みなさん、こんにちは! エディターの三尋木奈保です。今月から、ここwebエクラにて連載をスタートすることになりました。ファッションや暮らしにまつわるあれこれをゆるーく語っていきたいと思いますので、お付き合いのほど、どうぞよろしくお願い致します♡
さて、今月はロングコートの着こなしについて。コート姿を素敵にするために私が意識しているのは・・・
「コートの中は、コートとコントラストがつくワントーンでまとめると、うまくいく!」
たとえば、キャメルのロングコートの場合。この日は、中のニットとパンツをオフホワイトのワントーンでまとめています。
コート・パンツ/CHIEKO+ ニット/エイトン バッグ/ザ ロウ 靴/ピエール アルディ
こっくりしたキャメルに対して、中は明るさのある白。はっきりと色のコントラストをつけているのがポイントです。コートの輪郭がくっきりと浮き立つと同時に、ワントーンでまとめたニットとパンツのIラインがすらりとした印象をつくってくれるので、ロング丈のコートも、ぐっと軽やかに見えるんですよね。
反対に、このキャメルのコートの日は、インにベージュは選ばないかも・・・。キャメルとベージュは色が近いので、ロングコートがまったりと重い印象になりがちだから。
そしてもうひとつ。インのニットとパンツ、同じワントーンでまとめていますが、素材感の差を意識することも大事。ニットはややシアー感のあるハイゲージで薄手なのに対して、パンツは太畝の地厚なコーデュロイ。素材感のメリハリをつけておくと、白のワントーンにも表情が出て、コートを脱いだときものっぺりしません。コート姿がいくら素敵でも、オフィスやレストランに入ってコートを脱いだとき、突然あっさり地味な人になってしまうのは避けたいですものね。
また別の日のコーディネートもご紹介します。この日のコートのインは黒でまとめています。キャメル×黒のコントラスト配色は、昔から好き♡
コート・スカート/CHIEKO+ ニット/ギャルリー・ヴィー バッグ/トッズ 靴/ファビオ ルスコーニ
プレーンな黒ニットと、細かいレオパード柄の黒ベースのスカート。柄の効果でリズムがつくので、コートを脱いだら真っ黒クロスケ・・・となるのを回避! ほかに、サテンなどツヤ感のある黒スカートも有効だと思います。
私がコートの中の「ニットとボトム」の素材感にこだわるようになったのは、近年ストールをほとんど活用しなくなったのが大きいかも・・・。昔は冬といえばカシミアのストールが必須だったのですが、お年頃のせいか、電車に乗ると、暑くて暑くて・・・! コート自体が冬物で暖かいですし、ストールを持ち歩くのが段々面倒になり・・・(汗)。ストールを巻いているとそれがアクセントになって、コート姿の「映え」に直結しますが、ストールをしなくなった今、インに着る「ニットとボトム」の素材感でメリハリをつけることが、以前よりいっそう大事になった、というワケです。
春まであと2か月・・・! 冬の着こなしにマンネリを感じるころですが、新しい服を買わずとも、手持ち服の組み合わせを工夫することで鮮度アップの道はまだまだあると思います。
この時季、ささやかでも新しいおしゃれの発見があると、かなり気分が上がりますよね♡
みなさま、免疫を上げて、元気に冬を乗り切りましょう!
みひろぎ・なほ/1973年生まれ。大学卒業後、化粧品メーカー勤務を経てエディターに転身。アパレルブランドとのコラボアイテム開発にも多く携わる。著書に、自身のおしゃれルールをまとめた『マイ ベーシックノート』シリーズ(小学館)がある。
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