、サイドラインパンツから縦につながるIラインが強調され、スタイルアップ効果もかなえてくれる。使い込んで深い味わいのあるサンローランのニキ チェーンバッグとゴールデングースのスニーカー。大人の女性らしいぬくもりと抜け感が素敵。
ナタリア(コスメブランドオーナー・ミラノ)
ベーシックなアイテムこそ高級感のある素材やシルエットがカギに。バーバリーのチェスターコートをさらりと肩かけしたり、カシミヤのタートルニットを無造作にウエストインしたり、センスフルなスタイリングが印象的。セレブにもファンが多いアクアズーラの上品なマウンテンブーツとモードなパンツを同系色にすれば、脚が長くすっきりきれいに見える効果が。斜めがけしたバッグはロエベ。
②明るくきれいな色みが主役
ニュアンスカラーからビビッドカラーまで、思い思いに、明るい色使いを身につけているマダムたちが増えている。
ムリエル(女優・パリ)
ボトムはワークパンツやサロモンのスニーカーでボリュームを出してマスキュランに。ブルーで合わせたジャケットや斜めがけにしたバッグ、マフラーもぐるぐる巻きにして、トップスはコンパクトに。絶妙なバランスが、ゆるさのあるスタイリッシュさを感じさせて。
マルティーヌ(主婦・パリ)
上質な毛皮に定評のあるスプラングフレールのベージュコートをメインに、インナーも白やベージュで統一。モスグリーンのマフラーが顔まわりにほどよい明るさを、細身のライトデニムでボトムにも軽快さをプラス。ベルトやブーツに引き締めカラーを取り入れて。
オレリア(インテリアデザイナー・パリ)
オフホワイト×ベージュのワントーンスタイリング。ウエストをマークしたフリースジャケットに、マフラーをシンプルに巻いて上半身をコンパクトに。さらに細身のデニムですっきりと。ビルケンシュトックで“見せる靴下使い”はまねしたいポイント。
マリネッラ(主婦・ミラノ)
プラダのスキニーデニムにVネックトップスを合わせたワンカラーコーデ。発色の美しいエルメスのチェック柄大判ストールは、コートがわりにラフにはおるだけでおしゃれ度がアップ。デコルテにはビーズアクセサリー使いで、大人の遊び心をプラスして。ブーツもエルメス。
アレッシア(PR・ミラノ)
ボリュームたっぷりに広がるデニムスカートには、ペルーの女性たちの手仕事の技でつくられたという、鮮やかなブルーのアルパカ製アウターを。一方顔まわりはタイトに巻いたエルメスのスカーフ、カシミヤのニット帽、トムフォードのサングラスで小さくまとめてメリハリを。
ジョルジャ(フォトグラファー・ミラノ)
気持ちが上向きになるハッピーカラーのコート。いつものトップスとデニムに合わせるだけで一気に華やいだ印象に。存在感がきわだつ赤を、ディオールのサドルバッグの陽気なラスタカラーで拾ってコートとリンクさせるテクもまねしたい。ニューバランスのスニーカーで軽快に。
③個性が光るアウター
トレンドのスポーティ、こなれデザインのチェック、端正なコートなど、アウターも自分らしいセレクトを楽しんでいる!
スポーティ
キアラ(テクノロジー関係・ミラノ)
バブアーのロング丈ワックスドコート。すそから少しだけ見えるチープマンデーのデニムとサンローランのウエスタンブーツで、タイトフィットかつ直線的なシルエットに。ジルサンダーのホワイトカラーのバッグが、ミニマルスタイルに拍車をかけて。サングラスはセリーヌ。
パトリツィア(デザイナースカウトマン・ミラノ)
サカイのボンバージャケットを大人の貫禄で楽しむマダム。フーディで軽やかにアップデートしつつ、白のワイドパンツでリラクシーに着こなして。ステラマッカートニーforアディダスのスニーカーとジャックデュランのメガネで、ややくせをつけて、今どきのバランスに。
クレリア(エリアマネージャー・ミラノ)
長め丈のナイキのMA-1タイプを軸に、インの上下を淡いローズピンクで品よくまとめながら、白いTシャツのチラ見せレイヤードでスタイリングに抜け感を。ムードの異なるアイテム同士を気負わずにマッチングすることで意外性の高い着映えに。斜めがけバッグはディオール。
クリスティーナ(PR・パリ)
エールフランスでも着用されているネイビーのブルゾンは、ジャストサイズをセレクト。ジルサンダーのシンプルなパンツやジップアップのブーツを合わせて、きれいめスポーティにアレンジ。アクセントカラーには、白とイエローをチョイス。ミニバッグはデンマークのエコー。
チェック柄
アンヌ=マリー(建築家・パリ)
マージュのベージュのチェックジャケット、切りっぱなしのホワイトデニム、アディダスのスタンスミス、と定番のアイテムを使ったスタイリング。何げなく巻いたマフラー、アメリカ発イレステーバのサングラスなど、上質な小物使いで洗練された着こなしにグレードアップ。
アナ(バイオテック関係・ミラノ)
サカイらしいひねりを加えたハイブリッドなアウターに、ミラノで人気のロエベの太めロールアップデニムで高センスを感じさせる着こなし。「エコ、サステイナブルに積極的なブランドの商品を買って応援しています」と、we-ar4のスウェットとショルダーバッグをチョイス。
きれいめ
クリスティーヌ(料理コンサルタント・パリ)
ウエストをマークし、襟を立てたコートは、’70年代のセリーヌ。コペンハーゲンで見つけたお気に入りの一着だそう。手袋やバッグ、サングラスは、エルメスのヴィンテージでそろえ、サステイナブルなスタイリングに。グレーやネイビーの落ち着いた色使いがエレガントさを演出。
④バッグは斜めがけ
ブランドバッグもカジュアルバッグも、斜めがけするマダムが急増中。上質なカジュアル感を演出するのに最適なテクニック!
