街で輝いていたマダムに声をかけ、追っかけスナップ! “整頓の哲学”を伝授する書籍を出版しているというパリの実業家・マリーさんをクローズアップ。お気に入りのファッションや生活から、彼女らしい“スタイルの核”が見えてくる!
自分の“好き”を大切に、本当に必要なものを選びとって
マリー<実業家、「L’ARRANGEUSE」主宰>
「インテリア・エコロジー(l’Ecologie d’Intérieur®)」を提唱し、インスタグラムで22万以上のフォロワーをもつ実業家のマリー。
「私にとってファッションとは、自分を表現する方法のひとつ」という彼女のワードローブは、自宅のインテリアと同様、白やベージュを基調としたニュートラルなカラートーンで統一されている。「顔色を明るく見せてくれるピュアなオフホワイトやクリーム系の色が好きで。10年くらい前からこのスタイルに落ち着きました」。
自身が確立した「インテリア・エコロジー」とは、本当に好きで大切なオブジェや家具だけを選んでインテリアを心地よく整え、心身の健康や地球環境にも配慮するライフスタイル。この哲学は、ファッションに対しても同様。「ただトレンドを追い求めるのはあまり好きではなくて。ふだんから環境に優しく肌ざわりのよい素材や、持続可能な取り組みをしているブランドを選んでいます」。
とはいえ、決してミニマリストというわけではない。「例えばバカンスのときに着る水着が大好きだから、いっぱい集めているの。それからハイヒールの靴は女性らしいオーラと自信をつけてくれるので、今でも大切にしています」。愛着のあるアイテムはコレクションし、日々のおしゃれを楽しむ一面も。
「シャネルやディオールのように、シンプルで上品、普遍性をもつモダンさに惹かれます」と話すマリー。流行に流されない、凛としてタイムレスなスタイルを貫きながら、フェミニンな優雅さも忘れないのが彼女の美しさの秘訣だ。
夫とのディナーは自分らしくドレスアップ
夫とディナーへ出かけるときは、ドレッシーな装いで決めて。ヴァネッサ ブリューノのスカートに、サステイナブルなカシミヤブランドLinnea Lundのニット、NATANのコートも色みを合わせて。
淡いカラーも、ルブタンの黒いブーツでスタイリッシュに。自信を与えてくれるというヒール靴はクロゼットにもたくさん。ジュエリー類は’20年代のヴィンテージを愛用している。
仕事の日は清潔感のある装いで
仕事モードのルック。ジョゼフのコートの下には、ベルギーブランドのNATANのニットとパンツを。長身を生かしてくれる、「ハイウエストでドレープのきれいなボトムが好き」というマリーのお気に入りのアイテム。
濃紺のセリーヌのバッグで、全身を引き締めて。
大切なものだけを残したインテリア
夫とふたりの子供とパリ左岸に暮らしているマリー。歴史的建築を1年以上かけてリフォームした自宅に家族4人で暮らす。
見渡すかぎり真っ白のインテリアで、ビルトイン式の棚にあらゆるものが収納されている。静謐でミニマムな空間が印象的。
Marie Quéru(マリー・ケル)名義で、整頓の哲学を伝授する著書 をこれまでに2冊出版している。
Instagram:@larrangeuse