「大人のスニーカー選びは、トレンドよりも”どんなスタイルに合わせたいか”という目的を持つことが大切」と語るスタイリスト徳原さん。着こなしのスパイスになりつつも、主張しすぎずより洗練されて見せる小道具としてのスニーカー選び。履き心地が良く歩きやすいからこそ、その存在に甘えずにファッションを意識した視点を持つことがスニーカー選びの成功のカギとなる。この春のスタイルに履きたい、ベストなスニーカーを人気ブランドから厳選セレクト。
パンツにもスカートにも合う万能の”ロープロ”
asidas Originals「SAMBA OG」
ロープロ(=ソールが薄くて甲の高さの低いスニーカー)のはしりであるサンバからは、オーセンティックな白地に黒のスリーストライプスのデザインをチョイス。「今までソールが厚いトレンドが続いていたので新鮮に見えるのが魅力。サンバもいろいろなバリエーションがあるのですが、このモノトーンのクラシカルなモデルが大人にはちょうど良い。スタンスミスほどほっこりもせず、パンツでもスカートでも合わせられるのも良いところ。白スニーカーを定番的に履いていた人がこのサンバを取り入れると、程よく今っぽくスタイルを更新できますよ」
シンプル派のためのインパクトスニーカー
ASICS「GEL-VENTURE 6」
ASICS「GEL-VENTURE 6」¥13,200(2月発売予定)
トレイルシューズと同じアウトソールパターンによって、さまざまな路面で優れた衝撃緩衝性とグリップ性を発揮し、履きやすさに定評のあるシリーズ。「とにかく履き心地がよくて滑らないのがエクラ世代にはうれしいポイントですが、注目したいのはこの新色。赤みのないカーキブラウンとベージュのコンビの、ありそうでないおしゃれな色合わせ。ラインが際立つデザインなので、ぱっと見派手さがありますが、色柄を服に取り入れるのはハードルが高い、と敬遠するシンプルスタイル派の着こなしに程よくインパクトをプラスしてくれます。カジュアルな着こなしもほっこりせず、しゃれ見えします」
春のフェミニンスタイルに寄り添う”優しい白”
PUMA「H-STREET EMBROIDERY」
PUMA「H-STREET EMBROIDERY」¥12,100(3月下旬発売予定)
ファブリックの地にサイドのフォームストライプは良く見ると刺しゅう、というローテク感が新鮮に感じるクリーンな一足。「ほぼファブリックで構成されているので、とても軽くて、優しい印象のスニーカー。刺しゅうデザインも気が利いている。フェミニンで甘めのスタイルが好きな人や、スポーティなデザインが苦手な人も無理せず合わせやすい一足です。白でもクリーム色のような優しいトーンなので、春らしいパステル系の服にもあわるのもおすすめです」。シルエットはあくまでスリムなロープロなので、ナチュラルすぎない絶妙な存在感。
雨の日にも活躍する究極の”シンプルブラック”
On「Cloud 6 Waterproof ブラック」
Onの代表格ともいえるCloud 6シリーズから登場したウォータープルーフタイプ。クッション性抜群の超軽量フォームはそのままに、雨を通さない防水メンブレンをアッパーに配した。「シンプルなのに、スタイリッシュなシルエットやソールのデザインで地味にならず、適度な存在感が。足もとは引き算して仕上げたいときに、すっきりとモダンな表情を作ってくれます。履き口が広く、シューレースがゴムなのでスリッポンのように快適に履けるのも素晴らしい。雨の日にも活躍するので、これ一足持っていれば季節問わず安心です」。
クリーンでシャープな定番は、白を選んで大人顔に
Salomon「XT-6」
履き心地と耐久性に定評のあるサロモンのベストセラーからは、白をチョイス。「白スニーカーを更新するなら、カジュアルだけど子供っぽくないサロモンもおすすめ。スポーティさがありながら細身なので、きれいめなスタイルをあえてカジュアルダウンしたいときにはこれ一足プラスすればOK。個人的にまるみのあるスニーカーが好きではないのもありますが、大人にはごつすぎないスタイリッシュなシルエットがおすすめです」。