今シーズンのエルメスの新作は、「ケリー」の回転式のとめ具をデザインポイントにしたウォレットバッグ。実用性を備えて使いやすく進化。
ウィットに富んだハイブリッドデザインに辛口の黒が調和して
20世紀初期に誕生したバッグ「ケリー」は、素材やモチーフの再解釈を繰り返し、常に新しい世界を広げている。今シーズンの新作は、「ケリー」のアイコン、回転式のとめ具の「トゥレ」をデザインポイントにしたウォレットバッグ。スクエアなフォルムに深いブラックがモダンに映える。3つのコンパートメントに整理することで、スマートフォンやカードケース、イヤホンなど必要なものにすぐ手が届く仕組みが実に現代的。ストラップの向きをつけ替えると、縦・横の両方向に着用できる。今の時代のニーズをとらえた実用性を備え、荷物を取り出す日常の仕草をスマートに――そんな「用の美」が宿るのもメゾンの神髄。
ウォレットバッグ「ケリー・マルチポケット」トゥー・ゴー(H16×W11×D5㎝)¥1,430,000/エルメスジャポン(エルメス)
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撮影/生田昌士(hannah) スタイリスト/青木千加子 取材・原文/三尋木奈保 ※略号は次のとおり。H=高さ、W=幅、D=マチ ※エクラ2024年4月号掲載