新しい季節の到来を真っ先に告げる、新作シューズ。特に、きちんと感とトレンド感を両立するローファーは、エクラ世代にも人気のアイテム。その春の新作を、靴好きスタイリスト・戸野塚かおるさんが厳選セレクト。足もとから春一番のおしゃれを取り入れて!
ヒールを履いたほうがもちろん脚はきれいに見えるけれど、歩きやすさやスタイリングのアクセントとしてあえてローファーを選びたくなる春の着こなし。そんな時、気を付けるべきポイントは?
「まずは全身を鏡で見てください。ローファー選びのコツは、全身の中でのバランスです。自分に必要なソールの厚さ、トゥの形を意識して。全身に対して、足ばっかり大きくはないか?、逆に足が小さくスタイルが貧弱にみえないか?、など全体バランスを見てみることが大事。今の自分に必要な形とデザインを選んで、きちんと手入れをした美しいローファーを履けば、春の大人トラッドスタイルが輝きますよ」
チャーチのスタッズローファー
¥ 156,200(予定価格)/チャーチ クライアントサービス
クラシカルで品の良い、チャーチならではのシルエットを、スタッズで飾ったマスキュリンな一足。「全身黒の着こなしに合わせて、シルバーアクセサリーを大胆にじゃらっととつけてこのローファー、なんてかっこいいスタイルが思い浮かぶクールなデザイン。黒のローファーを大人が選ぶなら、少しツヤがあったり、パーツなどにアクセントがあるほうが、スクールっぽさから抜け出して洗練された印象を作れます」。
サンローランのミュールローファー
¥176,000/サンローラン クライアントサービス(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ)
しなやかなブラウンスエードをハンドステッチでギャザー仕立てにした、クラフト感のある一足。かかと部分をなくし、さっと履ける軽やかなシルエットに仕上げたスリッパタイプのデザイン。「ローファーというと、男前なイメージだけど、これはスリッパタイプでラフなムードもあるのが魅力。程よく肩の力が抜けた素材感やシルエットは、着こなしに抜け感を作ってくれる存在として活躍しそう!」
ジル サンダーのホワイトローファー
¥159,500/ジルサンダージャパン(ジル サンダー)
絶妙なエッグシェルカラーのホワイトローファーは、ノットデザインをアクセントに。「白い靴ほど、これからの季節に活躍させて欲しいアイテム。素足で靴を履けるようになる季節、白いローファーは白スニーカーのような感覚で取り入れたい。ローファーってソックスの合わせが難しい、と思うことがあるのですが、これは素足が似合うデザインなので迷わない。ジル サンダーらしいモダンさとクラシカルさのミックスマッチ具合も素敵!」。
ボッテガ・ヴェネタのムートンローファー
¥ 181,500/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ)
柔らかなムートン素材で仕上げたローファーは、ちらりとのぞく白いボアと結び目デザインのフルサドルがチャーミング。「まだまだ寒い日もあるので素材感は今の時期に合わせつつ、シルエットはすっきりと。着こなしまで軽やかに仕上げてくれるこんなローファーで、足もとの印象チェンジをするのもおすすめ。ムートンの柔らかいローファーは冬から春へと移りかわる季節にぴったな”スライドシューズ”です」。
トッズのピンクローファー
¥119,900/トッズ・ジャパン
すっきりと端正なビットローファーが、ピンクで春らしい表情に。「ローファーで色を取り入れてみたい人におすすめなのが、こんな上品なピンクベージュ。フェミニンなスタイルが好きな人は特に、ローファーというとメンズっぽいアイテムだと敬遠することも。ベージュピンクやエクリュなどの優し気カラーのローファーなら、気負わずに取り入れられて、着こなしもまろやかかつスタイリッシュに仕上げてくれますよ」。
エンポリオ アルマーニのブラックローファー
¥108,900/ジョルジオ アルマーニ ジャパン(エンポリオ アルマーニ)
カジュアルになりがちなモカシンローファーを、スリムシルエットとガラス加工のレザーでエレガントに仕上げたアルマーニらしいデザイン。「極力シンプルで無駄を省いた潔いデザインが美しい。マスキュリンで知的なイメ―ジの靴はスーツに合わせたくなるけれど、タキシードジャケット合わせてよりドレッシーに、あるいはカジュアルなデニムスタイルのはずしにしても似合いそう!」。
ジャンヴィト ロッシのベージュローファー
¥163,900/ジャンヴィト ロッシ ジャパン(ジャンヴィト ロッシ)
この春、白やベージュなど明るい色のローファーに注目する戸野塚さんイチオシのベージュが、こちらのミルクティーカラー。「エクリュのようなこのトーンは、真っ白よりも悪目立ちしない合わせやすさが魅力。きれいな白やベージュのワントーンスタイルの時に、無難に靴だけ黒を合わせてしまう人がいたら「ちょっと待った!」とおすすめしたい、そんな色(笑)。着こなしの洗練度を高めてくれますよ」。
ロロ・ピアーナのタッセルローファー
¥243,100/ロロ・ピアーナ ジャパン(ロロ・ピアーナ)
クラシカルなスタイルのタッセルローファーは、着こなしのアクセントになる上品なバーガンディカラー。「脚長効果もあるさりげないローヒールはシルエットが美しく、タッセルやステッチのあしらい、長めのノーズでメンズっぽいクラシックさも新鮮。春の軽やかで少しラフになった着こなしを程よく引き締めて、大人の品格を授けてくれる存在に!」。
ロジェ ヴィヴィエのパテントローファー
¥242,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ)
つやつやのパテントにビジューバックルが輝くドレッシーな一足。「ロジェ ヴィヴィエらしく、ローファーといってもパリの香りのする、エレガンスが際立つデザイン。厚底ではないので、バランスもすっきりしているのが今の気分。バックルも少し横にセットし、そのほかはシンプルなバランスでまとめたデザインは品よく華やか。春のドレスアップにぴったりです」。