本誌副編S川が、アラフィーのおしゃれを熟知しているエクラ関係者にぐいぐい(?)迫って、素敵な着こなしを勝手に分析します!
こんにちは。本誌副編S川です。
突然ですが、皆さん、黒い服はお好きでしょうか? 私などは大好物でして、しょっちゅう手が伸びてしまうのです、特にこんな冬まっさかりの時期は。ですが、上下とも黒を着たりすると、なんだか手抜き感が出てしまう……。そんな私がお手本にしたいのが三尋木さんの「全身黒」なのです。
見てください、この優雅な黒スタイル。同じものが欲しくなっちゃうくらい素敵なのですが、三尋木さん、どこのものなんですか?
「上下ともCHIEKO+というオンラインブランドのものです。基本的に辛口なお洋服ですが、その辛さがメンズっぽい方向にいかず、つねに根底にエレガンスが貫かれているのが私的にツボなのです。デザイナーは宮原智恵子さん。インスタで披露されている着こなしが、とっても素敵。インスタを見ていると、真摯な愛情をもって、丁寧に洋服をつくられているのがわかります。
最初にパンツを買ってみたらシルエットが抜群にきれいで、すっかりファンに。以来、ブラウスやジレなど着々とコレクションが増えています」。
おしゃれの達人、三尋木さんの熱愛ブランドとなると見逃せません。今回の服の魅力、着こなし術をじっくり拝見していきましょう。
1.同じ黒でも”異素材合わせ”で、まったり見せない工夫を
「ブラウスはシアー感のあるシャギー素材。ほのかにラメが配されていて華やか。
この素材でボリューム袖だと甘さ過剰で大人が着ると妙な感じ(「甘おばさん」アラートです!笑)になりますが、そこはちゃんと計算されていて、セットインの肩ですっと長い袖。長いカフスは別布で、カリッとした引き締め感に。
パンツはなめらかで、ツヤのあるウールシルクもリッチでいいんです♡」
着るだけで華やかさをもたらすシャギー素材と、それを受け止めるプレーンで上質なウールシルク素材。異素材の組み合わせが、全身にリズムを与えます。
2. 透け感があることで、心地よい”抜け”が生まれます
ブラウスはシャギー素材ですが、ほんのり透けるのもポイント。ボリュームがあると着膨れ感が出てしまうのですが、透け感があるともっさり感も威圧感もゼロ。
「この冬は忘年会、新年会、会食など華やかなお出かけが、やっぱり増えましたよね。肌が透ける感じも品よくて、そんなお出かけシーンでちょうどよく着映えます」。
3. 縦落ち感を重視して、スマートさを印象づけます
「トップスの着丈は、後ろがぐっと長いのもしゃれていて、動いたときにきれいなんです。パンツはワイドシルエットがめちゃくちゃ脚長に見えるんです! タックの位置や、サイドのはぎの位置も計算されていて、お腹まわり、腰まわりがすっきり見えます」。
いちばん初めの写真でお見せしたように、なんといっても流れるようなラインが魅力ですよね。黒のもつ、スタイルアップ効果を存分に生かしていて素晴らしい。オーバーサイズではなく、セットインスリーブで肩から二の腕のラインをスマートに見せ、パンツはワイドではあるけれども広がりすぎず、で絶妙なシルエットを形づくっています。
4.ネックレスのダブル使いで、軽快さと明るさをプラス
縦落ち感といえば、ロングネックレスも有効。こちらもCHIEKO+のものだそう。ソフィー ブハイの短めパールネックレスとの組み合わせがメリハリを生んでいます。黒いトップスに映えますね。
5.「ブラウン」を黒に合わせているのが上級者の趣!
最後にお伝えしたいのが「小物合わせの妙」。全身が黒の日は、いつも思考停止状態で黒の小物を合わせている私はハッとさせられました、このブラウン合わせに。モード感と温かみが共存する、素敵な組み合わせですよね。ブラウンは最旬カラーでもあり、着こなしの鮮度を上げる意味でもいい感じ。ワンドラーのバッグ、ジャンヴィト ロッシのパンプス、ともにかっちりとした印象で、今回の全身黒のすっきり感をサポートしています。
さて、今回の分析は以上となります。一番楽そうでありながら、実は一番着こなしが難しいのが全身黒かもしれません。奥深さと面白さを三尋木さんに教えていただいた気がします!
そして、突然、宣伝で恐縮ですが! ただいまおかげさまで絶賛発売中のエクラ2.3月号では、「ノワール・エレガンス」と銘打って、新鮮な黒の着こなしを徹底的にご紹介しております(ライターは三尋木さん!)。みなさまのお役に立ちましたらうれしいです!
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