ロベルタ(実業家・ミラノ)
自分に似合うスタイルを熟知しているマダム。ブルマリンのコートにディオールのアイコニックなサドルバッグで視線を上に集める工夫を。華とツヤがある優美なパンツとコンバースのハイカットでスポーティさを加えた辛口ドレスアップ。サングラスはサンローラン。
カロリーナ(主婦・ミラノ)
ゆるシルエットのボトルネックニットとフェイクレザーパンツに、H&Mのダウンジレでこなれ感を。シャネルのバッグを投入すれば、日常の装いがすぐさま上質なたたずまいに。手もとには、キャロリーナ・ブッチのカラフルなビーズブレスをたっぷりと重ねて。
マルタ(ビジュアルマーチャンダイザー・ミラノ)
カジュアルにもきちんとにも、コーデしだいで表情を変えるJW PEIのバッグ。プラダのニットにチェック柄パンツ、ヴァレンティノのスニーカーというハンサムなルックスに、ザラのもこもこファーコートとクロコ型押しデザインのバッグでレディさをプラス。
アレッシア(ファッションエディター・ミラノ)
ダンガリーシャツ、マルジェラのざっくりニットの上からプロエンザスクーラーのバッグを斜めがけ。フレッシュなイエローをさし色に、メンズのチノパンでリラックスムードなのに、まわりと差がつくワンランク上のおしゃれ。トムフォードのサングラスもスパイスに。
ジュリア(インテリアデザイナー・ミラノ)
メゾンキツネのボーダーTと紺色ニット、ユニクロのデニムに、スポーツマックスのアニマル柄コートでパンチを効かせたスタイリング。クラシックなグッチのホースビットのバッグでさらにブラッシュアップして。冬でもヌーディな足もとで、ヘルシーな色気を。
フロランス(占い師・パリ)
ベージュトーンでまとめたトレンチコートスタイルに斜めがけしたのは、ライトなカーキの米軍ミリタリーバッグ。キャンバス地でマチもあり、太いストラップ使いが今どきスタイルにマッチ。パソコンなどを運ぶ仕事のときにも便利で、毎日使いしているのだそう。
⑤足もとはボリューム感
厚底フラット靴が席巻!シンプルスタイルも、足もとのボリューム感でたちまち新鮮バランス。
ボリュームブーツ
キャロリーヌ(空港勤務・パリ)
今年人気のチェルシーブーツ。コペンハーゲン発のビリビは、エッジの効いた厚いソールをアップデートした一足。オリジナルのブラウンの縁取りは、デニムとの相性もよさそう。
エステル(プロデューサー・ミラノ)
タータンチェックコートをゆるく着て女性らしいムードを醸し出していたマダム。ブラックデニムにJWアンダーソンのチャンキーソールのサイドゴアで足もとはマニッシュに。
クレール(編集者・パリ)
レザーのマウンテンブーツをふだん使いにも活用。クラシックなデザインが今また新鮮! だそう。デニムを合わせたカジュアルスタイルはもちろん、コーディネートの幅が広がる。
ボリュームスニーカー
リリアン(弁護士・ミラノ)
セリーヌの端正なオーバーサイズコートと重めの足もとで冬のデニムルックを一新。ショートヘアに控えめなジュエリー使いで全体をシンプルにまとめたら、ディオールのスニーカーとスポーツソックスで、タフな女性のニュアンスを加えて。
マーレイヌ(主婦・パリ)
バレンシアガのトラックトレーナー。ホワイトにネオンカラーのオレンジがアクセントのスポーティなデザイン。5cmのソールになっているので、スタイルアップにも。
アンナ(ファイナンス・ミラノ)
モノトーンコーデは小物を替えるだけで気分が上がる。グッチのGG ソックスにディオールのカムフラージュ柄スニーカー。足もとからモダンでスポーティなエッセンスが香る。
アニック(インテリアデザイナー・パリ)
クロエの ブレーク ロウトップ スニーカー。素材をミックスした都会的なデザインと、軽量のラバーソールが人気。ビタミンカラーで冬のスタイリングを盛り上げてくれる。
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