このたび、富岡佳子さんがものづくりのプロジェクト「ARGIET(アルジット)」を始動した。目ざすのは「好きを追求してカタチにし、皆が幸せになれる循環」と語る。第1弾はニット。エターナルな長め袖のニットを紹介。
「ジャケットやコートの袖からクシュッと出して着たくて。エターナルな長め袖を作りました」
「クルーネックのニットは、ベーシックなシルエットに、袖を長くしてボタンをあしらいました。ボタンがポイントとなり、一枚で着ても様になるし、ジャケットやコートのインに着て、長めの袖がクシュッと出る感じもかわいくてお気に入りです。ウール80%、カシミヤ20%で、写真のチャコールのほかにネイビーも」。
ボタンニット¥46,200/アルジット パンツ¥64,900/イレーヴ ピアス右耳¥24,200 左耳¥26,400/マリア ブラック 表参道店(マリア ブラック) 靴¥174,900/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ)
「ARGIET」のインスタグラムID:argiet_official
ECサイト:https://apj-japan.com/pages/argiet
「ARGIET」とは、フランス語で粘土を意味するARGILEと富岡佳子の頭文字のTを組み合わせた造語。ジャンルレス、エイジレス、ジェンダーレス、タイムレスなものを、そして私自身が心から「好き」と思えるものをカタチにし、提案していくためのプロジェクトです。ファッションだけではなくライフスタイル全般にわたり、長く愛用していただけるものをていねいに作りたい。買ってくださるかたはもちろん、作り手も環境も幸せになれるものづくりをしていきたい。そう考え、たどりついたのがブランドではなくプラットフォームをもつということでした。揺るがない軸をもちながら、これまでの経験値を惜しみなく注ぎ、作り手の力をお借りして。粘土のように自由に柔軟にカタチを変え、皆さまが笑顔になってくださるものを提案できれば。
最初に手がけたのは大好きなニットです。私のワードローブに欠かせないエッセンシャルアイテムのひとつがクルーネックのカシミヤニット。シンプル&ベーシックで今っぽさも感じられ、手の届く価格で、と思うとなかなか見つかりません。心から「好き」「欲しい」と思えるニットと、いつかご一緒したいと願っていた新潟県・五泉(ごせん)市にあるニット工場と作る幸運に恵まれました。五泉ニットと呼ばれ、世界一の縫製技術を誇り、パリコレに参加する名だたるメゾンのニットも手がけています。工場に足を運び、作られたカシミヤのニットに触れたときは「うわぁ、気持ちいい」と思わず声が出たほどです。品質の高さ、着ると笑顔になるふわっとリッチな肌ざわりには妥協せず、適正な価格で。デザインは奇をてらわずシンプルに、今のムードをほんのひとさじだけ加えました。長く着られ、主役にも脇役にもなり、手持ちの服ともコーディネートしやすい。私自身が毎日着続けたいと思える、理想のニットが完成しました。
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